早くも掴んだ!1部への挑戦権

秋季リーグ戦 2部上位リーグ
VS.専修大学
10月22日(日) 亜細亜大学体育館


法政大学
28 1セット 26
専修大学
25 2セット 16
25 3セット 21


 予選リーグを1敗で終え、2位で決勝リーグに臨んだ法大。 予選リーグ終了時点で上位2チームに与えられる入替戦行きをほぼ手中に収めてはいるが、 決定するまでは油断できない。 また、対戦相手の専修大はこの試合に敗れれば、昇格の可能性が絶たれる。 簡単に引き下がるとは思えず、厳しい戦いが予想された。
 第1セット序盤から和井田、呉屋、昨日の好調を受けこの日初めて先発起用された富田が、 それぞれオープンからスパイクを決め、順調な滑り出しで試合に入っていった。 だが、10点を越えたあたりからミスが目立ち始める。 相手にもミスがかさんでいたためリードは保っていたものの、 終盤になってもタッチネットなどの不要なミスがなくならず、 ついには20点目を先に奪われ逆転されてしまう。 また、逆転してセットポイントは奪ったが、すんなりと決められず、 逆にセットポイントを取られこのままこのセットを落とし、ずるずるいくのかと思われた。 だが、最後は相手のスパイクミスと和井田のスパイクで連続得点し、 28−26とデュースにもつれ込んだ大事な1セット目を取った。
 これで完全にこの試合の流れを掴んだ法大は、第2セットは専大を圧倒。 サーブカットが大崩れすることなく安定し、岡本が自由にボールをさばけていた。 そして攻撃陣は落ち着いてスパイクを沈めていき、レシーブの方も粘り強く、 最後まで諦めずに喰らいついていき、簡単に自分のコートにボールを落とすことがなかった。 相手につけいる隙を与えることなく、このセットを大差で制した。
 意気消沈している専修大を尻目に第3セットも攻撃の手を緩めることはなく、 序盤にリードを広げ、試合を有利に運んでいく。 ブロックも完全に対応できており、相手にプレッシャーをかけ、相手のスパイクミスを誘発させた。 集中が途切れることなく、最後まで戦い、専大を3−0のストレートで下した。
 結果的に圧勝したこの日も富田の活躍が目立った。 オープンサイドにいながら速い攻撃を得意としており、今までの法大に見られなかったタイプである。 岡本との相性も良く、レシーブも安定しており、今後も活躍の場面がありそうだ。
 この試合の後行われた第4試合で明大が駒大に勝利したため、 明大と法大の入替戦行きが決まり、昇格への挑戦権を手に入れた。 だが、これは通過点に過ぎない。あくまで1部に昇格することが目的なのである。 そのためには今後の試合でいかに入替戦に向け、弾みをつけるかが大事になってくる。


岡本祥吾選手
(今日は非常によくボールが拾えていたと思うが)
 一本目良い形で上がれば二本目につながる可能性が大きくなるので、良かったと思う。
(ただ1セット目はミスが目に付いた)
 まあ、みんなスロースターターって感じなんで、しょうがない面もあると思う。
(高校の後輩の富田が昨日から出ているが)
 富田は守備面で良い働きできるし、攻撃もミスなくできる。 大エースである和井田さんをカバーできる存在。
(入替戦が決まりそうだが、残り2戦どう戦うか)
 入れ替え戦本番に向けて。詰めなきゃいけない所は詰めていきたい。」

栗原慎主将
(今日の勝因は?)
 ブロックが良くて、(相手の攻撃が)うまく止まった。 1セット目は相手のスパイクががむしゃらに入ったため、競ったが、 2セット目からは対応できるようになった。
(今秋2度目の対戦だったが、事前に対策とかは話したのか?)
 ブロックの対応の話と相手の癖を確認した。
(集中力も切れなかったようだが)
 1面だったからじゃないですかね。1面の方が集中できる。
(この後、駒大が明大に敗れれば入替戦行きが確定するが)
 いや明治が負けてくれた方がいい。まだ1位通過を考えているので。 どっちにしろ、入替戦でやるしかない。
(今のところ、入替戦の相手は中学大か国武大が有力だが)
 相手はどっちでもいい。どっちがきても負けないようにするだけ。
(残り2試合、どのように戦って入替戦までもっていきたいと考えているか?)
 精一杯戦って勢いをつけて入替戦に望めれば。」

吉田康伸監督
(今日の試合の出来は)
 1セット目は試合開始前の段階で勝ち数2つ差をつけて入替戦にほぼ行けるとなっていたので、だらけていた。 ネットタッチも多く出たので心配したが、乗り切ってくれた。あとは力勝ちした展開になった。
(サーブカット、レシーブが良かった)
 言い訳になってしまうが、先週はボールの問題もあった。 今日はカットがよく上がっていて、カットが返りさえすれば岡本は仕事をする。 レシーブも食らいついていた。
(昨日調子の良かった富田を先発で起用したが)
 あのポジションをどうするかを悩んでいる。 和井田が二段をしっかり打てれば、速い攻撃ができる富田がいいのかなあと。 ライトに土田を入れたりして、実戦でいろいろ試してみている。 明大戦のように呉屋が抑えられた時に備えて。 富田は高校の時から岡本とやっていたのでコンビは良い。
(入替戦に行くことが決まったが)
 あと2試合は1位を狙い明治を倒しに行くか、入替戦に備えるかを1週間で選手たちと話し合いたい。 場合によってはメンバーを代えることもある。あくまで(1部に)上がることが目標。 2部で優勝することが目的ではない。 今はどうやって勢いをつけて入替戦に行くかを考えている。」



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