【第68回関西学生対校駅伝競走大会兼西日本大学招待】
主催: 関西学生陸上競技連盟、読売新聞社、滋賀県
日時: 平成18年11月18日(土)午前8時 西浅井町役場スタート
開会式:平成18年11月17日(金)午後3時 西浅井町役場3階・文化小劇場
閉会式:平成18年11月18日(土)競技終了後 大津生涯学習センター
【大会概要】
今年で68回目を数える、この関西学生対校駅伝。京都・丹後半島で行っていた今大会だが、昨年の第67回大会から滋賀の琵琶湖西岸へとコースを移した。それに伴い参加エリアも拡大し、東海・中国四国・九州の6大学も招待校として加える。『東の箱根、西のびわ湖』と称される日を目指し、西日本全域を範囲とした計26校が、秋の琵琶湖を騒がせる。
【コース説明】
琵琶湖最北端・西浅井町の役場をスタート地点に、選手たちは大津の膳所城跡公園を目指して襷をつなぐ。勝負のカギとなるのは、エース区間の第7区。15.1キロのこの最長区間には、全コース中最もアップダウン
の激しい傾斜5度の琵琶湖大橋が構えている。この第7区を制するチームが、このレースを各校といっても過言ではない。
【昨年度総合成績】
1位〔1〕 立命館大学 記録 4時間09分32秒
2位〔2〕 京都産業大学 記録 4時間11分12秒
3位 ※ 第一工業大学 記録 4時間13分01秒
4位〔3〕 大阪体育大学 記録 4時間18分25秒
5位〔4〕 近畿大学 記録 4時間18分30秒
6位 ※ 福岡大学 記録 4時間21分34秒
7位〔5〕 関西学院大学 記録 4時間21分44秒
8位〔6〕 関西大学 記録 4時間21分47秒
〔 〕の数字は関西学生対校駅伝順位 ※は招待校
●今年度出場校
【関西代表校】 ※青色はシード校
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立命館大学
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京都産業大学
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大阪体育大学
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近畿大学
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関西学院大学
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関西大学
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大阪経済大学
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龍谷大学
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神戸大学
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奈良産業大学
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大阪教育大学
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佛教大学
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大阪学院大学
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京都大学
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大阪大学
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和歌山大学
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天理大学
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同志社大学
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京都創成大学
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びわこ成蹊スポーツ大学
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【西日本招待校】
<東海地区> 四日市大学(三重) 名古屋大学(愛知)
<中国・四国地区> 徳山大学(山口) 広島経済大学(広島)
<九州地区> 第一工業大学(鹿児島) 福岡大学(福岡)
【チーム紹介~13人の意気込み~】
駅伝主将・佐々木和裕(経4)
今回がこのチームで走る最後の大会。目標としている総合3位を達成することで、チーム全員で喜び合って終わりたい。おそらく平坦なコースを走ることになるが、他大学のエースたちに負けないよう強気なレースをしたい。
植月孝行(文4)
今年から強化指定クラブに選ばれたからこそ、チーム目標3位を含め、今後へ向けて何か足がかりとなるようなレースをしたい。個人としては区間賞を狙っている。チーム的にはまだ敵わないかもしれないが、立命大・京産大のエースを食うような走りをしたい。
鳥越悟(法4)
昨年大会で出られなかったこともあり、陸上生活最後の試合ともなる今回は、個人としてもチームとしても良い結果で締めくくりたい。自分の走りで流れを変えるようなレースをしたい。
本勉(社4)
大学4年目、最後の大会だが、選手の付き添いとして琵琶湖に行くことになるかもしれないけれど、チーム全員が走る気持ちで、レースに出る選手が最高の走りが出来るよう全力でサポートしていきたい。
鴨川亮(経3)
3年生は来年チームを引っ張っていかなければならない存在なので、そういう意味でも今回は重要な大会だと思っている。4年生に気持ちよく引退してもらうために、しっかり走って笑顔で送り出したい。
山下孝雄(理3)
お世話になった人たちへ恩返しをする機会だと思っているので頑張りたい。自分はスピードが持ち味なので、そのスピード感をレースに生かして、ひとつでも順位をあげられるような走りをしたい。
揖場康司(文3)
春から半年間けがで抜けてしまいチームに迷惑をかけたので、その借りを返すチャンスだと思っている。レースでは、良い流れならさらに良くできるように、悪い流れならそれを変えられるように、全力で走りたい。
上山剛史(社2)
去年は試合直前に肺炎を患い、急きょ試合に出られなくなってしまったので、今年は去年の分まで激走したいと思っている。支えてくれている人たちへの恩返しの気持ちを込めて、頑張って走りたい。
加藤秀和(社2)
7月の全日本大学駅伝予選会ではわずか30秒差で競り負けたので、今回は近大・奈産大には負けたくない。今大会で最後となる4年生のためにも、納得できる試合をしてしっかりと襷をつなぎたい。
吉田慎(法2)
今年から数少ない強化指定クラブに指定されたが、7月に行われた予選会では目標を果たせなかった。この駅伝では、引退を控える4年生のためにも「駅伝3位」という目標達成に貢献したい。
中本修平(理2)
めったにない駅伝大会での対校戦に出場することで、今までにない経験ができると思う。どんな状況でも決して消極的にならず、ライバル校と対等に勝負できるよう思い切って走り抜きたい。
橋野裕介(文2)
2年生から入部したので、今回が初めての大学駅伝。実力的にはまだまだ劣っているかもしれないが、長距離チームの一員として、自分に出来る限りのことを精一杯やりたいと思っている。
園田達也(総1)
夏からこの日に向けてずっと練習を積んできたので、その成果が発揮できるように頑張りたい。上級生だけに頼ることなく、下級生である1,2年生から盛り上げていけるようなレースをしたい。
【スタッフからのコメント】
●安田太郎監督からのコメント
―関学の駅伝チームの強みは何ですか?
一般入試で入学し、陸上競技部に入ってきた選手がほとんどです。そのため一人ひとりの力はそれほど強いわけではないですが、チームとして皆が集まることで大きな力を発揮するのが、関学駅伝チームのウリですね。
―チームの軸となるのは?
植月・佐々木を中心に、4年生がチームを引っ張ってくれています。上級生に頼るばかりでなく、今後を見据えて1・2・3年生がどんな気持ちで走ってくれるかが楽しみです。
―関学はどのようなレースをすると予想されますか?
前半の流れに乗ってしっかりついていく、そんなレースをしてほしいです。総合3位という目標を立てていますが、立命大・京産大に次ぐ近大・奈産大・大体大もみな同じ3位という座を狙ってくるので、甘くない、とは思っています。
―最後に、選手たちに一言お願いします。
今春より学校側から強いバックアップをしてもらってきたので、それに応えられるように、期待を追い風にして走ってもらいたいです。
●芝大輔コーチからのコメント
―関学駅伝チームはどういったチームですか?
春から半年彼らを見てきましたが、まだまだ選手ごとに意識ややる気に差があるのを感じますね。上級生は高いところを目指しているので、それが下級生たちにうまく伝わっていけばな、と。
―選手たちと同世代だからこそ伝えられていることは何ですか?
やはり、身近に感じられる「経験」ですかね。大学4年生時に箱根の4区を走りました。そういった経験から得たものを彼らの走りに活かしていきたいです。あとは、年齢が離れているとうまく伝わらないことでも、近いからこそ通じることってあると思うんです。だから、あえて私から怒ったりすることもありますよ。
―今回のびわ湖駅伝は、どんなレース模様になると思われますか?
立命大・京産大が先頭を走り、続いて大体大・近大・奈産大・関学あたりが追いかけるかたちになると思います。ぜひとも3位争いに加わってほしいですね。
―最後に、選手へ向けてメッセージを。
この駅伝で、本気で3位を狙っていってほしいです。それから、今年わずか30秒差で逃した全日本大学駅伝に、来年こそ出場してもらいたいですね。
※関西学院大学の紹介は、2006年10月31日の読売新聞大阪本社版紙面にも掲載されています
⇒掲載された記事を読む。「関学 経験者6人残る」、「他大学も追撃態勢」
⇒びわ湖大学駅伝の公式ホームページを見る。
※以下大会終了後に更新
【結果順位】 ※上位校のみ
第1位 第一工業大(九州・招待校) 4時間12分29秒
第2位 立命大 4時間15分17秒
第3位 大体大 4時間18分58秒
第4位 京産大 4時間19分48秒
第5位 近大 4時間19分59秒
第6位 徳山大(中四国・招待校) 4時間20分13秒
第7位 関学 4時間21分30秒
第8位 奈良産大 4時間22分10秒
【関学の成績】
区間(区間距離)/選手名(学部・学年)/個人タイム(個人順位)/チームタイム(チーム順位)
第1区(11.1㌔)/上山剛史(社2)/33分23秒(3位)/33分23秒(3位)
第2区(7.3㌔)/吉田慎(法2)/22分30秒(11位)/55分53秒(7位)
第3区(11.0㌔)/植月孝行(文4)/33秒23(2位)1時間29分16秒(4位)
第4区(9.6㌔)/加藤秀和(社2)/29分48秒(7位)/1時間59分4秒(2位)
第5区(8.8㌔)/揖場康司(文3)/28分26秒(10位)/ 2時間27分30秒(3位)
第6区(12.8㌔)/鳥越悟(法4)/42分11秒(17位)/3時間9分41秒(8位)
第7区(15.1㌔)/佐々木和裕(経4)/47分10秒(12位)/3時間56分51秒(7位)
第8区(7.7㌔)/山下孝雄(理3)/24分39秒(4位)/4時間21分30秒(7位)
【大会速報】

号砲が鳴り響き、びわ湖大学駅伝が幕を開けた。第1区の走者は、昨年の同大会を肺炎でやむなく欠場した上山剛史(社2)。「昨年の分まで走りたい」と語った彼は、第一工業大、京産大に続き3位で1区を走り終える。さらに第2走者の吉田慎(法2)が7位で植月孝行(文4)にタスキをつなぐと、「他大学のエースを食う」との強気な言葉通り、植月は区間2位のタイムで激走。4年生らしい貫禄ある走りで、タスキを第4区へ。そして続く加藤秀和(社2)が遂に、第一工業大に次ぐ2位へと順位を上げる。第5区を走るは、揖場康司(文3)。「けがで抜けていた分の埋め合わせを」と、流れに乗って3位で次走者へとつないだ。このまま強豪校を押さえ込むかと思われたが、ここで本命校である立命大や京産大、ライバル校である近大が順位を上げてくる。そして第6区、鳥越悟(法4)の力走は届かず、第7走者の駅伝主将・佐々木和裕(経4)にタスキをつなぐ前に、第7区は繰り上げスタートに(※第7区では、トップがタスキをつないでから5分以内に他校の第6区走者が引き継げなかった場合、自動的に繰り上げスタートとなることが決まっている)。後ろを気にしながらも、他校と肩を並べ走り出す佐々木。しかし3位争いをするには、2分ほど遅れをとった状態である。7位で最終走者、山下孝雄(理3)に最後のタスキリレーを行った。「お世話になった人たちへの恩返しを」。レース前にそう語った山下は、皆の想いを一心に、最後まで走りきった。
結果は、4時間21分30秒で第7位。来年への期待を抱かせるレース展開も垣間見せたものの、目標の3位へは遠く及ばなかった。この悔しさをバネに、今後どこまで伸びるのか。今日、彼らは再びスタート地点に立った。(2006/11/18)
【取材後記】
今回の取材にご協力いただいたすべての方へ、この場をお借りして感謝を申し上げます。
(企画・取材 藤川知子・丸山夏季・松永祐美)
06/11/16