


【バスケ部男子】
天理大に惜敗、3年連続でインカレ出場権を逃がす
10月14日に行われた平成18年度関西学生バスケットボール選手権大会8日目(於・甲南大学体育館)。関学は天理大学と対戦。62-63で敗れ、今季の負け越しが決定。この結果、関学はインカレ出場権を得られる4位以内に入る可能性がなくなり、3年連続でインカレ出場を逃がしたことになる。
リーグ戦も残り4戦。2勝5敗の9位と低迷にあえぐ関学は、わずかに残されたインカレ出場の望みを絶たないためにも、残り試合を全勝しなければならない。
この日の関学は、天理大の強固なディフェンスの前にオフェンスが機能しない。エース・#7松本義久(経3)と#15新谷浩平(経2)の個人能力で何とか得点を挙げていくも、第1Q終了時点で、14-20と劣勢に立たされる。第2Qに突入しても、関学のオフェンスは鳴りを潜め、点差はついに「10」にまで拡大してしまう。
ハーフタイムをはさみ迎えた第3Q。関学の攻め手は、依然としてエース・松本と新谷の2人。彼らにオフェンスを託すしかなかった。だが、これでは点差を縮めることはできず、40-49とついに土俵際に追い込まれた。インカレ出場の望みをつなぐために、残された時間は10分。最終第4Qが、今年の関学の運命を決することになる。
関学は気持ちのこもった激しいディフェンスからリズムをつかみ、点差を縮める。しかし天理大にタイムアウトを取られ、流れを遮断されてしまう。時計が進み、残り2分51秒。関学がタイムアウトを取る。この時点で、スコアは53-61の8点差。この厳しい状況のなかでも、選手たちの集中力は途切れることは
なかった。ここから関学の怒涛の追い上げが始める。
#6・井上優司(文4)がスリーポイントライン後方から3Pシュートを沈め、反撃の狼煙を上げると、エース・松本が、難しい体勢からバックシュートを決めて3点差。流れは完全に関学に傾く。
残り27秒、審判の笛が鳴り響く。天理大のファウルで、フリースローを獲得。シューターは松本。松本は落ち着いて2本とも沈め、ついに1点差。そして残り9秒。またしても審判の笛が鳴り、フリースローラインを指差す。関学のフリースロー。シューターは、再びエース・松本。緊張感漂うなか、エースは動じる様子を見せず、まずは1本目を成功。61-61の同点。次を決めれば逆転となる。
松本はボールをセットし、シュートを放つ。ボールは大きな弧を描き、ゴールに吸い込まれていく。松本の会心のガッツポーズ、そして沸き立つベンチ。62-61と最後の最後に、関学がついに試合をひっくり返した。
あとは、残り9秒を守りきるだけ。天理大のタイムアウト後、関学はわざとファウルを犯し、天理大のスローインに誘い込む。「絶対に得点を許さない」。関学ディフェンスのプレッシャーが天理大を襲う。そして、スローインされたボールを、主将・#4綾部有(社4)がスティール。これで、関学ボールになったかと思われたが、ボールがうまく手に付かず、バックパスと判定されてしまう。
再び、天理大のスローイン。関学は必死にプレッシャーを掛けるが、ボールをゴール下につながれてしまう。そのボールを、天理大・#10李にねじ込まれ、62-63。痛恨の逆転負け。無常にもインカレ出場の望みが絶たれてしまい、4回生引退のカウントダウンが始まってしまった。
試合後のミーティング。重い空気が選手たちを覆う。そして4回生の目には涙が浮かんでいた。
試合後のコメント
主将・綾部「ディフェンスが悪かった。大事な場面でチームがひとつになれなかった…。残
り3試合、絶対全部勝つ」
インカレ出場できないのは残念です。綾部も言ってるよう残り全て勝ち来季へつながるよう頑張ってください!
Posted by: 秦 賢太郎 : 2006年10月19日 23:35