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日大に完封勝ちも・・・ 課題残る2勝目


突破を試みるもタックルに遭うFB城戸突破を試みるもタックルに遭うFB城戸
(撮影・野津原 竜太)     
法大スタメン
PR浅原 拓真情3
HO山森 裕之社2
PR鎌田 秀社4
LO井上 雄大経3
LO栗林 宜正現2
FL有田 将太社4
FL光安 俊貴経2
NO.8宮田 脩平経1
SH日和佐 篤現3
10SO文字 隆也社3
11WTB竹下 祥平経1
12CTB宮本 賢二経3
13CTB岸和田 玲央社4
14WTB舩木 拓也経3
15FB城戸 雄生経4

9月28日(日)       関東大学リーグ戦      法大多摩G
 法    大  
 20

6
14
2T0
2G0
2PG0
0DG0
0
0
 日     大  

【得点】▽トライ 城戸、文字 ゴール 文字2 PG 文字2 ※法大のみ
【選手入替】 後13小田(社4)←浅原、後13荻山(社3)←宮田脩、
後37山根(人3)←井上、後40川口(社3)←山森、後40和田(経3)←日和佐

  人工芝を敷いた新・法大グランドで行われた、日大との一戦。ペナルティゴールを獲得して試合を折り返した法大はその後なんとか勢いに乗り、2トライを挙げて20−0で勝利。勝ちはしたものの、全体を通して詰めの甘さが目立ち、予想以上に得点は伸びなかった。

               ◇           ◇

 法大にとっては、新しい人工芝グラウンドで行う初めての公式試合となった今日。ホームゲームということもあり、リラックスした様子で試合は始まった。

 前半は積極的に相手に攻め入り、個々としてもチームとしても相手を抑え、しっかりとタックルしたことでトライのチャンスを多くつかんだ。しかし、なかなかパスがつながらず、ラインアウトも安定を欠き、点には結びつかない。「とにかく前へトライ」という焦りからか、大事な場面でのミス、ノックオンや精度に欠けたプレーが目立った。結局、前半の得点は日大の反則から得たペナルティゴール2本のみに終わる。

 後半、スタート直後から日大に隙をつかれ自陣に押し込まれる。得点を重ねるというよりも、守りに入ってしまう雰囲気が漂ったが、流れは一転。開始10分、キックで主導権を握り、FB城戸の巧みなステップで大きくゲインし、先制トライ。間もなく、またしても城戸が相手を跳ね飛ばすほどの強引な突破から敵陣深くに攻め込み、最後はSH日和佐のパスを受けたSO文字が2本目のトライ。後半もあと半分というところで、ようやく軌道に乗ってきた法大。その後互いに声を掛け合い、チームを奮い立たせる攻めの姿勢は続いたが、やはりプレーとプレーが上手く繋がらずミスが生まれ、大量得点とはならなかった。

 前へ前へと攻めることができていたものの、大東戦からの課題であるラインアウトのスローイングやパスなどに雑さが見られた。自ら作ったチャンス。相手のミスから得たチャンス。いずれにしても、確実にトライのチャンスをモノにできるような、プレーの正確さが必要だろう。勝ちに突き進む強い攻撃と、勝ちを決定付ける集中力。これが掛け合わさればどんな強敵にも対抗できるはず。課題を克服し、勢いを増した「王者」へと勝ちあがっていってほしい。

(水野 真彩)
法大は特に後半のプレーで精彩を欠いた ダブルタックルにいくWTB舩木とLO栗林。また、この日多くの観衆が多摩グラウンドへ駆けつけた。(撮影・野津原 竜太)

◆駒井監督

試合の入り方はスムーズだったが、もう一歩二歩の継続ができていなかった。そこがあせりにつながってしまった。
(新グラウンドの)こけら落としということもあって緊張もあったようだ。インゴール手前でチャンスを逃すことが多かったので、
インゴールまで入る攻め方を再考しなくてはならない。トライはあと3本くらいは取れた。もっと楽に試合ができるはずだった。
次の大きな山(東海大戦)に向け課題だ。ただ、昨年同時期に比べ仕上がりはいい。
(日大について)ディフェンスが良く、文字、城戸のスタイルがよく研究されていた。大東大戦と同じゲームプランだったがきつかった。
それだけに二人の後半のトライはポテンシャルの高さの表れだと思う。全体としては外国人選手がいるので上体が高くなりがちだった。
FWはスクラムであまりプレッシャーを掛けられなかった。(新グラウンド)まだ使い始めて15日目なので、成果はまだまだ。
ただ、雨の日も練習できるようになったのは大きい。(東海大戦に向け)勝つために今までやってきたので、勝つためにやるだけ。
警戒するのは外国人のリーチとマウ。これからビデオを見てセットプレーや戦法を研究する。


◆中瀬コーチ

(今日の試合について)まず勝てたという結果が出たのは良かったと思う。あとゼロで抑えたのは評価出来る。
チームとしてディフェンスの規律が浸透してきて、それを守れたのは良かった。
(悪かった点は)前半あれだけポゼッション、8割方敵陣でプレーできたのにアタックの継続が出来なかった。
もう少し我慢してフェイズを重ねられていればと思う。日大にディフェンスにがたつきがあって、前に出る事が出来ていたのに
軽率にオフロードパスなどを狙ってミスしてしまうとか、攻撃に雑さが目立った。まあ後半悪い流れになりそうになった時も
声を掛け合ってディフェンスから流れを引き寄せたのはチームとして成長したところ。
(BK攻撃のテンポが上がらなかったが)そこは単純に接点での球出しの問題。ブレイクダウンの問題ですね。
(次は山場の東海大戦)正直今まで東海のことは考えてなくて、それよりも自分達がちゃんとできるかどうかに力を注いでて。
今後対策を練って、選手に落とし込んでいきたい。
(具体的修正すべき点は)どこが極端に悪いとかではなくて、全体の細かい部分の精度を上げること。
あとは練習で出来たことを試合でも出し切ること。今日は出し切ることが出来ていなかったので。


◆FL有田主将

自分達がこのグラウンドで初めて試合をしたので。ホームで0点に抑えたし記念になった。これからの練習も楽しみになる。
(日大について)サイズがあってパワーで圧倒してくると読んだ。ゲームプランに関しては変わらないが、
セットプレーでのミスを減らし、スクラムで圧倒して、ブレイクダウンなどのレベルアップを。毎回言われてるが、
今日はとくに球出しが雑になった。(次回の東海大戦は)先のことを考えるんじゃなく、シンプルに完封でラグビーをするだけです。

◆PR鎌田副将

敵陣まで攻め込んでいたがやっぱりまた、取りきれなかった。夏、大東大戦とそういうことをやってきたができなかった。
コラプシングで有利でしたが、相手のスクラムワークにコントロールされてた。80分間FWで攻め続けるのができなかった。
もっと点差を開けられた。もっと圧倒したい。ラインアウトの修正をしてるんですが、まだ噛み合ってない。リフトを下げる奴もいる。
細かいミスもあって、セットプレーが安定しなかった。無意識のうちに、手を抜いてしまう時もある。
徐々に良くなってます。内容がどうであれ、0点に抑えられたのは良かった。前半取りきれなかっただけです。
敵陣でやってたけど、取りきれなかった。ホームグラウンドなんでやりやすかったです。東海は去年、一昨年と負け続けてるんで、
王座奪還に向けて勝たなければいけないですね。スクラムを第一に修正して、FWのセットプレーも安定するようにしたいです


◆FB城戸

あまりディフェンスのシチュエーションがなかったが、0に押さえたのは自信につながると思うので、次もそういう試合をしたい。
(PGを狙っていたのは)先行したいからで、敵陣で重ねたかったので、文字が蹴れる範囲は狙っていった。
(前半は敵陣でプレーできていたが)もっととれたはず。ミスの多さと連携の悪さでフラストレーションが溜まってたと思う。
(後半は自陣の時間が続いたが)キックゲームで勝てなかった。自分たちでしんどいラグビーをしていた。
(トライは)あれが一番いい形。BKでああいう形を増やしていきたい。(東海大戦に向けて)まだオフェンスもディフェンスにも
曖昧なプレーがあるし、敵陣にいる大切さを理解しきっていない。いつもは一発で取ってるけど、継続できていない。修正して絶対勝ちに行きたいです。


◆SH日和佐

FW周辺のミスが多かったので、修正していきたい。マイボールの時間が長かったので、ミスがなければ…。
(収穫は)0点に抑えられたこと。とりあえず点を取りに行くことと、今日のミスを修正して勝ちにいきたい。




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