


12月29日に、第75回全日本フィギュアスケート選手権大会女子FS(フリースケーティング)の部が行われた(於・名古屋市総合体育館レインボーアイスアリーナ)。関学からは、梅谷友紀(商4)と淀粧也香(商1)の両選手が出場。それぞれ130.81点で13位と、118.37点で16位という成績を残した。
8番滑走で現れた淀は、昨日のSP(ショートプログラム)に於いて44.42点で14位。FSは好調な滑り出しを見せたものの、中盤のジャンプで大きく失敗してしまう。そのまま悪い流れを断ち切れず、続くジャンプもミスが目立った。スパイラルやステップで持ち直したものの、総合では16位と順位を2つ落とした結果となった。
梅谷は10番目に登場。SPでは42.24点で15位と若干出遅れたものの、それを感じさせない圧巻の演技で観客を魅了する。目立ったミスもなく、終盤のステップでは全身を使って哀愁を表現。昨年の11位には届かなかったものの、自身最後の全日本選手権を素晴らしい形で締めくくった。
試合後のコメント
主将・梅谷「SPが集中できなかったわりには、FSはできたと思う。自分の中で楽しく思いきりやれた。これをユニバーにつなげたいです」
12月17に行われた甲子園ボウル。5年ぶりに出場した関学ファイターズは、関東王者・法大トマホークスの2連覇を阻むべく、4年分の想いを胸に試合に挑んだ。
第1Q開始直後、昨年度王者の洗礼を受けた関学。法大RB丸田による80ヤードTDで先制され、TFPも決められ0―7に。一方、関学は法大の勢いに押され、なかなか力を出すことが出来ない。法大は連続してTD・TFPを決め0―21と差をつけた。流れを引き止めたい関学はWR榊原(経3)からWR岸(商3)へのスペシャルプレーでTDを返す。だが、直後に法大RB丸田が96ヤードを駆け上がり、キックオフリターンTD。圧倒的な力を見せ付けた。
第2Q、相手の隙を見逃さなかったQB三原はRBダイブのフェイクからTE韓(商3)へパスでTDへ。TFPも決め7点差まで詰め寄った。しかし王者の意地か、取られたら取り返すのが法大。QB菅原の的確なパスなどで連続してTDを導き、関学は14―35と突き放された。続く関学の攻撃、QB三原は相手の動きを読んで着実に進んでいく。そしてそのまま25ヤードを駆け抜けTD。21―35で前半が終了した。
第3Qは関学の攻撃から。関学も関西王者として必死に食らいつく。QB三原からRB河原(経1)のロングパスやRB川村(経4)のランなどでファーストダウンを更新。ゴール手前まで迫ると最後はRB水口(法4)が飛び込みTD。波に乗りはじめた関学はゲインを重ねていく。だが、ここで悪天候のため4分47秒を残して試合が約40分の一時中断。試合再開直後のK大西(経3)のFGは失敗に終わる。
そして第4Q、LB主将・柏木(商4)がQBサックを決めたものの、集中力が途切れたのかミスが目立ち始める。WR榊原がパントのボールをまさかのファンブル。これを逃さず法大はTD・TFPを決め、関学は228―42と再び突き放される。攻守は交代すると、立命戦で負傷しスタメンを離脱していたWR萬代(経3)が登場。QB三原のパスはWR萬代へ。復活を祝うかのようにファーストダウンの更新を重ねてTD。しかし法大にすぐさまFGを決められ35―45とされる。諦めることなく、粘りを見せる関学は気迫で追い上げる。QB三原が法大DEFを翻弄し、ロングパスを決めていく。OL生田(商4)へのスペシャルプレーは不成功に終わったものの、12分33秒RB古谷(社4)が駆け上がりTD。そしてフィールドゴールの体制から、相手の意表を突く2点TFP。見事成功し43―45とした。しかし無常にも時間は過ぎ去り、2点差のまま試合終了。関学は法大に敗北した。
シーソーゲームで進んだ試合。関学は奮闘するが法大に振り切られ、惜しくも王座奪還にはいたらなかった。個人能力の差はあるものの、要所でのミスや反則が命取りとなった。リーグ戦での悪い面が出てしまい、勝利に近づくことが出来なかった。聖地・甲子園で4年生は引退。そして下級生たちは先輩の想いを受け継ぎ、来年へと雪辱を誓った。
時系列順に整理しています。ぜひご覧下さい。
①甲子園には数多くの観客が詰めかけ、スタンドは大にぎわい。甲子園ボウルの前に行われた中学部の招待試合では関学が圧勝し、関学側スタンドは熱を増している。
選手たちはウォーミングアップ中。順調に体を温めて、戦いに備えている。まもなく、昨年度学生チャンピオンの法政大との戦いの火蓋が切って落とされる!(12:23現在)
②スタンドは関学を応援団する人たちで埋めつくされた。法政側にまで溢れているほどだ。
試合開始は予定より遅れているが、いま、関学のキックオフから試合が始まる。(13:08現在)
③第1Qを終えて、7―21で法大が関学を圧倒。関学はRB丸田にロングランを何度も許すなど、苦しい出だしとなった。(13:49現在)
④第2Qを終えて、21―35。逃げる法大に、関学が食らいつく。
法大は個々の高い能力を最大限に発揮して得点を重ねる。対して関学はこれ以上点差を開くまいと気迫のプレーで応戦。第2Qを互角に戦い、後半に望みをつないだ。(14:29現在)
⑤第3Q開始早々に関学がTDを奪い、28―35に。勢いづくも、悪天候のため、現在4分47秒を残して試合が中断している。(15:20現在)
⑥第3Qを終わって、28―35。関学は何度かチャンスが訪れるも攻めきれず、同点に追いつくことはできなかった(※試合が中断していたが、50分から再開された)。(16:10現在)
⑦試合は43対45で法大が勝利。関学は終盤猛追するも、法大に逃げ切られ、学生日本一の座を奪還することはできなかった。(16:49現在)
12月17日、西京極補助陸上競技場に於いて行われた、関西学生サッカーリーグ1-2部入替戦。関学は甲南大との第2戦を1-0で勝利し、1部残留を決めた。
第1戦を勝利している関学は、引き分け以上で1部残留が決まる。一方の甲南大は絶対に負けられないため、前節よりも勢いが見られた。前半は関学ペースで展開したが、課題である決定力不足が露呈。無得点のまま前半を折り返した。
後半、甲南大はさらに勢いづく。ラインの不安定な関学DFの裏に何度もボールを出され、危ない場面もあった。関学はエース・北野(商3)を投入し、得点チャンスを幾度もつくる。しかしゴールに至らずもどかしい時間が続いた。32分に、俊足MF上村(商1)がピッチへ。その1分後、上村がペナルティエリア左で倒されながらも粘りを見せ、ボールを死守。そして相手GKがとび出して来たところを、ゴール前で
フリーで待つ北野の頭上へボールをあげる。あとは北野が無人のゴールに頭で決めるだけだった。残りの時間も守備の意識を高く持ち、そのまま逃げ切った関学。第1戦を1-0で勝利しているため、通算2-0で勝利し1部残留を決めた。
試合後のコメント
主将・山本悟史(商4)「残留できて良かった。決定力不足は課題。決めれるときに決めないと、上位校には勝てない。来年はそこを克服して欲しい。(関学での4年間は)1番勉強になった4年間。今までのサッカー人生と比べると良い成績は出せていないけれど、その分成長できたと思える4年間でした」
12月11日、阪神タイガースの入団発表が大阪市内のホテルで行われ、大学・社会人ドラフト会議で4巡目に指名された清水誉(商4)が出席。背番号は45に決定した。⇒特集ページへ
はれて阪神タイガースの一員となった、現在の心境は?
-正式に入団が決まってから、やっとユニフォームが着られて非常に嬉しいです。
たてじまのユニフォームは?
-見るのと着るのとは違いますね。まだ慣れないです。
背番号については?
-大学時代もたまたまあいてた番号をもらってそれを4年間つけました(大学時代は23)。
今回もそうして自分のものにしたいです。
自分のセールスポイント、もしいれば目標とする選手を教えて下さい。
-肩です。捕ってからのスピードを大事にしていきたい。
目標としているのは同じ阪神タイガースの矢野選手。1日でも早く越えられるように頑張りたいです。
プロに入って、対戦してみたい相手は?
-守備はもちろん大事だけれど、それ以上にチームが勝つことが嬉しいことで、それに重きをおきたい。
同じ関西学生リーグの金刃投手(立命大から巨人に希望枠で入団)と対戦したいです。良きライバルなので。向こうが頑張っていると自分も頑張ろうと思えます。
一年目の目標を教えて下さい。
-学生とは違う、プロの意識をもち、そういったことに慣れて、少しでも早く大歓声の甲子園の中でプレーをしたいです。
12月9日、流通科学大学にて行われた平成18年度関西学生バスケットボール新人戦。関学は流科大と対戦し、75―79で敗れた。
3日に行われた初戦を127―33と圧勝して、勢いに乗る関学。しかし今回は相手ホームコートでの対戦。序盤からわずかにリードを奪われる展開となる。前半残り3分、連続3Pを決められるが、インサイドとカットインで対抗。#4新谷(経2)のブザービーターでスコアを39―43とし、試合を折り返す。後半、速攻時のミスが続き、流れをつかむ事ができない。しかし第4Qに入ると、流科大のプレーが荒れ始める。相手の乱調に乗じて試合の主導権を握る関学は、連続得点で一気に試合をひっくり返す。ディフェンスでもいい動きを見せるが、流科大のTOで再び試合はこう着状態に。互いにファールをかさね、フリースローのポイントでゲームは二転三転する。#10石橋(社1)がスコアを70―70としたころでブザーが鳴り、試合はまさかの延長戦へ。延長でも点の取り合いは続くが、関学は大事な場面でフリースローをミス。その差を埋めることができず、75―79で試合は終了した。
観客席で観戦していたエース・松本(経3)は「地力では勝ってるのに、自滅やな」とつぶやいた。ディフェンスや個人能力では勝っていたが、パスミスやフリースローで自らピンチを招いた。まさに自滅と言っていい内容に、メンバーたちは悔しさを残したままコートを去った。
12月10日、太陽が丘球技場Bに於いて行われた、関西学生サッカー1部-2部入替戦第1戦。関学は甲南大に1-0で勝利し、1部残留に望みをつないだ。

今季のリーグ戦で9位と沈んだ関学。入替戦の相手は2部2位の甲南大だ。実力では関学が上だが、相手は1部昇格を前に勢いに乗っているため、油断はできない。そして、1部残留をかけた大事な一戦が始まった。
前半は立ち上がりから関学が積極的に攻めあがる。ゲームは終始関学ペースで展開。中盤の選手がボールをキープし、FW陣にいい形のスルーパスが何度も出た。しかしチャンスをものにできず、前半は両者無得点で折り返す。
後半は甲南大が反撃に出るも、関学は相手の攻撃の芽を何度も摘み取る。そして細かいパス回しで攻め上がった。25分にはMF上村(商1)が出場。俊足を活かし、サイドから決定的な場面を演出するが惜しくもゴールはならなかった。残り時間が少なくなり、次第に焦り始める関学イレブン。ここで、MF小関(商2)に代わり、今季初出場のMF服部(商4)がピッチへ送り出される。「4年生が出るとチーム
が盛り上がり、雰囲気が変わる」と主将・山本(商4)が言うように、服部の出場に、選手もスタンドの応援も盛り上がり、試合の流れが変わった。そして後半ロスタイム、FW北野(商3)のパスを受けたMF木村(法3)のシュートが相手DFの体に当たり、そのままゴールへ。その瞬間、選手もスタンドも歓喜に沸いた。残り時間をきっちり守り、彼らは1部残留に望みをつなぐ好ゲームを見せた。17日の第2戦で甲南大に勝利すれば、残留が決定する。
試合後のコメント
阿部監督「プレッシャーのあった試合だったが、プラン通りの試合ができた。ただ、得点になかなかつながらない。来週は相手も点を取りに来るだろうし、さらにプレッシャーのかかる試合になると思う。しっかりと準備をして臨みたい」
12月9日、全国大会出場をかけて行われた関西第5代表決定戦(於・宝ヶ池球技場)。関学は名城大を47-10で下し、全国への切符を手にした。なお、全国大学選手権一回戦は12月17日、秩父宮ラグビー場に於いて行われる。
これぞ〝Break Through〟。全国大会への残り1つの切符をかけた関西第5代表決定戦。関学は名城大を47-10で下し、見事出場権を手にした。
試合前、この対戦カードは関学の快勝と見られていた。しかし、試合が始まると大方の予想を裏切り、序盤から名城大が積極的に攻めた。この一戦にかける思いが選手たちを動かす。だが、それは関学も同じ。お互い譲らず、五分五分の試合展開のまま前半は進む。そして22分、敵陣ゴールを目の前に敵スクラムボールを奪う。そのボールをFL西川(文1)がおさえてトライし先制点をもぎとる。このままいくか、そう思われた前半終了間際。名城大にモールを押し込まれ、逆転を許してしまう。前半終わって5-7という、まさかの展開。天候と同じく、雲行きが怪しくなった。
そして後半。開始早々に名城大はペナルティゴールを決め、追加点を挙げる。5-10。いよいよ追い込まれた関学はここから反撃、そして巻き返しを見せる。FB西尾(商3)が風を切り裂くような走りで敵陣へ攻め込む。彼のランからチームは攻撃を展開し始めた。9分にWTB南野(社3)がトライを決め逆転。18分には自陣10M付近からパスをつなぎ、最後は西尾へ。中央へトライを決め追加点をあげる。ここから関学は止まらない。攻撃陣はトライを量産。守っては今年進化した堅く、粘り強いディフェンス力が名城大の攻撃を押さえ込む。前半の試合展開がうそのように後半はゲームを支配した。終わってみれば47―10の圧勝。予想外だった名城大の壁を打ち破り、関西第5代表の座をものにした。
ついに全国大会へ。だが大舞台ではまだ見ぬアカクロが待ち構える。その壁を打ち破るのが彼らに与えられた使命。すべては朱紺を輝かすために。関学いざ出陣―。
主将・松尾遼輔コメント
◎名城戦を振り返って
『反省点は、気持ち的に受け身になり自分達のミスで自滅してしまったこと。特にいらない反則とハンドリングミスとキックが悪かったです。良かった点は、ディフェンスとセットプレーが安定したこと。後半途中からのアタックのテンポがあがったところです』
◎大学選手権初戦(早稲田戦)に向けて
『どんな相手であろうと自分達が一年間やってきたラグビーをしたい。全国のラグビーをやっている人達に、関西学院ラグビー部の名前を広めたいと思います』
12月2、3日に東京馬事公苑に於いて行われた第42回全日本学生馬術女子選手権大会。エース森田が優勝を遂げた。自身にとって学生最後となる今大会。“有終の美”を飾ると同時に、その名を学生馬術界に刻み込んだ。
2日間かけて行われた今大会。初日は1回戦、2回戦が行われた。内容は馬場競技で、関東の大学の所持馬を使う「貸与馬」方式。そのため、森田には厳しい状況が強いられる。高い関東レベルに比べてあまり評点されない〝関西〟レベルの森田の馬場。加えて騎乗する馬はくじ運次第。さらに、4人1組のブロックに分けられ、その振り分けもくじで決められる。ブロックのメンバー次第では最悪の展開が選手を待ち受ける。まさに「馬術バトルロワイヤル」。その中で森田はくじ運に恵まれず、関東勢に囲まれる。彼女自身も心なしか不安を口にした。だが、その状況を打破したのは彼女の日本№1の実力。60%近くの得点率をはたき出し1回戦、2回戦を堂々の成績で突破する。2日目に進むには必要不可欠の初日をものにした。
2日目は準決勝、そして決勝。ここからは馬場と障害の両競技が行われる。入賞は確実なものとなったが、森田は昨年の8位より上位を狙ったという。そして準決勝は馬場で高得点を挙げ、障害でも減点を5に抑える。ついに決勝へと駒を進めた。これを快進撃と呼ばずして何と言おうか。
このとき彼女に向けられていたのは〝関西〟勢の期待。これまで選手権で周囲の関東レベルに飲まれ、関西勢は勝てずにいた。しかし今回の森田の大躍進。期待せずにはいられない。迎えた決勝の馬場。ここでも森田は高得点を挙げ、自身の得点を814とする。この時点で首位との差は1点。周囲の人間も彼女も可能性があることを悟った。優勝―。すべては決勝の障害にゆだねられた。今大会の障害は減点がそのまま得点に結びつく。障害減点、早着減点が勝負の行方を左右する。決勝の障害にあたって彼女は言った。「ベストを尽くす」。
だがそこに、この1年、森田を影から見守ってきたある男が彼女に言う。「そうじゃない。勝たねば意味がない」。森田はその性格からか、貪欲さを表に出さない。それ故に、優勝を奪いにいくという姿勢に持っていくことが苦手である。これは、そのことを示唆した男が言い放った〝勝利〟への言葉である。続けて言う。「ここまで来たら勝て。お前にしかできない」。それは〝関西〟勢で唯一、優勝戦線に残った森田に与えられた宿命。彼女がやらねば誰がやる。「勝ってこい」。そう言って男は森田に気合を入れた。
いま、彼女の学生最後となる障害飛越が始まった。1頭目は減点をわずか6に抑える。首位の選手が大幅に減点をしたため、これで暫定トップに。光は見えた。しかし、まだ分からない。2頭目。これで森田が3落以上しなければ、逆転されることはない。周囲が固唾をのんで見つめる。その中には3位の平原(大体大)、8位の野島(甲南大)の姿があった。関西勢が一つになった応援が森田の背中を押す。そして、彼女は2落に抑えて完走を遂げる。その瞬間、優勝が決まった。沸き上がる歓声。だが森田自身はまだ実感が沸いていない。電光掲示板の故障のため得点が表示されなかったせいか、それとも彼女のアスリートのさがか。けれども、その顔は笑顔という光に満ち溢れていた。
アウェー、そして貸与馬という状況を乗り越えての快挙。「だからこそ、基本に忠実に」臨んだという。それは彼女の実力を十分に物語っている。また、この結果に一番驚いていたのは、まぎれもなく彼女自身だった。「出来すぎた1年」。その締めくくりが学生王座になるとは誰が予想しただろうか。こうして森田劇場は最高の興奮と感動を伴ってクライマックスを遂げた。