2006年06月08日
勝ち気娘、一心不乱に空手道へ/駒大
<女子空手部・若林梨沙>
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小学校5年生の時、親友と一緒に軽い気持ちで行った空手道場。気づいたら胴衣を着ていた。「空手は好きじゃなかった。」当時は形を主にやっていた彼女、中学でもバスケ部に所属し空手は週に1、2度。高校で続ける気はなかった。しかし、道場の先生に組手の才能を見抜かれ成すがままに大会に出場。「やってみたらおもしろかった」そしていまに至る。
空手を始めたのは軽い気持ちだったかもしれない。しかし、その道に進むにしたがって彼女の心は空手一色に染まった。
高校時には選抜3位、インターハイ3位と数々の実績を残し、「女子選手に憧れて」駒大の門を叩いた。当時駒大には奥家、水野(共に03卒)の日本を背負うダブルエースがいた。彼女たちの姿は若林にとって大きく、光り輝いて見えただろう。
そして今年3年生になり、見られる立場となった。「責任感も出て自分たちがしっかりしないと。と思ってやっています」昨年は思うような競技生活を送ることができなかった。「なにをやってもダメだった」彼女の折れかけた心を救ったのは師範やコーチの熱い指導だった。「空手だけじゃない。人間性も尊敬しています」と師範を尊敬、そして信頼し、空手にまい進する。
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今年5月に行なわれた関東大会。優勝を目標にしていたが、強豪の日大相手に負けベスト8。「負けず嫌いだから。1度負けた相手に2度と負けたくない。練習も足りない。もっともっと厳しくいかないと」と練習の鬼と化す。
そんな彼女もアスリートだが、1人の女性。「(空手で鍛えた身体は)スカートやズボンがはまらない。それは困ります(笑)」と気軽にファッションが楽しめない。友達との遊ぶ時間ももちろん少ない。普通の大学生なら逃げ出すところ。しかし「今は空手が1番!」と辛い大学生活も自分のリズムとして充実した毎日を過ごしている。
近年関東大会で優勝から遠ざかっている駒大女子。「勝ちはほしい。でも足元にある練習がおろそかになったら勝ちはついてこない。練習を大事にしっかりやればおのずと結果はついてくる」そうただただ優勝に手を届かせるため練習を積み重ねる。
7月には個人、団体ともに大会が控えている。「あと1ヶ月。ビシッとやって優勝する」と誓う。練習の成果が花開いた時、彼女と仲間には最高の笑顔が咲くことだろう。
◆若林梨沙(わかばやし・りさ)1986年3月2日生まれ。経済学部商学科3年。松商学園出身。好きな食べ物は、ベーグルパン、プリン。163センチ、O型。主な戦績はインターハイ3位、選抜大会3位、全日本8位、平成16年度ナショナルチーム選手。
June 8, 2006 10:33 AM
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