2006年07月06日
裕子主将インカレ躍進を予感/中大
<女子卓球部:渡辺裕子>
「今年のチームは今までにないくらい良い雰囲気」。春リーグ後、そう笑顔で語ってくれたのは、中大女子卓球部の主将を務める渡辺裕子(21)だ。
渡辺は高校時代から数々の輝かしい成績を収めていた。そのため、中大に入学してきた時から、渡辺への注目度は高く、周囲の期待も大きかった。「自分は勝たなければならない」という思いがプレッシャーとなり、渡辺に大きくのしかかることもあった。しかし、渡辺はそんなプレッシャーにも打ち勝ち、一つずつ着実に色々な大会で結果を出していった。
リーグ戦やインカレなどのチーム戦で、勝負のカギを握るのはダブルスだ。このダブルスを制することが出来るかどうかで流れは変わる。渡辺はシングルスはもちろん、ダブルスでも活躍を見せた。1、2年次は先輩であり4年次は主将も務めた柏木有希(平17年卒)とダブルスを組み、チームの勝利に大きく貢献。3年次からは、後輩であり高校時代にはヨーロッパ遠征も経験した期待の新人である野上紗矢香とともに、チームの流れを変えた。
中大のエースとして活躍した3年間。そして今年、渡辺は主将となった。今までとは違い、チームをまとめ引っ張っていく立場。当然、責任も大きくなる。しかし、渡辺は「先輩たちが抜けて不安な面もあったけれど、下級生が力をつけてきているので、主将として後輩の成長が楽しみという気持ちもあります」と、笑顔で語ってくれた。こういった考え方も、渡辺の強さの一つかもしれない。
春リーグは5位という不本意な結果に終わった中大女子卓球部。しかし「ミーティングも積極的に行い、チームは今までにないくらい良い雰囲気。インカレでは例年以上の結果が出せそう」と、渡辺が語るように、チームの結束はとても強いものとなってきている。春リーグ戦中には後輩が作ったという手作りのお守りが、選手全員のゼッケンの上につけられていた。
常に注目、期待され続けてきた渡辺。大学生活は残すところあと約9カ月。渡辺はチームのため、そして自分のために、さらなる高みを目指して今日も己の卓球に挑み続けている。
◆渡辺裕子(わたなべ・ゆうこ) 1984年12月22日生まれ、A型、文学部、山梨県出身、仙台育英高から中大、158センチ、今年度関東選手権大会6位、第16回世界大会予選4位通過で日本代表入り
July 6, 2006 09:12 AM
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