1部残留!粘る国士舘大を振り切る!!

春季リーグ戦 1部2部入替戦
VS.国士舘大学
5月27日(日) 日体大健志台米本記念体育館


法政大学
25 1セット 22
国士舘大学
14 2セット 25
25 3セット 19
31 4セット 33
16 5セット 14


 リーグ戦7位に終わり、入替戦を戦うことになった法大。対戦相手は2部2位の国士舘大。昨秋の2部リーグ戦では、勝利を収めたもののフルセットまでもつれただけに侮れない相手だ。
 第1セット序盤から一気にいきたい法大だったが、立ち上がりから動きが鈍い。今ひとつ集中しきれていないのか、サーブミスなどミスが目立ち簡単に点を許す場面が目立った。それでも地力に勝る法大は白岩、中島を中心としたブロックで点を重ね、エース・古田が要所でスパイクを決め、リズムをつかめないながらもこのセットを取った。しかし、続く第2セットは油断したのか終始国士舘大ペース。中盤に6連続得点を許すなど集中を欠き、大差で落としてしまう。
 第3セットも悪い流れを引きずり、ミス絡みでいきなり4連続失点。嫌な雰囲気だったが、富田が連続でスパイクを決め、流れを絶つとその後は落ち着いた試合運び。レシーブにも粘りがうまれ、ブロックも機能。終盤には竹内などのスパイクで突き放し、このセットを奪った。
 次の第4セットで勝負をつけたい法大だったが、第2セット中盤あたりから古田がつかまっていたため、点差を広げられない。また、後のない国士舘大の粘りもあり、第4セットは一進一退の攻防が続いた。結局互いに一歩も引かず、デュースまでもつれこむことになった。そこでもどちらも譲らず30点を超える戦いとなった。だが、最後はあっけなかった。31−32とリードされた場面で、相手の二段トスがネットを超え、アウトかと思われたが岡本が触れてしまい、ボールはコートの外へ。激闘となったこのセットを嫌な形で落とし、勝敗は第5セットで決することになった。
 最終セットも息詰まる戦い。互いに譲らず、どちらも大きくリードを奪えないまま試合は進んでいく。それでも法大は竹内のスパイク、古田のブロックで連続得点し、14−13とマッチポイントとする。だが、国士舘大がたまらずタイムアウトをとると直後にスパイクを決められ、第4セットに続きデュースとされる。しかし、第4セットの二の舞は演じなかった。14−14からこの日苦しんでいたエース・古田が連続でスパイクを決め、16−14で試合終了。フルセットの末粘る国士舘大を退けた。
 調子のよかったリーグ戦後半の内容には、程遠いできだったが、入替戦では何より1部に残ったという事実が大事である。これで秋も1部で戦うことができる。


吉田監督
−今日の感想は
 今日は内容よりも勝って残ったということが大事。たしかに内容に不満はあるが、3−0だろうが、25−0だろうが勝ちに変わりはないので。今日勝ったということでまた秋に1部に挑戦できる。
−立ち上がりがあまりよくなかったが
 うーん、まぁ上から下の入替戦ではどうしても受身なってしまうので相手の勢いを止められなかった。
−サーブカットが乱れていたが
 だいぶ後ろに下がったところからのフローターサーブを使ってきて、1部とは違ったリズムだったのでその辺で崩された。
−リーグ戦後半でできていたことができでいなかったように見えたが(サーブカットなど)
 リーグ戦も今日とあまり変わらないでこんな感じだった。リーグ戦では古田がよかったから目立たなかったが、今日は古田が決めきれなかったので、カットの悪さが浮き彫りになっただけで、もの凄い悪かったわけではなかった。
−5セット目を迎えたときの心境は
 去年のことが頭をよぎったが、選手達を信じた。選手達も去年の悔しさがあったので、がんばってくれた。(5セット目始まる前に出した指示は)4セット目が嫌な感じだったので、とにかく切り替えさせた。
−東日本インカレに向けて
 ジュニア代表が合宿で抜けて、合流するのが大会4日前とかになるのでまだどういう風にするかわからないが、リーグ戦後半のような感じを出せれば。入替戦のようなプレッシャーもないので思い切ってやりたい。2〜3週間しかないが、疲れを取りながら個々の能力を上げていきたい。ジュニアにしても法政にしても同じで、これを最後に一つにまとめたい。東日本インカレに関してはこのような感じにしたい。

山田快主将
−試合の感想を
 内容より結果が大事な試合だったので、まあ、勝ったから、OKかな、と。この次のことだけ今は考えてます。
−2セット目以降苦しい戦いでしたが
 単純に油断。油断してしまうというところ含めてうちは力ないな、と。まだまだです。
−古田選手が止まって苦しい時間があったがベンチとして焦りは
 多少はあった。けど、最後は彼に決めてもらうしかないんで、信じて見てました。
−国士舘大対策は
 ビデオで確認したぐらい。ただ今日は新しい選手が出てて結構やられたので戸惑った。今日は作戦は予想以上に当たらなかった。
−4セット目落としたときは嫌な感じはなかったか
 4セット目で今日は締めれた。3−1で終われないところがうちはまだまだということ。
−リーグ戦を振り返って、やはり転機は予選リーグの日体大戦の後の早稲田戦か
 基本そうゆうことかな。あの時中島をセンターに戻すなどポジションチェンジして新しいものが見えてきた。が、時期的に遅かった。いい面もあったが、チームとして固めきれずに悪い面もあったと思う。
−主将の目から見て春成長した選手は
 古田は去年よりグッとよくなった。スタメンとして出ることに関して意識が高くなったし、成長した。ただ他の奴はまだまだ。
−それだけ延びしろはあるということか
 まだまだあると思う。個人として春試合出て成長した部分を今後チームの力としていけるか、そこの部分を重点的にやっていく。
−東日本インカレの抱負を
 チームとしての体制を固める大会にしたい。その上で結果が残せればいいと思う。

小川直紀副将
−苦しい試合となってしまった
 思ったより攻撃が止まらなかった。
−3セット目ぐらいまではブロックが良かったように見えたが
 いいときはいいのだが、終盤は決められたくないところで決められてしまった。
−試合前に立てていた対策は
 マークの確認。あとは自分達のバレーをやるということで。
−今日は主将代行という形だったが
 (山田主将が)教育実習であまり練習ができなかったんで。(気持ちなどは)あんま変わんないですね。
−今日で入替戦を含め、今春のリーグが終わった。振り返ってみて
 1月から練習をしてきてある程度良くなってきているが、やはり1部では通用しないのかなと。最初のうちはレシーブが拾いきれていなかった。攻撃は流れに乗れば今日みたいにいくが、客観的に見てレシーブに他の大学との差がある。
−東日本インカレへ向けて
 春は結果7位だったが、ベスト4を目指したい。個人個人のレベルが低いのかなと思うので、(インカレに向けて)そこを上げていきたい。

竹内文哉選手
−落ち着いていると思ったが、今日の試合を振り返って
 最初気楽にいこうと思っていたので勝つのは難しいなと感じた。いい流れをつくれなかったし、特に落ち着いていた訳でもなかった。
−納得のいかないジャッジミスが多かったと思うが
 ジャッジミスで雰囲気が悪かった訳ではなかった。今日は古田の調子が悪かった。
−どうやって立て直したか
 カットからの切り返し、元気をだしていこうって感じでいった。
−アタッカーとして春季リーグ出場していたが、今リーグを振り返って
 勝てた試合を落としてしまって悔しかった。アタックは空きなのでアタッカーとして、小川さんの分まで頑張ろうと思った。
−東日本インカレに向けて意気込みを
 それまでの練習で自分達に欠けているところを埋めて、強くなろうと思う。ベスト8に入りたい!

岡本祥吾選手
−残留を決めた今の気持ちは
 気持ちよくないですね、全く。
−フルセットまでもつれた原因は
 個人個人の気の緩みですかね。油断というよりもそんなにやらなくてもいいだろう的なかんじだった。本気でやらなくてもみたいな。
−カットが悪いように見えたが
 だいたいカットは(いつもと)変わらない。古田が決めれば、カットのことは帳消しになるから普段は見えない。けど、古田が止まるとカットが悪いのがわかる。コンビが使えない状態になる。(カットか古田の調子の)どっちかが安定していれば問題ないが。
−5セット目を迎えたときの心境は
 4セット目の最後は自分のミスで終わってしまい、5セット目までいってしまったのでやるしかないと切り替えた。目の前の1点に集中した。
−東日本インカレに向けて
 すぐに変わる部分と長い期間で伸ばす部分があると思うので、しっかり目標をもってやりたい。フォローに入ることなんかは気持ちの問題だからすぐ変えられる。秋に向け個の力を伸ばして、結果にはこだわらないでやりたい。

白岩克俊選手
−今日の試合を振り返って
 いや〜も〜いつもどおり、普通にしていたんですけど緊張しましたね。見た目は焦らないようにしていたけど、心の中ではやばかった。
−ということは4、5セット目もやばかったのでは
 きつかった。けっこうみんな気持ち気持ちできていたので精神的に疲れていた。
−第2セットはどうしてしまったのか
 うちの悪い癖が出た。審判のジャッジミスもあってチームの心はぐらついていた。
−中盤まではブロックが決まっているように見えたが
 相手が2部ということで細かなプレーをしてくる。タイミングをずらされたりして、後半は決まらなかった。
−しかし、1セット目は止まっていた。手ごたえがあったのでは
 あった。1部で得たもの(ブロックや攻撃面)が活かせた。
−今春を振り返って
 自分の持ち味の速いクイックが意外と決まるなと。1年のときはがむしゃらに打っていたが、今日はこのクイックがメインに決まった。逆に見つけた課題は決めてほしいときの一本と安定したプレーですね。
−東日本インカレへの意気込みを
 1部に残れたということで、東日本では上位にいきたい。ベスト8になって、(秋は)1部で上を目指したい。

古田史郎選手
−マークがきつかったと思うが、今日の試合を振り返ってどうだったか
 マークされていたというよりもプレッシャーにやられていた。今までで一番印象に残る試合だった。そういう日もある。いい経験をした。
−今回の春季リーグを振り返って
 1部に残ったっていう事が自信になると思う。1部の上を目指して頑張る!
−東日本インカレに向けて意気込みを
 "夢"をみせます!今日は周りに助けられた。チームの柱として自分の責任を果たせるようになりたい!

中島悠太選手
−見ていてハラハラしましたが、試合終って感想を一言
 やってる方もハラハラしました(笑)
−2セット目簡単に落としてしまったが
 やはり相手をなめてしまった。1セット目こっちは全く調子に乗れて無くて全然だめだったのに楽に取れてしまったので、いけるんじゃないの?って感じになって。で、相手が本調子になったら止められなくなってしまった。
−ジャッジの影響は
 ちょっと不思議な判定もあった。ただジャッジは覆ることはないのでそれを自分たちに言い聞かせて2セット目終わって切り替えました。
−なかなか古田選手が決められない時間があったが焦りはなかったか
 僕と主務で作戦練った時に誰がどれくらい決めるか計算して試合に臨んだんですけど古田で決めるところでなかなか切れなくなってちょっとベンチも「どうしよう」とあせった部分もあった。
−研究されている部分もあったか
 相手に研究されているのはあった。だた苦しい時に竹内さんがみんなを引っ張ってくれて、助かった。声とか出してくれて、今までそうゆうことはなかったんですけど。
−4セット目落としたときは嫌な感じはなかったか
 最悪な展開も浮かんだが、まだ2−2と並ばれただけだと考えて。いかに5セットで先に走るかだけを考えていた。
−これから東日本インカレがあるが今後へ向けて
 どんな形であれ1部に残ることが出来て、秋チャレンジできるので、東日本を足掛かりにしてこのチームでどこまでいけるか、秋へいい形で繋げられるようにしたい。




▲スポーツ法政トップページへ