秋季リーグ 1−2部入替戦
VS.中央学院大学 11月5日(日) 順天堂大学バレーボール館
|
3
法政大学
| 25 |
1セット |
27 |
1
中央学院大学 |
| 25 |
2セット |
23 |
| 25 |
3セット |
22 |
| 27 |
4セット |
25 |
あの屈辱から6ヶ月…。明大との激闘を制し2部優勝という最高の結果を残して、
この舞台へ戻ってきた“挑戦者”法大。
対するは春の入替戦で苦杯を舐めさせられた1部8位の中学大だ。
春の雪辱を晴らし、戻るべき場所・1部へなんとしてでも戻らなければならない。
序盤こそ谷口のブロックなどでリードした法大だったが、
気持ちが入りすぎたのか動きが硬く、リズムに乗れない。
それでも中学大のスパイクミスの多さに助けられるが、
7−7の同点から中学・岩井主将(1番)にブロックやスパイクを決められ、
一気に点差を付けられてしまう。
法大も中盤以降ようやくブロックのタイミングが合い始め、
相手のミスに乗じて徐々に点差を詰めるが、さすがは1部。
和井田のスパイクや谷口のクイックなど、
2部ではあれほど決まっていた得意の攻撃パターンも相手に拾われるシーンが目立った。
中学大リードで迎えた終盤、法大は土壇場で和井田の活躍などでデュースに持ち込むが、
最後は富田が打ち切れず、大事な第1セットを落としてしまう。
第2セットも春の入替戦を思い起こさせる展開。
両チームともサーブミスが多かったのもあって、終盤まで一進一退の攻防となる。
そこを抜け出したのは法大だった。
ここまで調子の出なかった富田の連続スパイクポイントが決定打となり、
最後は中島が決めてこのセットを奪い返す。
第3セットも序盤は2セット目と同じような展開となった。
中盤、反則やサービスエースを決められるなど一旦は中学大にリードを許すが、
和井田のスパイク、サービスエースで同点とし、
終盤には相手のミスと和井田のブロックでついにリードを奪う。
最後も和井田が強烈なスパイクを相手コートへ叩き込み、
試合の流れを左右する大事なこのセットを取る。
そして第4セット、最初から法大は3連続ポイントを奪い、リードをキープ。
終盤、中学大の粘りに押され、20−21と逆転されるが、
呉屋、和井田の連続ポイントでついにマッチポイント。
サーブをカットした中学大はスパイクを打ってくるが、法大も全員でボールに食らいつき、
懸命にボールを上げる。そして最後に決めたのは呉屋。
決勝点が入った瞬間、ベンチからチームスタッフが飛び出し、コートに歓喜の輪が出来た。
苦闘の末、リベンジに成功した法大は2季ぶり最短での1部復帰を決めた。
岡本祥吾選手
「(1部復帰おめでとうございます)
この前の春のリーグでまさかの2部降格となってしまったが、
普通にやれば勝てると思っていたので、最低限の目標は達成できた。
(前回と同じ中学大だったわけだが、気をつけていたことは?)
前回負けた時は自分たちのミスが出すぎていたのでそこを。
まだ、やたらミスったり、カットで崩れたりすることがあるので、
全カレ(全日本インカレ)に向けて、
自分たちの力をどう発揮できるようにするかが課題ですね。
(秋季はいろいろなメンバーと組んだことで攻撃の幅が広がったと思うのだが)
メンバーは春と殆ど変わっていないが、やはり富田。
両レフトを組む和井田さんは打つ専門だが、富田はレシーブもできるので、
彼が入ることで逆に安定した。古田にはそれを見た上で自分に足りないものを考えて欲しい。
土田さんはもともと高さがあったけど、オールラウンドでどこでもカバーできることがわかった。
(自身の課題は?)
今日はダブルコンタクトを取られすぎたので、つなぎのトスをしっかりとやっていきたい。
あとは崩れた時。
(全カレへの抱負を)
今年度は2部降格という最低なレッテルを貼ってしまったので、最低でもベスト4以上を。
名誉挽回の意味も込めてベスト4、それ以上にいきたい。」
呉屋宏和選手
「(1部復帰を決めた感想を)
半年間長かった…本当に嬉しい。2部落ちは屈辱だった。
後輩のためにも1部復帰できてよかった。
(この1週間、どんな調整を?)
いつもどおり。相手の対策というより気持ちを持っていくって感じで。
でも、相手のデータは頭に入っていた。
(今日のゲームの入りについて)
硬かった。けど自分たちのバレーをすれば負けないとは思っていた。
(最後のマッチポイントを決めた瞬間はどうだったか)
みんながつないでくれたボールだったんで、決められてよかった。
(最後にインカレに向けて)
最後なんで悔いの残らないように。勝ちにいきたい。最後に一花咲かせたいです。」
谷口忠史副将
「(今日の試合を振り返って)
個人的にはダメだったが、みんなやってくれたし、普段からやってくれると思っていた。
今日は本当に自分ができることをやっただけです。
(1部復帰を決めて)
春落ちて上がったので、元々は1部にいたので元に戻っただけ。
全カレで思いっきりやりたい。下級生は1部でがんばってほしい。
(半年間は長かったか)
なるべく考えずにやってきたけど、
ふとした時に思い出したりもしたので、長いといえば長かった。
(第1セットを取られたが)
取られても焦りはなかった。向こうも春に比べて強くなっていたけど、
うちもだいぶ強くなっていたので。
(3セット連取して勝利をおさめたが)
ポイントゲッターの呉屋、和井田が調子よく、安定していた。僕はずっと補助役だった。
(次の目標を)
全カレで勝負。できるだけ多く勝ちます。」
和井田剛史副将
「(1部復帰を決めて)
率直に安心しました。やっと俺らの時代が始まったって感じです。
本当に後輩には悪いことをした。
いい経験となったといえばなったが、辛いことをさせたと思う。
来年は1部でがんばってほしい。
(この半年間どうだったか)
いろいろ大変だった。モチベーションは初めの頃は無理矢理上げていたりもした。
ジュニア組が抜けたりもして。
(今日は1セット目を取られたが、焦りはあったか)
1セット目は硬すぎた。
いろいろなプレッシャーを感じながらやっていたのでみんな硬くなっていたのかもしれない。
試合前これをやろうと決めていたことができなかった。
(その後、3セット連取して勝利を掴んだが)
それでもリーグ戦の時と比べたら、普段の力を出せずに苦しい戦いではあった。
それでもいい流れでできました。
個人的に気をつけていたことはとりあえずプレーどうこうより、声を出して盛り上げていこうとした。
前は油断していたところもあったので。
(これからの目標を)
4年生は大会があとひとつだけ。
全日本インカレで結果を残さないと俺らの代、何やっていたんだということになるのでがんばりたい。」
栗原慎主将
「(まずは感想をお願いします)
勝って良かった。
(相手は前回敗れた中学大だったが、嫌な意識みたいのはなかったのか?)
リベンジの気持ちもあったが、相手がどこというよりも1部に上がることが目標だったんで。
やっと1部に戻れたって感じです。
(春戦った時と比べて中学大に何か変化は感じたか?)
1部で戦ってきただけに粘り強くなっていたし、レシーブも良かったが、
うちが粘り勝っちゃいましたね。
(2部に落ちてからチームの1番変わったこととは?)
気持ちの持ちようですかね。バレーに対する意識、ひたむきさ、そこを見つめ直してきた。
ここ(1部)が目標だったが、ここからさらに上を目指していかなきゃいけない。
(では2部で得たものとは?)
しつこさ。これは2部の特徴でもあって、明治あたりもそうだし、
専修や学芸も粘り強かったし、そこを学んだ。
(全日本インカレに向けて)
まだミスが多い、自滅するということがあるので、負けないチーム作りを目指していきたい。
(主将自身、全カレが最後の大会となるが)
みんなが勝ってくれればいいんで、チームのために1ヶ月、やることをやっていきたい。
ベスト4を目指していきたい。」
吉田康伸監督
「(1部復帰を決めた感想を)
ホッとした気分。と、同時に嬉しかったのが半分。
(この1週間、どんな調整を)
うちはとにかく気持ちが大事なんで、気持ちが乗るように調整した。
まあ1セット目硬かったが、あとはうまくやってくれた。
(試合終了の瞬間はどんな気持ちだったか)
呉屋で負けた試合もあったが、最後に彼が決めるとは呉屋の勝負強さには驚いた。
(インカレに向けて)
やっぱり1部に復帰してインカレにつなぎたかったんで、もくろみ通りいってよかった。
インカレは負けても何も失う物はないので思い切ってやる。
4年には期待したい。うちはやっぱり4年のチームなんで。」
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