春季リーグ 1−2部入替戦 VS.明治大学 5月29日(日) 会場:日本体育大学健志台米本記念体育館
|
3 法政大学
| 25 |
1セット |
19 |
2 明治大学 |
| 16 |
2セット |
25 |
| 25 |
3セット |
20 |
| 15 |
4セット |
25 |
| 16 |
5セット |
14 |
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
一発勝負の入替戦。負ければ35年以上いた1部から姿を消すことになる。一方の明大には3年ぶりの1部復帰が掛かっていた。しかし法大は負けるわけにはいかない。1部校の意地とプライドを掛け、勝負に臨んだ。
立ち上がりは緊張からかミスが目立つ。しかし徐々に自分たちのペースに持ち込み、第1セットを先取する。
第1セットに掴んだ流れに乗ってこのまま走りたい法大。しかし明大も簡単には引き下がらない。どんどんと得点を重ねられ、法大は20点台に乗せることすらできずに第2セットを終える。
第3セットに入ると第1セットの感覚を取り戻したのか、リードを広げ勝ち取る。
第4セット、ここで一気に決着をつけたい法大。しかし、どうしたことか第2セット同様、大差をつけられフルセットへ持ち込まれてしまう。法大はリーグ戦でフルセットの試合を一度も勝つことができずにきている。一瞬、負ける光景が頭を過ぎる。
嫌な予感は的中した。序盤から3点のリードを許し、焦ってレシーブをうまく返すことができない。さらに早い段階からタイムを取るもなかなか立て直すことができない。そうこうしているうち、ついにこの瞬間がやってきた。10−14。明大のマッチポイント。次に点を取られたら…会場にいる誰もが明大の勝利を確信したに違いない。しかし、このまま素直に引き下がるほど法大は大人しくはない。ここから法大の猛追が始まる。まず1点を追加してサーブ権を得ると、吉田監督は選手を交代。小川と岡本を投入し、一気に流れを引き寄せる。着実にポイントを重ねていく予想以上の法大の粘りに、明大は動揺してミスを重ねる。ついに法大は4点あった差を14−14のジュースにまで縮めた。最後は明大のレシーブミスで試合終了。見事な逆転劇を演じ、1部残留を決めた。
春のリーグを戦ってきて、選手たちがこんなに勝利への執念を全面に出して戦った試合があっただろうか。試合を見ていて飛び上がるほど嬉しく、涙するほど感動したのは初めてだった。しかし試合後のコートで喜び合っていた選手たち自身が、自分たちのプレーと勝利に一番感動していたかもしれない。
しかしこの試合に勝ったからといって、安心している場合ではない。目の前には山のように積まれた、たくさんの問題がある。チームの問題、個々の選手の問題。これを一つ一つ克服していくことが、法大の新たなパワーの源になるはずだ。
この試合で見せた勝利への執念を次の勝利へとつなげるため、ここからさらに新たな一歩を…
◆◆ 選手と監督のコメント ◆◆
#16小川直紀選手・・・
・10−14、相手のマッチポイントの時に交代しましたが、ここで交代!?と思いませんでしたか?
マサ(鈴木雅選手)と代わるのはわかっていたこと。で、数えていったら10−14だった。もっと早い段階で(チームが)点を取っていくかと思ってたんですが…。
・緊張しませんでしたか?
6本打ったけど、マッチポイントだったんで、一番最初が一番緊張しました。
・いつも良いサーブを打っていますが、「サービスエースを狙おう」とは考えなかったですか?
いつもは狙ったりするんですけど、今日はもう入れていこうとしか考えてなかったです。
#2角田辰徳副将・・・
・今日の試合はブロックでのポイントが多かったと思ったのですが、法大ブロック陣の調子が良かったですか?それとも、明大の打点が低かった?
やっぱり1部校に比べれば打点は低かったですね。うちの調子が良かったとは言えない。
・試合全体を振り返って
内容は悪かった。
・1セット目を見て、これはいける!と思ったのですが…
ストレート(セットカウント3−0)ででしょ?俺も思った。でも2セット目に崩れて。なんでかいつも1セット目取ると2セット目落としちゃう。何でかは、自分たちでも良くわからないです。
・3セット目にすぐ立ち直ったのはいつもと違うな、と感じましたが?
でもまた4セット目落としちゃって…。流れに乗れなかったです。わかったことは、うちはリードしているときは気持ちにゆとりがあるからドンドンいけるんだけど、逆にリードされると弱くなる。
・4セット目はカットがうまく返ってないように見えました
カットから1本で切らないと点差が開くからダメなんだけど、切れなくて。で、どんどん点差が開いちゃって精神的にダメになっちゃうんですよ。
・リーグ戦中はフルセットになると負けていましたが、試合中はどんなことを考えていましたか?
俺らも負けるんじゃないかと思ってた。本音としては、ジンクス的なものになっていたから、4セット目で終わらせておきたかった。とにかく最後まで集中していこうと思っていました。
でも今日は運が良かったです。明治がミスしたくれたから。いろいろ考え直さないと…。
・この大会で得たものはありますか?
自分たちの弱さを実感した。やる前(大会前)はもっとやれると思っていた。もう一度、自分たちのやらなきゃいけないことを全員がわからなきゃいけない。
・東日本インカレに向けて
メンバーが変わるので、バラバラにならないように一丸となって臨めるようにしたいです。
#1黒川明寛主将・・・
・リーグ戦が終わってから、今日までやってきたことは?
約束事の確認。いい感じで調整ができました。
・試合を振り返って
第1、3セットはこっちのローテーションと向こうのローテーションの当たりが良かった。でも、第2、4セットはうまくいかなかったので、5セット目は当たりの良いローテでいきました。
・ブロックでの得点が多かったようですが?
ブロックはあまり良くなかった。向こうがミスしてくれたから、ポイントになった。
・大事なところではやはり角田選手にボールが集まっていました。信頼度は高いですか?
角田はエースだから。決めてくれないと。でも最後は直紀(小川選手)のサーブが良かったから取れました。
・東日本インカレへの課題は?
一番最初に立てた目標のカットから切っていくということができず、ズルズルといってしまうことが多かった。なので、この目標をきちんとやっていく。
ちょっと練習のやり方とかを考え直して、厳しくやっていこうと思います。一から出直します。
・この大会で得たものは?
分かったことは、メンタルの弱さ。これからは甘えずに、厳しくやります。
吉田監督・・・
・試合を振り返って
内容は最悪だったが、とにかく勝つことができて良かった。
・東日本インカレへ向けて
メンバーが大幅に変わるので、試合内容は今回以上に厳しくなると思う。東日本までは20日間ぐらいしかないが、できるところまできっちりやっていく。
▲ページトップへ