ブロックに行く岡本主将と白岩 (撮影・渡邉 貴裕)
| 法大スタメン |
| 古田 史郎 | 法3 | ライト |
| 中島 悠太 | 法3 | センター |
| 岡本 祥吾主将 | 法4 | セッター |
| 田中 紀幸 | 法1 | レフト |
| 白岩 克俊 | 営4 | センター |
| 和内 勇治 | 営2 | レフト |
| 根岸 慎紘 | 文4 | リベロ |
(全日本インカレ 準々決勝 12月5日 東京体育館)
4回戦で西日本インカレ王者・東亜大を下し、ついに準々決勝へ駒を進めた法大。相手は関東秋季リーグ戦3位の順大だ。リーグ戦で敗れてはいるが、東海大と日体大にはフルセットの接戦を演じているだけに、念願の上位越えが期待された一戦。しかし、またしても上位の壁を破れず、念願のベスト4進出は叶わなかった。
悔やまれるのは第1セット。開始からリードを奪うと、そのまま中盤へ差し掛かり、19−15と、法大が突き放す。サイドアウトを取ればよかったところだが、相手のフェイントを皮切りに3連続失点を喫し、19−18。古田が1点返すも、こんどは4連続失点で20−22と、ついに逆転を許す。結局、連続失点が響いて第1セットを23−25で落としてしまう。
続く第2セットは、第1セット終盤の悪い流れを断ち切れず一方的な展開。1度もリードを奪うことができず、13−25であっさりこのセットを失い、順大がついに王手をかけた。
勝利のためにはもう1セットも落とせない法大。第3セットでは見違えるバレーを展開し、順大に食らいつく。すると中盤、中島と田中の連続得点で逆転。その後も2人の活躍で順大に追随を許さず、このセットを25−21で取り、逆転へ望みを繋ぐ。続く第4セットもサイドアウトを繰り返し、互いに譲らぬまま終盤へ突入。しかし、タッチネットへの抗議で警告を受けてしまい、法大に嫌な雰囲気が立ち込める。つづくラリーでも失点し、20−23とリードを奪われ、絶体絶命のピンチ。なんとしても最終セットまで繋ぎたかったが、一歩及ばず22−25で試合終了。セットカウント1−3で準々決勝敗退に終わった。
収穫の春から勝負の秋へ。この1年、東海大・日体大・順大・中大の4強を崩しての上位進出を狙ってきた。敗れはしたもののリーグ戦で手応えを掴み、最終日を目指した全日本インカレだったが、ついにその壁を破ることはできなかった。
来年の大学バレーボール界。他チームが戦力を落とすことが予想される中、若手の起用に積極的だった法大の経験値は一番と言っても過言ではない。4年生の果たせなかった上位食い、そして優勝を、来年こそ掴んでほしい。
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(平井 貴史) |
◆吉田監督
−試合を振り返って
判定とか、色んなことがありましたけど、これが一発勝負。勝ちにいってただけに悔しいです。
−1セット目を落として厳しくなったか
こっちのサーブレシーブで落として、後半の悪い流れのままズルズルと2セット目に行ってしまいましたね。3セット目はしっかり切り替えて行けました。
−4セット目は行けそうだった
明らかにタッチネットなのを強気で抗議した結果、イエローカードを貰ってしまって、流れを掴めませんでした。
−今年を振り返ると
去年のチームを引き継いでなんとか頑張っていたので、メダルを残してあげたかったですね。上位を目指して負けたので、来年こそは、と思います。
−4年生の4年間は
入学してから2部に落ちて、全日本インカレも去年は残念な結果に終わったので、今年はいい思いをさせてあげたかったです。チームの状態を引き上げてくれたので、ご苦労様と言ってあげたい。
−新チームはほとんど変わらないと思うが
抜けるところが鍵。センター・セッター、あとエースも。もう少し行ける、という思うをしたメンバーだし、もっと結果を残せるように。しっかりやらせます。
◆岡本主将(Vリーグのサントリーへ)
−今日の試合を振り返っていかがでしたか? 昨日良い調子でいけたんで、今日もいけるだろうと思ったんですが…。(順大は)強かったけど、もう一つのところで押せなかったですね。 −以前、一つの目標として掲げていたベスト8には入りましたが、今日の試合を終えて『やり切った』という思いと『悔しさ』ではどちらが大きいですか? 正直結果を出したかったので悔しいですが、自分としては一年生の時からずっと法政にいて、ただ普通に練習してただ普通に試合をしているチームでした。(最近は)過程の部分で少しでも方向性が見えたら良いな、と。変えれたらな、と思っていたんで、今までを振り返ってみても良かったです。でもやっぱり(悔しさと)半々ですね。 −第4セットでは、法大にイエローカードが出ましたが 審判に対しても、こっちも1点でも多く取れたら楽だし、流れを変えれたらウチにとってもプラスなので、仕方ない感じでした。勝ちたい思いが全面に出ていたのでしょうがないかな、と思います。 −後輩たちへ、一言お願いします もう少し自分がしっかりすればという思いがあるので、申し訳ないところもあります。今年を見てて、結果とかに対して(意識が)変わってきてるので4年間の中で一番良いと思います。今の状態を継続させて今度こそ結果を出してほしいです。 −最後の一年間を振り返っていかがでしたか? 自分がキャプテンになって、しっかりしないといけないなと。一番強い一年間でしたし、自分について来てくれる、チームを変えようとする4年生と一緒にいた一年間でした。今までの中で今年一年は面白かったです。スポーツマンらしく、何かをして何かを得なければいけないのがスポーツだと思うので、そういう面でも充実していました。 −最後に、次のステージへ向けて一言お願いします そんなに結果を残していないので企業にいって今までの分を挽回したいです。大学に入って応援してくれる方とか支えてくれる人とも多く知り合えたので、そういう人たちのためにも恩返し出来るようなプレーや結果を残したいです。
◆根岸(チャレンジリーグの東京ヴェルディへ)
−試合を振り返って
悪くはなかったですね。ミスはこっちの方が多かったです。2セット目で切り替えができていれば、というところです。3セット目は、「しっかりやろうと」とみんなで切り替えてやれました。4セット目は、審判があれではとは思いますが、自分たちの詰めが甘かったと思います。
−今年を振り返って
リーグも5位で、かなりいいチームになれましたよね。
−四年間を振り返ると
楽しくできました。2年のときに外されて、悔しくてそこから切り替えてやってきました。2部にも落ちたけど、いいチームができましたね。
−下級生に伝えたいことは
またあるので、頑張ってほしい。あまり今のチームと変わらないので、期待してます。
−4年生に言いたいことは
「ありがとう」と言いたいです。
◆白岩
今日の試合を振り返って昨日の疲れが少し残っていたが、いいところも出せた。結果は負けてしまったが、いい試合でした。 −今大会を振り返って 勝てる相手にはしっかり勝て、得点できるところで得点できた部分で成長を感じた。 −大学四年間を振り返り 四年間学ぶことが多かったです。 −後輩へ一言お願いします 来年は一つずつ順位を上げていってほしい。
◆松本
−四年間を振り返って すごくいい経験だったことは間違いないです。 −副将として、今年一年はいかがでしたか? 順位を含め、「法政変わった」と言われることが多くよかった。四年生はみんな尊敬できる。いい出会いだったと思います。 −今後もバレーは続けますか? まだ決めてないが、やるだろうと思います。
◆古田
−今日の試合を振り返っていかがでしたか? 何か、変にスッキリしました。 −結果的にはベスト8に入りましたが… 達成感も悔しさもありません。次、頑張ろうという思いです。 −今年一年を振り返っていかがでしたか? 楽しかったです。色々経験が出来て成長したと、自分では感じています。 −先輩方へ一言お願いします お疲れ様でしたとしか言えないです。 −来シーズンへ向けて意気込みをお願いします もう負けないですよ。自分にも、相手にも。法政として挑戦して、高めていきます。自分たちを高めて、やることをやる。来シーズンは強いですよ。
◆中島
−第1セットを奪えなかったのが全てのように見えたが
秋のリーグの順大戦と同じ形になってしまって…せっかくいい形で終盤まで来たのにミスで自滅してしまった。敗因はそこですね。
−2セットはずるずるといってしまった
1セットみたいな僅差で落とすより、2セット目はあれはあれで切り替えられたので。3セットは気持ち切り替えられて取れたんですけどね…
つくづく1セット目を取れていれば。
−イエローで流れが切れてしまったようにみえたが
古田が言いたくなる気持ちもよくわかります。審判が正直アレだったので。ただやっぱり勝負に徹するのが大切で、目の前の相手に気持ちを集中させて、おとなしく下がるべきでした。自分はまだ3年なので、来年もそのようだったら勝負する資格はないと思います。
−去年のチームと違う点はどこだったのか
やっぱりチームとして基本的な部分が強化されてきたということですね。サーブカットや繋ぎの部分であったり、ひとりひとりの役割であったり。
−今年は中島選手にとってどんな年だったか
今年が大学に入って一番成長できた年だったと思う。岡本さんにあこがれて入学してきて、その岡本さんが最終学年ということでなんとしても結果を出したかったんですけどね
−結局今年は上位チームに勝てなかった。何が足りないのか
もうちょっと自分たちのバレーに自信を持っていいのかなと思います。リーグ戦は5位という結果だったけど、このメンバーだけ見たらもっと上に行けていいし、
内容は上位とも互角にやり合えてる。ただ東海とか日体とかが相手だと「フルセットには出来ても負けるもんだ」みたいな感じで、23−21とかリードしてても「いつもとは違うことやらないと勝てないんじゃないか」と思ったり、妙に緊張して足が動かなくなっちゃったり。今日も「順大なんてたいしたことない。勝って当然」って自信を持って戦えてれば、1セットの最後だってもしかしたら行けたんじゃなかと…
−来年は副将としてどのようにチームを引っ張るか
副将って立場は微妙ですよね(笑)来年は富田がキャプテンをやるわけだけど、それは下級生が誰の指示なら聞きやすいかということで決めたこと。今年も4年生でまず意見を統一させてから下級生に伝えていた。だから自分でも古田でもキャプテンは誰でもよかったと思う。自分が言わなきゃいけない時は言うことは言うし、基本はサポート役に回りたい。
−来年の目標は
今年はベスト8止まりだったので、なんとしても全カレ最終日までやりたいですね。
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