あと2分… ノーサイド間際の逆転負け
ノーサイドの笛に天を仰ぐWTB舩木(撮影・野津原 竜太)
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リーグ戦を2連勝し迎えた相手は、昨年完敗した東海大。山場である今日の一戦に勝って勢いづきたかった法大であったが、前半の好攻撃も後半に続かず、試合終了2分前にまさかの逆転負けという結果に終わった。 ◇ ◇ 試合開始から、法大は個々の接点の強さや積極的なタックルが目立ち、セットプレーの安定感も前回の試合から修正が加えられ良いムードで試合を進めた。対する東海大も一歩も譲らない攻撃で、均衡状態が続いた開始10分過ぎ、ここで流れを変えたのは法大。自陣10mのラックからCTB岸和田が抜け出すとFB城戸がフォローし先制トライ。ゴールは成功ならずも、その後もスクラムで押し負けない強さを見せピンチも凌いでいく。相手にボールを持たれても果敢に前へ出るディフェンスでしっかりと相手を仕留めていく攻撃的姿勢で、東海大のミスも増える中、2度目のチャンスをつかむ。WTB竹下が大きくゲインし相手陣に抜き出ると、SH日和佐から、SO文字、WTB舩木へと渡りトライ。2本目のゴールも外れたが、10−0で前半を終えた。 自分たちのペースで試合を進め折り返した後半、ペナルティーゴールで3点を加えたのち、前半と同様に当たりの強さを見せるが、20分過ぎに事態は一転。法大のフィットネスの弱さからか、自陣に攻め込まれる場面が増え、あっという間にライン際にモールで押し込まれ5点を返される。その後、流れを止められずすぐに1トライを奪われる。残り10分で13−12と追いつかれ必死で相手に食らいつくが、「集中力も落ちていたし、精神的な焦りや弱さが、荒いディフェンスやミスにつながった。」(PR鎌田)というように勢いを失う。37分には日和佐がPGを決め4点差としたが、その直後のキックオフを東海大ボールにされ、終了間際こぼれ球を東海大FLリーチに持っていかれまさかの逆転。ロスタイムでの粘りも虚しくノーサイドとなった。 相手に主導権を握らせない完璧とも言ってとれる前半の攻守であったが、後半に崩れ、勝てる試合を逃してしまった。無念の敗退に、選手全員が肩を落とした。「前回の課題を克服し、弱点を補強することはできていた。ただ後半まで持ちこたえる体力とモチベーションが無かった…。」と口々に語る選手たち。良い結果には繋がらなかったが、粘り強いディフェンスからは大きな成長が伺えた。明らかに今までとは違う個々のパワーを感じる。"インディビジュアル・レボリューション"そのスローガン達成に近づいているのかもしれない。「何をすべきか」は見えている。更なる向上を目指し、残る試合を全勝で飾ってほしい。
| (水野 真彩) |
◆駒井監督 |
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