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関西学院大に快勝!正月国立へ


この日3トライを挙げた舩木この日3トライを挙げた舩木
(撮影・野津原 竜太)     
法大スタメン
PR浅原 拓真情3
HO山森 裕之社2
PR鎌田 秀社4
LO井上 雄大経3
LO栗林 宜正現2
FL有田 将太社4
FL吉岡 耕社2
NO.8宮田 脩平経1
SH日和佐 篤現3
10SO文字 隆也社3
11WTB竹下 祥平経1
12CTB宮本 賢二経3
13CTB岸和田 玲央社4
14WTB舩木 拓也経3
15FB城戸 雄生経4

12月28日(日)     全国大学選手権2回戦        瑞穂
  法      大    
 44

10
34
7T2
3G2
1PG0
0DG0

 関 西 学 院 大 
14

【得点】▽トライ 舩木3、竹下、鎌田、有田、文字 ゴール 文字3  PG 文字 ※得点者は法大のみ
【選手入替】 後0和田(経3)←城戸 後26近藤(社2)←和田 後29山根(人3)←栗林
 後34荻山(社3)←宮田脩 後37和智(経4)←鎌田、後39高城(経1)←舩木 川口(社3)←山森

 3年ぶりに「ラグビー」のある正月が帰ってきた!28日、ラグビー大学選手権2回戦が行われ、法大は関西王者・関西学院大と対戦。前半風下となった法大は関西学院大のキックを使った攻撃に苦戦するも、風上となった後半はキックで相手を押し込むと計5本のトライを奪い完勝。次はいよいよ国立競技場で対抗戦王者・帝京大と対戦する。

             ◇                              ◇

 強風が吹き荒れた愛知・瑞穂ラグビー場で法大の2回戦の幕が開いた。前半風下となった法大は、関西学院大のキックの応酬に自陣に押し込まれる時間が続く。ブレイクダウンでは終始優勢だったものの、スクラムの不安定さがその苦境に拍車を掛ける。17分、自陣深くのマイボールスクラムでコラプシングを取られると、続く相手ボールスクラムを展開されWTB片岡に右中間にトライを許す。

 先制を許した法大だったが、SH日和佐の早い球捌きからテンポよく攻め敵陣に入ると、25分敵陣深くスクラムから右へ展開しWTB舩木がトライ。ゴールは外れるが2点差に迫ると、35分にはラインアウトをターンオーバーし、FB城戸がゲインすると最後はWTB竹下がトライ。これもゴール不成功も10−7で折り返した。

 風上に立った後半。前半終了間際に負傷退場した城戸が肘を脱臼し交代したものの、SO文字のロングキックで終始敵陣でプレーする。2分のPGを皮切りに、4分にはPR鎌田副将が相手ディフェンスを振り払いながら突進しトライを挙げる。さらに10分には日和佐が敵陣深くの相手キックをチャージすると、これをFL有田主将が押さえトライ。20分にパスをインターセプトされトライを許した以外は法大ペースでゲームが進んだ。その後舩木の2トライ、文字のトライで終わってみれば44−12と完勝。3年ぶりの国立進出を決めた。

 だが、「ここはあくまで通過点。国立へ行くことが目標ではない」と有田主将。城戸を始めBK陣を中心にけが人が複数出ているのは気がかりだが、目線の先には“王座奪還”しか見えていない。次の相手は対抗戦王者・帝京大。早大を破った最大の強敵が立ちはだかるが「本当にうちのチャレンジ」(中瀬コーチ)。さあ、いよいよ大一番。最強のチャレンジャーが“赤い壁”を突き破って見せる。


(野津原 竜太)
けがを感じさせないプレーを見せた文字 けがを感じさせないプレーを見せた文字(撮影・野津原 竜太)


◆中瀬コーチ

 試合前に関西学院が何をチャンスメイクにしているかということを選手に落とし込んだ。1つはハイパントでターンオーバーを狙ってくるということ。それとペナルティからの速攻からチャンスを作ってきたということ。この2つを落とし込んだ。

 ハイパントの処理はそこで崩れたら関西学院の思う通りのゲームをされてしまうので、1週間練習で徹底的にしっかりやってきて、選手がそれをしっかりやってくれた。ペナルティからの速攻については今日は相手があまりやってこななくて、止めてきていたのでそこに関しては問題無かった。

 あとはディフェンス。前に出てタックルすること。一人目が低く早く鋭くいくこと。そして仰向けに倒すこと。アタックはエリアを取って攻めようというプランだったが、前半風下だったので、ハイパントと中盤のアタックを少し増やした。予定通り頑張ってくれた。
スタンドで見ていて、風は選手にとってかなりプレッシャーを受けていたと思う。結果として後半風上に立てたというのはうちにとってプラスだった。長いキックとロングキックを両方使えたので、そこはうちに有利だった。

 (スクラムで前半不安定なシーンがあったが)ラインアウトはよくなってきているだけに、スクラムでどれだけいいボールを供給できるかというのが次のキーワードになってくるので、修正していきたい。(ブレイクダウンに関しては優勢だった)関西学院は飛び出してくるディフェンスをしてくるので、真正面で当たられると辛い。結果として接点が後ろにできてしまう。なので選手たちにはタックルをまともに食らわずに、ずらして半歩でも前に出られればブレイクダウンでは勝てるということを伝えていた。それを実践できていた。

 ベスト8はここ2年突破していない壁で、この独特の雰囲気ということで、硬くなった。後半修正できたというのはすごく成長したなと思う。あと帝京戦まで4日間しか間がないので、少しけが人の具合もあるので休みながら修正できるポイントを絞ってやりたい。本当にうちのチャレンジなので、楽しみだし法政らしいラグビーをしたい。鍵は関東学院とやった時と同じように本当のチャレンジャーになれるかどうか。できるだけテンポを上げて動かしていけばチャンスはある。いいラグビーはできると思う。


◆岸和田

始めは関西学院の激しいディフェンスにやられていたが、それを我慢した結果、法政の中でいい連携ができるようになってきた。激しいディフェンスへの対処は今回の収穫。次の帝京戦でも今回学んだことを見せて勝ちたい。あとハンドリングなど、前半の小さなミスをなくせたら。(けがについて)先週けがして、今日は出場できないのではないかと思っていたが、何とか出られた。次が最後になるかもしれないので、(今のところ状態は思わしくないが)何とか出たい。BK陣全体としてもけが人が多くて、文字と自分は3日前に練習に戻ってきたばかりで、城戸も今日のけがの状態がよくない。でも国立の舞台に立つと決まったので、チーム全員でやるしかない。

春からずっとこのチームでやってきて、大学生活の最後に国立の舞台に立つことができるので、2日で終わることなく10日まで残って、今までやったこと全部出して勝ちたい。(帝京大学は)身体が一人一人大きくて、チームのプレースタイルも意識統一できているいいチーム。うちは春に負けてて、その後向こうは対抗戦で優勝してるんで、チャレンジャー精神で死ぬ気でやります!


◆浅原

 (3年ぶりの国立)ようやくといった感じ。めちゃくちゃ嬉しいです。スクラム、ラインアウトなど、セットプレーを固めてきたけど、春からやってきたことが間違いじゃないことが証明できました。(自身は初のベスト4)ベスト4に入るのを夢見てきたし、これで帝京に勝つという決意ができました。(今日はまさに全員ラグビー)リーグ最終戦と立命戦でFWがあまりよくなかったけど、今日はしっかりしてて、今までの課題は克服できました。(接点、ブレイクダウンは)相手はそんなに強くなかったけど、これまで低く行けてなかったのでみんなで低く行こうと意識して言っていました。前半に押されましたけど、いままでも押されることはあったし、あれくらいは我慢できれば平気です。

 (法政のラグビーはできているか)まだですね。FWがもっと走らないとBKに迷惑がかかるのし、もっとセットプレーを安定させないと。(帝京FWとは厳しい戦いになるが)強いとわかりきっているので、踏ん張ってBKにクリーンなボールを渡すことと、走ってBKを優位に立たせます。(最後にファンへ一言)絶対に勝つので応援よろしくお願いします。


◆山森

 とりあえず勝って国立行けるのでうれしいです。前半相手が風上ということもあって、一方的にやられました。スクラムも相手と間合いが合わないと、うちのまとまりがなかったのもあっていいようにコントロールされて厳しかったですが、どうにか風下の前半を耐え切れたのが大きかったです。

 後半は風上になってキックで陣地を取れて、FWもしっかりチェイスして、勢いが出てきましたね。スクラムで巻き返せたのもそれが大きかったです。(今日は地元瑞穂でのゲームだったが)ここでプレーするのは(西陵)高校時代の県大会決勝以来で、高校の友達も見に来てくれていたので恥ずかしいプレーは出来ませんでした。(次は強力FWの帝京大が相手だが)春やったときはFWで圧倒されてスクラムトライも奪われたので、リベンジできるように頑張ります。


◆文字

 (3年ぶりの国立)うれしいです。でも次に切り替えて(あまりタッチキックを蹴らなかったが、今日のエリアマネージメントは)風が強かったので、自陣でも回していきました。でも、もっとゴロで蹴っていってもよかったかなと思います。(終わってみればという点差)前半苦戦しましたけど、辛抱すればあんなものです。点差はあっても内容はよくないので、しっかり敵陣でやることですね。(帝京FWとは厳しい戦いになるが)ブレイクダウンとディフェンスを低く入って倒せば、2枚目で勝てます。僕もディフェンスで前に返して行きます。(最後にファンへ一言)絶対に勝つので、応援よろしくお願いします。



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