2006年11月27日
正門前に温泉/帝京大
11月号を発行し終えたある日。「そういえば大学トリビアって来週の掲載だよね?」と魔の(?)声が。かくしてトリビア担当部員の帝大トリビア探しが始まったのだった。しかーし、探せども探せどもトリビアは見つからず、がっくり肩を落とし家路へと向かう担当部員。階段を下りたその場所にトリビアの種は転がっていた。

それでは、担当部員の汗と涙の取材によるトリビアを2つ紹介しよう。
■帝大には「ひたすらの道」という道があるが…実はそれほど長くない。
早速、大学広報課に聞いてみた。

―――なにげなく歩いているこの階段、ひたすらの道という名前らしいですけど本当ですか?
広報課「はい。確かに『ひたすらの道』という名前がついています」(と、ここで地図を見せられる)
―――なるほど。たしかに「ひたすらの道」ですね。でも、「ひたすら」という程の距離じゃありませんよね?
広報課「ひたすらの道の由来は距離とは関係ありません。八王子キャンパスを作った沖永荘一学長の著書『ひたすらの道~私と帝京の半世紀~』にちなんで付けられたものなんです」
【結論】「ひたすらの道」の“ひたすら”は実際の距離とは関係ないが、長い間、学生の通学路として使われていた。

《補足トリビア》
・ひたすらの道の頂上からは多摩が一望できる
・ひたすらの道の階段は全部で132段(帝スポカウント)
■大学のすぐ隣で…温泉が掘られている
ひたすらの道の取材を終えた担当部員は結局、正門から帰ることになった。「あれ、温泉だ?」……再び取材が始まった。
早速、温泉を掘った清水武雄さん(清水産業(株)代表取締役)にお話を伺った。
―――この温泉はいつ掘ったものなのですか?
清水さん「6年前ほど前に掘ったもので、1500mほど掘ったところ温泉が出ました。
昔は井戸屋として飲料水を掘っていた」(と、ここで新聞を見せられる)
新聞記事「……八王子は温泉が出ると清水さんは見込んで調査なしに掘り始めた。自宅の隣の観手観音に安全祈願をし、「何に利用するかも考えずに勝負をかけた」という」
―――始めから温泉が出るという確信はあったのですか?
清水さん「大塚には温泉にまつわる昔話もあったし、この辺は関東ローム層だから掘ればでると思った。深さによって掘り方を変えるんだけど、そこは企業秘密だね。この他天然ガスも出てるけど、ここは採取の規制区域で売れないんだよ。温泉の方は老人ホームなんかで一番、喜ばれてるね」
【結論】大学の隣の温泉は、井戸堀り名人の清水さんというチャレンジ精神旺盛な実業家によって掘られた。
《補足トリビア》
・温泉が出ている場所は清水さんの自宅の庭である
・自宅には地下水も沸いていて誰でも自由に飲料できる
・温泉掘削は清水さんの井戸屋としての最後の仕事だった
・温泉掘削のやぐらはクリスマス用にライトアップされる
・温泉は大学正門から徒歩“45歩”
いかがでしたか? 明日にでも職場や学校で使える知識ばかりでしたね。
かくして担当部員の怒涛の取材劇は幕を閉じた。

《補足トリビア》
・担当部員はこの日、1日でひたすらの道を3往復した
・ひたすらの道の頂上は夜景もキレイ
・大学の隣の「塩釜温泉」はやや褐色で塩辛い
・清水さんの話を聞いている間、担当記者の頭の中では、プロジェ○トXのテーマソングが流れていた
November 27, 2006 11:47 AM
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