秋季リーグ戦 2部上位リーグ
VS.明治大学 10月29日(日) 亜細亜大学体育館
|
3
法政大学
| 25 |
1セット |
17 |
2
明治大学 |
| 25 |
2セット |
21 |
| 24 |
3セット |
26 |
| 19 |
4セット |
25 |
| 15 |
5セット |
12 |
前日、ついに勝ち点で並んだ法大と明大。
くしくも“六大学決戦”となったこの試合、勝者が2部優勝の栄冠に輝くこととなる。
会場には両校の応援団が駆けつけ、応援合戦も激しいものに。
今までにない盛り上がりを見せたリーグ最終戦は、まさに“優勝決定戦”に相応しい1番となった。
法大は序盤から和井田、富田を始めとするアタッカー陣がスパイクを叩き込んでいく。
サーブとレシーブも安定し、今までの勢いそのままの戦い方を見せつけた。
一方の明大は硬くなってしまったのか、スパイクを外すなどミスで崩れていった。
第1セットを無難に取った法大は、第2セットも序盤、谷口のクイックを皮切りに7連続得点を決め、圧倒。
ブロックも機能し、前回は苦労したサーブレシーブも崩されなかった。
相手もミスを多発し、順調に2セットを取った法大。選手の顔にも余裕の表情が窺えた。
だが、そこは首位を争う明大、このまま易々と引き下がるはずがなかった。
第3セット、再び序盤に5連続得点を許した明大だが、ここから粘りを見せた。
それまで調子の悪かった廣本(30番)がここから爆発、法大を苦しめ始める。
廣本を止められない法大は逆に和井田のマークが厳しくなり、
中盤になると富田もミスを出し始める。
逆転を許した法大だが、終盤、和井田の奮闘により追いつき、
相手のスパイクミスで24−23と再び逆転、ついに優勝に王手をかけた。
だが、ここで和井田が痛恨のサーブミスをすると、高橋純(11番)に連続で決められ、
あと一息のところでこのセットを落とした。
流れはこれで明大に傾いた。第4セットもブロックが止まり、ボールを簡単には落とさなくなった。
一方、なかなか攻撃を決めきれない法大は、守備の際にお見合いしたり、
返球しきれなかったりと信じられないミスを出す。
結局流れを引き戻すことができず、終盤には5連続失点を喫して万事休す。
勝負は最終セットに持ち込まれた。
最終セット、法大はエース和井田が再び点火。次々と相手コートにスパイクを打ち込んでいく。
対する明大も廣本が奮闘し、一進一退の攻防に。
だが、最後は2度の3連続ポイントでリズムを取り戻した古豪に軍配が上がった。
通算成績9勝1敗。この1敗は予選リーグで明大に許したものだった。
その明大を最後の最後で逆転し掴んだ2部優勝。
さらには谷口が優秀選手賞に、岡本がセッター賞に輝いた。
また、中島がスパイク賞部門の、和井田が猛打賞部門の、それぞれ2位となった。
個人・チーム、共に充実した状態で挑む来週の入替戦。
対戦相手は春に自分たちを破って1部に昇格した中学大に決まった。
目標の1部復帰を果たすため、法大、いざ復讐の舞台へ。
中島悠太選手
「(明大が専大に負け、どんな形でも勝てばよくなったわけだが、
試合前の気持ちに変化はあったのか?)
楽にはなったが、1部から2部に落ちた時も他があと1勝すれば残れるみたいな感じで他力本願で落ちたので、
とにかく気持ちを緩めないように3ー0で決めようと。
まあ2セット連取したまでは良かったのだが…。
(前回の対戦で苦しめられた相手サーブの対応は?)
前より全然たいしたことはなかった。
確かにサーブで点を持っていかれることはあったが、
それはミスとかではなくて相手の得点。
(第3セット以降、明大に連取された主な原因は?)
本来はうちのポイントである得点が誤審で相手にいってしまって、
『なんだよー』って感じで。それで気持ちが切れてしまった。
(第5セット開始前、何を注意したか)
入替戦を思い出すような展開だったが、うちは乗れば強いし、ミスも減る。
だから放せばいけると思ったので、最初から走ろうと。それがうまくいった。
(会場の雰囲気について)
嬉しかった。流れを作りやすかった。
(リーグ戦を振り返って)
途中で風邪をひいたり、遅刻があったりとプレー自体は良かったが、
もっと強くなるためにそういう所を直していきたい。
(入替戦へ向けての修正点は?)
うちには一回失った流れを取り戻す力がない。
そのまま押し切ればいけるが、流れを引き戻せるように、1週間練習していきたい。」
根岸慎紘選手
「(明大が専大に負け、どんな形でも勝てばよくなったわけだが、
試合前の気持ちに変化はあったのか?)
昨日よりは楽にはなったが、特には。
(前回の対戦で苦しめられた相手サーブの対応は?)
そこまで崩されてなかったんで、心配はなかった。
(第3セット以降、明大に連取された主な原因は?)
向こうのブロックやレシーブが良くなって、逆にうちのスパイクが決まらなくなった。
(第5セット開始前、何を注意したか)
声を出して、走って流れをこっちに持ってこようと。
(会場の雰囲気について)
力にはなりました。
(リーグ戦を振り返って)
全勝したかったですね。
(入替戦へ向けて修正点は?)
もっとレシーブ力を上げること。」
谷口忠史副将(優秀選手賞受賞!)
「(2部優勝おめでとうございます)
良かったです。
(クイックスパイクが機能していたが)
個人的にはいつもどおり。最低限の仕事ができた。
この4年間で1番得たのがこの身体なのでそれを活かした。
ウエート(トレーニング)も今までやってきて、おかげで体重は8キロ増えて、体脂肪は2%減った。
その成果が出た。また、岡本がユースから帰ってきてからの方がコンビが合うようになったというのもある。
(優秀選手賞も獲得したが)
いや、本当にもらっていいのかな、と。
(いよいよ来週は入替戦)
残りは入替戦と全カレ(全日本インカレ)だけなんで、この完成された身体をいかに発揮するかですね。」
和井田剛史副将
「(2部優勝の感想を)
(優勝して)当たり前。嬉しくもなんともないです。
(2セット先取してから明大に取り返され、冷やりとしたが)
(それでも)余裕でしたね。(スパイクがガンガン決まっていたのも)たまたまです。
(優秀選手賞は逃したが)
それよりも猛打賞を李豊(亜大・背番号12)に持っていかれたのが…。
(膝の方は?)
膝も痛いです。みんなの思いが強すぎて膝にきています。
(いよいよ来週入替戦だが)
今まで一生懸命やってきたんで頑張ります。」
栗原慎主将
「(今日を振り返って)
1、2セットでいけそうだったが、流れを持っていかれた。
3、4セットは流れがまずかった。
5セット目も流れは向こうだったが、気持ちで負けないようにした。
それで持ち返すことができた。とにかく最終的に勝ててよかった。
和井田を中心によくまとまっていたのが、いい結果につながったと思う。
レシーブの粘りも出てきているし、いい感じで終わり、いい流れで(入替戦に)いける。
(入替戦への抱負を)
次を目標にやってきた。ここまでは予想通り。」
吉田康伸監督
「(今日を振り返って)
まだ半分といったところ。入替戦で勝つことを目標に置いてきたので。
今日の試合は1、2セットと良かったが、3セット目から明治は調子が出てきた。
いつもなら悪いパターンにはまりそうだったが、5セット目はよく切り替えて、
和井田が爆発してくれた。苦戦したが、今日がいい練習になってくれればいい。
(入替戦に向けて)
入替戦に向けては1試合なので気持ちの部分だけ。春と同じ相手なので悔しさを晴らしたい。
みんなわかっていると思う。攻撃は和井田、守りでは根岸、呉屋、富田に期待。
カットが返れば、岡本はやってくれる。守備は(予選リーグで)明治に負けてから、
富田を入れていい意味でチームが活性化された。」
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