PLAYBACK2005 ~感動~
勝負の世界には勝者がいれば敗者もいる。だが、勝敗ではなく、全身全霊で立ち向かう彼らのスポーツマンシップに人々はみな胸を熱くする。2005年度の関学体育会も、いくつもの感動を生んできた。
スケート部フィギュア部門も大エース・梅谷(商4)の関西制覇を皮切りに、関学旋風は留まることを知らなかった。ソフトテニス部男子が春季リーグで35年ぶりに優勝を果たせば、空手道部の稲田(社卒)が形の部において前人未踏の関西4連覇という快挙を成し遂げた。波に乗った春シーズン真っ盛りには、剣道部、陸上競技部で個人の関西制覇が光り、馬術部は9年連続で関西を制す。硬式野球部においては、ここ数年の低迷から脱し、関西学生六大学春季リーグ戦で準Vを勝ち取る。また投手・宮西(商3)が連続イニング無失点記録を更新し、多くのメディアから注目された。
大いに沸いた第28回総合関関戦。初日、2日目と苦戦を強いられるも、最終日には猛烈な追い上げで見事3連覇を達成。今回の勝利で通算成績をイーブンに持ち込んだ。今年の一勝で史上初の勝ち越しを狙いたい。
7月、関学の巻き起こす風は全国でも吹き荒れた。全日本インカレにて陸上競技部の山田(商4)が棒高跳で63年ぶりの優勝。学生王者に君臨した。
そして関学の活躍は海をも越えた。8月にトルコで行われたユニバーシアード競技大会に、サッカー部の小松(商卒)、陸上競技部の寺田(商4)、ヨット部の杉田(法4)・桐谷(経4)組の4選手が出場。関学の夏季大会出場は久々のことだった。さらに、軟式野球部は全日本インカレにおいて、創部初の全国制覇を達成。関学にとって熱い夏となった。
9月に入り、多くの部が全国の舞台でその名を轟(とどろ)かした秋シーズンを迎える。レスリング部田中(商卒)が、スモウの全国大会で優勝という驚くべき偉業を達成。彼の活躍は世間でも話題になった。さらに合気道部の岡本(文4)・市田(商4)組は演武対武器の部で日本一の座を手にした。また庭球部男子は王座決定戦において全国3位、自動車部も全日本総合杯3位を受賞するなど、全国レベルの実力を見せつけた。
そして秋も深まった頃、関学に朗報が舞い込む。サッカー部・小松のセレッソ大阪入団内定。さらに軟式野球部の山本(理工卒)の西武ライオンズからのドラフト指名。関学から2選手のプロ入りが決定した。この素晴しいニュースに学生が沸く中、2005年は幕を閉じた。(藤川知子・飯降亜美)
全国制覇団体 軟式野球部
全国制覇個人 陸上競技部 山田裕司(商4)
レスリング部 田中正幸(商卒) ※相撲で全国制覇
合気道部 岡本(文4)・市田(商4)組
関西制覇団体 庭球部男子
スケート部女子
ソフトテニス部男子
馬術部
軟式野球部
合気道部
ヨット部