スポーツ法政サッカーTOPリーグ順位表> 07年4月7日順大戦

開幕2連勝で首位キープ

稲葉 吉田

快速を活かした突破が魅力の稲葉        キャプテンとしてチームを引っ張る吉田


関東大学サッカーリーグ戦 第2節
法政大学 VS 順天堂大学
○2007.4/7 12:00 駒澤オリンピック公園総合運動場陸上競技場 晴 観衆230人 



法政大学
前半
順天堂大学
後半

 
時間
大学
得点者
アシスト
7分
法大
福田俊介
菊岡拓朗
44分
順大
岡本達也
青木 祥
54分
法大
稲葉久人
菊岡拓朗
68分
法大
市川雅彦
88分
法大
吉田正樹
山本孝平

【警告】

35分【法大】菊岡拓朗
66分【順大】田中順也

法政大学 順天堂大学
12 GK  若田和樹(2) GK  渡辺彰宏
3 DF  吉田正樹(4) 4 DF  森英次郎
DF  福田俊介(3) DF  青木 祥
20 DF  新井隆法(3) DF  村上佑介
DF  元木数馬(4) 13 DF  駒ヶ嶺 克好
25 MF  堀越寛人(2)→江崎(45分) 14 MF  島嵜 佑
MF  向 慎一(4)→永露(70分) MF  三浦旭人→山本(67分)
MF  本田拓也(4) 10 MF  伊藤大介
11 MF  菊岡拓朗(4) 16 MF  慶田光彦→田中(45分)
10 FW  市川雅彦(4)→山本(86分) 11 FW  福士徳文
FW  稲葉久人(4) 35 FW  岡本達也→増田(84分)
サブ
35 GK  中根 良(1) 21 GK  祖母井 志門
29 DF  笠原嵩太(2) 15 DF  花輪明樹
MF  江崎一仁(3) MF  竹岡雅師
33 MF  山岸純平(1) 12 MF  関 直也
28 MF  永露大輔(2) MF  山本拓実
30 FW  鴇田将己(2) 24 MF  増田孝輔
18 FW  山本孝平(3) FW  田中順也
監督
照井博康 吉村雅文

※( )は選手の学年です。

<前半は流れ掴めず>
 緊張感漂う開幕戦を筑波大相手に2−0で勝利した法大。しかし、内容に関しては、開幕戦という特別な一戦だということを考慮したとしても、決して褒められるものではなかった。今節の相手は順大。前節は明大相手に序盤リードを許すも、驚異的な粘りを見せ、同点に持ち込んだ。今節はそんな曲者相手に拮抗した好ゲームが予想された。試合が開始されると、序盤はボールが落ち着かず両チームとも中々決定機を作れない。そんな膠着した試合展開の中で法大は、7分稲葉のドリブルからコーナーキックのチャンスを得る。左コーナーから菊岡が高精度のパスを中央に送る。そのボールがピンポイントで福田の頭に合い、法大は早々に先制点を奪う。これを機に流れを掴みたい法大だが、その後は停滞。チャンスらしいチャンスを作ることができない。試合は大きな動きがないまま進んだが、40分に法大はピンチを迎える。元木のファウルから順大にPKを与えてしまった。しかしこの場は、若田がファインセーブを見せ同点を許さなかった。このまま前半を1−0で終えたかった法大だが、44分、守備陣の一瞬の隙から相手にヘディングを決められてしまう。一度は大きなピンチを凌いでいたので、悔やまれる失点だった。前半はこのまま1−1で終了した。

 <大量得点で快勝>
 後半が始まっても法大はまだ動きが硬く、序盤はうまくチャンスを作れない。しかし9分、市川がパスの起点となり、フリーで菊岡が抜け出し、シュートに見せかけラストパス。そのボールに反応した稲葉が流し込み勝ち越しとなるゴールを決める。リードを奪い、冷静な試合運びができるようになった法大は22分、向がミドルレンジから強烈なミドルを放つ。向のシュートはバーに当たり、そのこぼれ球に詰めていた市川がしっかり決め、3点目を奪取。向のシュートもすばらしかったが、こぼれ球にいち早く反応した市川の嗅覚は特筆にあたる。このゴールで試合を決めた法大だったが、42分には本田からの浮き球のパスを途中出場の山本がつなぎ、最後はキャプテンの吉田が右上隅にキッチリ決め4点目を奪った。後半、ディフェンスラインが混乱する場面が何度がみれたが、順大に追加点を許さず、最終的に4−1で勝利した。今日の試合も内容がものすごくよかったとは言いがたい。しかし、それでも大量4得点を奪い、見事に開幕2連勝を飾ったのであった。

<次節、問われるのは内容>
 結果は4−1と快勝した法大だが、シュートの本数自体は順大に比べて少なかった。決定機を逃さずキッチリ決めたことに対しては評価できるが、連携面では課題の残る試合となった。現在、開幕から2連勝で首位をキープした法大。しかし、流経大、早大、中大も連勝スタートをしており、余談は許されない状況である。法大は昨季も同じように開幕2連勝を飾ったが、そのあと2連敗を喫した。次節が一つの山場となる。次の対戦相手は今季二部に昇格したばかりでまだ勝ち星のない青学大。法大は今現在、結果は出している。次節は結果だけでなく内容も問われる試合となるだろう。昇格組の青学大相手にいい内容のプレーができるのか。次節も法大の戦いぶりから目を離せない。


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・照井博康監督 「前半はばらばらだったが、何とか立て直し、いい結果を得ることができてよかったと思います。前半なかなか形を作れなかった理由としては開始5分で1点とってしまったこと。そのことでみんなが変な意味で安心してしまったのだと思います。その後はかみ合わず、ミスも多くバラバラだった。得点に関しては入れるべき人が入れてよかったです。特にキャプテンの吉田のゴールはチームを盛り上げました。吉田はキャプテンシーがあり、よく頑張っています。今日、FWに稲葉を先発させた意図は、順大は守りがラインなのでスピードのある選手を起用したかったから。これからも先発は戦況に合わせて流動的にしていくつもりです。永露に関してはスピードのある突破が売りのMFです。これからの選手も色々と試しています。昨季も3戦目で負けたので、一つの山場です。法政のサッカーを披露し、次も勝利を収めたいと思います。」
・大石和孝コーチ 「今日は、課題もよいところも出たゲームだった。ポジションのバランスが悪かったので、うまくパスが回らなかった。ボールを持っていない選手がスペースを作り出す動きをしていない。DFラインは、連携の悪さから見てしまっている場面が多かった。ただ攻撃陣がしっかり点を獲れたのはよかった。」
・DF吉田正樹主将(4年) 「開幕2連勝はしたけど、内容的にはよくなかったです。しかし、内容が悪くても点がたくさん取れました。それが今の強みですね。後は内容が伴ってくれば。ゴールシーンはカウンターのシーンで、前に行けばチャンスがあると思い、上がりました。そうしたら山本が落としたところを横取り?みたいな形でシュートを打ちました。もう無心でしたね。ディフェンス面に関しては連携がまだまだですね。もっとキーパーとの連携を深めないと。それも試合をかさねるにつれてよくなっていくと思いますが。今日は個人としては得点以外はあまりいいプレーがなかったので、他のプレーの精度を上げていかないと。チームの調子はまだまだで、もっとできるはずです。チームとしていいプレーができるようになればなと思います。」 
・MF本田拓也(4年) 「今日は失点の仕方と時間帯が良くなかった。パスも回せてなかったしきちんと意思統一もできてなかった。自分も少し体調を崩しててパスミスが目立った。でもそれは自分個人の問題なのでしっかりしないといけない。五輪代表とチーム(法大)では自分の役割は違うが代表は代表、チームはチームで自分の役割をしていくだけ。戸惑いみたいなのはない。ディフェンスラインからのビルドアップなど修正すべきとこはあるが、まだ前期2節しか終わっていない。これから改善していきたい。」
・DF福田俊介(3年) 「前半は流れが悪くて、蹴りすぎてたんですけど、後半はだいぶ修正して自分たちのつなぐサッカーできたと思います。失点の場面はキーパーとの連係ミスで、練習試合とかで連係は出来てきてるけど、まだ細かいところでミスが出てしまうので、キーパーが出る出ないとか、もっとつないでいこうとか、そこらへんを言っていくようにしたい。(自身の得点について)早い時間に取れて良かったです。ボールが良かったおかげです。2連勝で来てるので、この流れを切らずに次は無失点で勝ちたい。」
・FW市川雅彦(4年) 「今日は、立ち上がり先取点を獲れてよかったが、前半は流れが悪かった。 後半追加点が獲れてからはいい流れでできた。得点は、向がいいシュートを打って見とれていたが、その後うまく反応できた。今日は、稲葉が裏に抜け出すタイプなので楔になることを心がけた。次からもチームの勝利のために点を獲っていきたい。」
・MF向 慎一(4年) 「前半の流れが良くないのは試合中に分かっていて、先制点が取れた時に立て直そうとしたけれど、前半の一番悪い時に失点してしまった。けれど後半はいい形で得点できました。(三点目の起点となったミドルについては)前節シュートがなかった前線は自分だけだったのでああいう形でゴールにからめて、チームに貢献出来て良かったです。(次回の試合は)失点ゼロで行きたい。あと前半の戦いが悪かったので、もっと流れが落ち着くようにしたいです。次節は本田が抜けるが、いなくても他の選手がいる。次の試合も勝てるようにしたいです。」
・MF菊岡拓朗(4年) 「前半得点を取ったあと流れが悪くて前半が終わったあとに話し合いました。ボールを切っていたので自分たちらしいつなぐサッカーをやることや、後ろからもっと上がるように話しました。昨年は最初二連勝して三試合目で負けた。今季はそうならないようにしたいです。また次節は本田拓が抜けるぶん、みんなでカバーしあって試合をやっていきたいです。」
・DF新井隆法(3年) 「今日は、勝てたのはよかったが、点を与えてしまったことが反省。失点の場面は、コミュニケーション不足だった。ビルドアップでも今日は蹴ってばっかだった。次節は無失点を目指し頑張りたい。」
・FW稲葉久人(4年) 「点を取るキャラじゃないので、ドリブルで突っかけて体 を張りました。あまり考えていた訳ではないのですが、振り向いたら相手がいな かったのでドリブル突破をしました。前半は中盤との距離が開いてしまい、セカ ンドも拾えなかったですが、後半は拾えました。ゴールシーンは菊岡はパスの巧 い選手なので信じて走りました。優しいパスをくれたので決めるだけでした。こ こ2試合は点を取ってからの守備が良かったです。次も得点を市川と取り、失点 も0にしたいです。前の選手も守備をするようにしていきたいです。」