力なく敗戦 入れ替え戦に不安を残す

秋季リーグ戦 1部下位リーグ
VS.国際武道大学
10月14日(日) NECニューライフプラザ


法政大学
22 1セット 25
国際武道大学
21 2セット 25
20 3セット 25


第1セットのスタメン
M古田 B竹内 O中島
F白岩 G岡本 A小川
*リベロはI根岸
*円内の数字は番号




 前日の筑波大戦をフルセットで落としたが、今日への期待も残した法大。今日の相手は前日に早大を下した国武大だ。1次リーグではフルセットの末に敗れているが、入れ替え戦の対戦相手が決まる重要な試合でもあり、なんとしてでも雪辱を果たしたい相手である。
 第1セットは、開始からリードを奪い中盤を迎える。しかし、15点目を奪ったところから相手に次々とスパイクを決められるなど5連続ポイントを許し、15−19とされたところでタイムアウト。これで落ち着きを取り戻し、4連続得点などで21−21と追いついたが、再び相手に3連続ポイント許し、結局第1セットを落としてしまう。
 第2セットは序盤から互いに譲らぬ展開となるが、徐々に法大のサーブカットが乱れ始める。それでも相手に食らいつく法大。竹内が後衛に下がったところで和内を投入すると、和内はいい動きをし、レシーブで好プレーを見せ、流れを引き寄せようとする。だが、相手を20点台に乗せてからは連続失点等で流れをつかめず、2セットを立て続けに落とす。
 第3セットはここまで精彩を欠いていたエースの古田を下げ、和内をセットの頭から投入。このセットは互いにスパイクの応酬となり、なかなかブロックが機能しない。すると、中盤で岡本が痛恨のサーブミス、続いて中島もスパイクミスを犯し4点差となり、たまらずタイムアウト。その後3連続失点するが、中島のクイックで断ち切ると、ワンポイントブロッカーで入った鈴木が2度のブロックポイントを決める。これで流れを引き寄せたかにみえたが逆転はならず、ストレート負けを喫した。
 結局法大は秋季リーグ戦を8位で終え、2部との入れ替え戦を明大と戦うこととなった。サーブカット、ブロック、スパイクなど課題は多いが、まだ28日の入れ替え戦まで時間はある。来季を賭けた大一番。チームの結束が鍵となる。


◆◆  選手と監督のコメント  ◆◆

吉田監督
−完敗だったが今日の試合を振り返って
 そうですね、コンディション的な面とかメンタル的な面で調子が出なかった。自滅してしまった。
−選手に覇気がないというか元気がないように見えたが
 入れ替え戦が決まった事実はうけとめていたが…。自分たちのプレーができず、フラストレーションがたまっていた。思い通りのプレーができないとこんなもの。コンディションの問題もある。相手の勢いに押された面もあった。
−古田選手を途中で代えたのは
 あまりにも決まってなかったし、気持ちの面で前向きではなかったので思い切って代えてみた。
−リーグ戦を振り返って
 選手の怪我があっていい状態で戦えたのは3、4試合しかなかった。うちは全員がベストで戦ってようやく1部の他のチームと互角になるので…。古田が開幕前に怪我して、富田も途中で怪我と両エースが万全でなく、岡本も怪我してしまったのは痛かった。
−入れ替え戦へむけて
 1週間空くのはプラスに考えたい。とにかく1部に残ることだけ考えて調整していきたい。

山田快主将(4年)
−リーグ戦を振り返ると
 早稲田に勝って途中まではよかったが、順天堂に負けたのが。3週目に、日体大はしょうがないとして筑波に勝てなかったのが痛かった。
−今日はサーブミスが減ったが、カットに苦しんだのでは
 その通り。
−なかなか相手のスパイクがブロックにかからなかったのでは
 高いわけではなかったが、予想以上に1番がよくやっていた。それでブロックが決まらなかった。直樹(小川)のカットが予想以上に崩れたのは誤算だった。
−和内選手の存在は明るい材料では
 4年が抜けるので来年につながる。来年やってくれそうな内の一人なので、リーグ戦を通じてそれが発見できてよかった。
−入れ替え戦の相手が明治になったことについては
 相手はどうでもいい。勝って残るだけ。

小川直紀選手(4年)
−今日の試合を振り返って
 結果をださなきゃいけなかったので負けて悔しいです。
−8位が確定しましたが心境は
 いいバレーをしてくるらしい明治にあたるので7位になりたかったんですけど、切り替えてがんばろうと思う。
−試合をみていて時間差を多く使っているように見えたが
 うーん…サイドで打つよりもブロックにかからずうちやすいですね。
−明治との入れ替え戦にむけて2週間どのようにやっていくか
 相手がどうこうよりも自分たちのバレーをやりたい。

白岩克俊選手(3年)
−今日の敗戦を振り返って
 とりあえず、今日は勝とうという気はあった。リーグ中に怪我人が出て、最終的にチームは固まったが、試合中に調子を崩してしまって流れが途切れちゃってのまれてしまった。監督が7位にならないと、全日本(インカレ)でシードが取れないと言われて、みんなそれを意識してたし、4年生のためにも一つでも勝っときたかった。
−1勝8敗という結果に終わったこの秋を振り返って
 下位に下がった瞬間、故障者が出て流れが途切れてしまった。怪我人がAチームから離れていって1からやり直しになって、そこで崩れてしまった。
−白岩選手自身は秋季リーグ通じて好調を維持していたように見えたが
 春と比べて、だいぶ自分でも変わったと思う。余裕を持てるようになったなと。今までは決めたい決めたいっていう焦りがプレーに影響したけど、余裕を持って冷静でいられることがつかめた。余裕を持つということがいいプレーにつながるのだと思った。
−一方で少し下降気味に見えるブロックはどうか
 1年の時から今まで出てきて今回が一番自分はできていたと思う。今までは気持ちが焦って余裕が持てなくて縮こまっちゃって、焦ると視界が広がらなくて止まるボールにも手が出せないっていうことがあった。そういう意味では合格点とまでは言わないけれど、成長はしてきたなと思う。
−入れ替え戦の相手は明大となった
 故障者全員治してもらってベストなチームで挑みたい。出ていた選手も故障者の分まで頑張ろうっていう気持ちでいたので、疲労がたまっている。一度気持ちと体をリセットして、新たな気持ちで頑張っていきたい。明治は昨年のを見ただけだけど、左利きの選手(廣本・20番)がメインになってくると思う。ブロックも強いところは強いけど、コースを意識しすぎて違うところに抜けることもあるので、硬くならず緊張感を持たずに法政らしいプレーをしていきたい。

岡本祥吾選手(3年)
−完敗となったが、敗因は
 そうですね…。古田が打ち切れなかったことと…あとは一人ひとりの力が足らなかったことですかね。
−中島選手に上げる回数が多かったと思ったが
 信頼、実績からして苦しくなったら彼に上げるのが基本。途中からも古田の調子が上がってこなかったので、(カットが悪くて)苦しいときにも上げた。
−第3セットから古田選手に代わって和内選手が入ったが印象は
 ちっちゃいなりによくバレーを知っている。古田にないものを持っているので、古田がそれを自分のものにしてほしい。古田には外から見ていて学んでほしかったけど、あんな感じになってしまって…。まぁ和内は仕事をしたと思う。
−8位でリーグ戦を終えたが
 (入れ替え戦に)行きなれてますね、半分。やっぱり行きたくなかったけど、現実を受け止めてきっちり対策を立ててがんばる。
−今秋のリーグ戦を振り返ってみて、リーグ戦序盤は内容がよくても結果がついてこなかったが
 詰めが甘かった。最初はデータ不足ということもあるが、個人の癖とかそういうのは勝負所で出ちゃうから、そういう部分を練習のうちからプレッシャーをかけてやる必要がある。
−入れ替え戦では明治大と戦うことになるが
 相手どうこうというよりは自分らの問題、見ての通り。自分らがしっかりバレーすれば負けることはないと思うんで、実力から考えても。相手は関係ない。
−期間が2週間と空くがどこを詰めていきたいか
 プレーの問題もあるが2週間では身につかないと思うので、プレー云々より気持ちを入れてやれるかですね。

中島悠太選手(2年)
−完敗となったが
 うちがなんか…どうこうというよりも普通に負けた。
−どこに原因が
 なんだろ…一人ひとりのプレーどうのじゃなくてうちのチームとしての完成度があまりに低すぎたということですかね。
−チーム全体として元気がないように見えたが
 負けちゃいけない試合だったが、(チームの)モチベーションが低かった。
−中島選手にトスが多く回ってきたと思うが
 うちは元々センターの打数は多いほうだと思う。それよりブロックとサーブが出ないと。連続得点が出ないので。今日は負けるべくして負けたかなと。
−8位に終わったリーグ戦を振り返ってみて
 本当にもったいないリーグだったなと。競り合いに勝てないのは実力もあるだろうけど、やっぱり勝ちなれていない。チームの弱さが出たかなと思う。
−入れ替え戦の相手は明治大となるが印象は
 相手エースの廣本(20番)は、ユース、ジュニアの代表で一緒だったのでどんだけ強いのかわかるし、知っているということもある。ただビデオによると彼ばっかり打ってくるわけではなく、満遍なく攻撃してくる。これは本当に厄介。
−対策は
 リーグ戦のときは、怪我人などもあってメンバーを固定していけなかった。入れ替え戦は1試合だけなのでちゃんとメンバーを固定してその1試合にかけて戦うことができる。2週間じゃ個人どうこうの能力は変わんないと思うのでチームとしていかに完成させるかが大事。




▲スポーツ法政トップページへ