カントーに劇的勝利!! 「全員ラグビー」で掴め王座奪還
竹下(手前)の逆転トライに抱き合う岸和田(左)、野地(撮影・野津原 竜太)
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2年前の歓喜再び!!関東学院大との因縁の対決は、終始両者一歩も譲らない展開だったが、試合終了間際に劇的な逆転を果たした法大に軍配が上がった。FW・BK一体となった「全員ラグビー」で大金星を奪取し、リーグ優勝、そして大学ラグビー界の「王座奪還」へ大きな自信を得た。 ◇ ◇ 緊迫のゲームだった。前半は立ち上がりの悪さから相手のファーストトライを招き、自陣を支配され続ける苦しい展開に。しかし、相手ファーストトライ以後の法大は、なかなか得点の隙を与えなかった。FW陣は圧倒的不利という下馬評を覆し、自陣深くでのスクラムなどにおいても相手の強力プレッシャーに屈しない強さを発揮する。これに自慢のBK陣の高速展開が加わった法大に焦ったか、関東学院大はオフサイドを連発。33分には相手オフサイドによりSO文字(社3)がPGを決めたところから流れは完全に法大に移る。35分には相手陣22mライン付近スクラムからつないで右に展開し、最後にCTB岸和田(社4)がフィニッシュ。10-14と1トライ差以下の得点差で折り返した。 前半終了間際の流れのままいくかと思われた後半、法大は再び立ち上がりでつまずく。開始早々相手にモールを大きく押され、相手トライを許す。ここで10-21と点差を開けられたが、それでも「誰一人として勝負を諦めたやつがいなかった」(有田主将)。以後は両者が一歩も引かない、意地のぶつかり合いに。16分にトライを返すも、スコアは17-21。後1トライが欲しいところで勝負は拮抗していた。 ロスタイム突入直前、法大は相手陣の深くで関東学院大に阻まれ続けていた。最後のチャンスに法政コールが巻き起こる中、インゴール手前での攻防はロスタイムにもつれ込む。そしてラストワンプレー、インゴール手前右ラックからSH日和佐(現3)→SO文字(社3)→CTB岸和田(社4)とつなぎ、最後は城戸(経4)に代わってこの日FBの竹下(経1)がゲイン。トライの瞬間、スタンドは劇的な逆転勝利に沸いた。 試合後、有田主将(社4)は晴れ晴れとした顔で「自分達の普段やってるラグビーができれば勝てるという自信になった」と力強く語った。宿敵を倒し、選手権行きを決めた法大。「一戦一戦戦うのみ」という有田組の姿勢が正しいことが証明された。あとは可能性の残るリーグ優勝、そして大学日本一に向けて突き進むだけである。
| (森 明子) |
◆駒井監督 |
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