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大東をFWで圧倒 開幕白星発進!


080824meiji2.jpg悪い流れを変えた文字のトライ
(撮影・野津原 竜太)     
法大スタメン
PR浅原 拓真情3
HO山森 裕之社2
PR鎌田 秀社4
LO井上 雄大経3
LO栗林 宜正現2
FL有田 将太社4
FL光安 俊貴経2
NO.8宮田 脩平経1
SH日和佐 篤現3
10SO文字 隆也社3
11WTB竹下 祥平経1
12CTB宮本 賢二経3
13CTB岸和田 玲央社4
14WTB舩木 拓也経3
15FB城戸 雄生経4

9月15日(祝)       関東大学リーグ戦      秩父宮ラグビー場
 法    大  
 33

19
14
5T1
4G1
0PG0
0DG0
0
10
 大  東  大  
10

【得点】▽トライ 浅原、宮本、舩木、文字、荻山 ゴール 文字4 ※得点者は法大のみ

  2004年以来のリーグ戦制覇を狙う法大は、開幕戦で大東大と対戦。 法大は序盤からFWで優位にたち、試合を有利に進めた。BKにハンドリングエラーが多く、 力の差ほど点差がつかなかったが、33−10で勝利。目標の「王座奪還」へ向け好スタートを切った。

               ◇           ◇

 法大のリーグ開幕戦の相手はいきなり難敵・古豪大東大。 だが昨年も開幕戦で中大にまさかの黒星を喫しただけに、2年連続で初戦からつまづくことは許されない。

 開始直後は「緊張していた」(FL有田主将)と固さが見られたが、FW陣はスクラムで圧倒。ブレイクダウンも優勢に試合を進め、 早くも6分ラックからPR浅原がサイドを突き先制トライ。 19分にもFB城戸が敵陣で抜け出すと最後はCTB宮本がトライ。その後はやや攻めあぐんだものの、 40分にもラインアウトからBKへ展開、WTB舩木がインゴール右隅へ。 「順目に攻める練習が試合で出せてよかった」(文字)と法政らしい%W開でトライを奪い、 3トライ2ゴール差をつけ前半を折り返した。

 しかし後半は一転して大東大ペース。自分たちのミスから10分トライを許すと、 21分にはPGも決められ点差を9点差まで迫られてしまう。 後半フィットネス不足を露呈しずるずると失点を重ねた菅平のオープン戦の悪夢再びなのか…。 そんな悪い流れを断ち切ったのはSO文字。31分、「僕が流れ変えないと負けると思ったので、1トライ欲しかった。」 とラインアウトからSH日和佐のパスを受けると自らランで抜け出しゴール中央へトライ。 この法大不動の司令塔の活躍で試合の流れは再び法大へ傾き、39分にはマイボールのスクラムから 途中出場のNo.8荻山が持ち出しトライ。試合を決定づけた。

 今日いいところが目立ったFWもラインアウトの精度を欠き、さらにBKへいいボールを供給できなかった。 BKもチャンスでノックオンを連発とまだまだ法政らしさ≠出し切るまでには至っていない。 チーム全体でいえばまだまだフィットネスが足りないと選手たちも口々に語るなど、勝利してなお課題は山積みと言える。 これらの課題をひとつひとつ片付けた先に「王座奪還」が見えてくるはずだ。

(野津原 竜太)
080824meiji1.jpg 試合前、目を閉じ集中する有田主将、鎌田副将、浅原
(撮影・野津原 竜太)

◆駒井監督

 昨年は初戦を落としていたので、私自身も力が入っていた。ほぼプラン通りのゲームができたが、
いかんせん緊張し過ぎてFWは足が後半止まっていた。もう少しBKで勝負ができたら良かったが、意義のある勝利だった。
反省点はゲーム前半のエリアマネージメント。(対策として)タックルの順番とディフェンスの内側を意識するように言ったが、
相手のビデオもなく、自分達の練習の成果が出たのではないか。

 (スクラム強化について)京産に負けたときから本数と時間でスクラムをとにかく組んだ。ここ2・3年で強化したことで、
FW全員の8人で毎日100本以上を1時間半で組んでいった。選手自身も自身になったようだ。うちはBKのポテンシャルが高く、
学生もそのイメージで入学してくるため、FWの実績ある選手がなかなか入って来づらい。
だが、セットプレーが強くないと宝の持ち腐れになってしまう。なので練習量で弱い人間をどう強くするかだった。
今年は春からある程度取り組み、網走でも練習したが、菅平では一切取り組まなかった。石岡では1日2時間くらい組んだ。
金曜日、土曜日にはキツい練習でフィットネスを上げ、モチベーションを高めてセットプレーの強化を図った。
葛西らの時代より組んでいる。やはりFWの強化には2・3年かかる。
ただ、まだディフェンスに課題はあるものの、あれだけできていたのは嬉しかった。

 (夏の関東学院大戦にいなかった文字について)胸を痛めていて、けがの状態もまだ完全ではない。
木島も半月板損傷。(FW陣の途中交代)テンポが足が止まっていたせいでなくなっていたので、去年から出ている2人にした。
宮田に関しては1年生で公式戦初戦ということもあってか、彼らしい動きをしていなかった。
(外国人対策)スクラムから持ち出し、ゲインさせてオフロードパスでいく作戦でした。確実にダブルアクションをしてタックルで止める作戦です。
(日大戦に向け)まだまだ序盤なので、1戦1戦全力で臨んで勝ちたい。また、勝ちながら、良いゲームをしながらチームの総合力を上げたい。


◆FL有田主将

 ケガは正直、まだ100パーセントとは言えない。でも自分のことではなくチームに貢献できるかが大事。
初戦は大事だった。春から築きあげてきたラグビーが出来るか。そしてどういう形で試合に望めるか。
自分たちは特に声を出したり、アップを入念にやった。

 (春からの夏にかけて改善したところは、)
悪いところは悪いところでしっかり修正するのは当たり前だが、いいところをどんどん伸ばそうと努力した。
大東大の印象は、やはりFWが強い。外人が多いしブレイクするのも大変だった。でもFWは互角以上に戦えた。
終始スクラムで勝てたし。ただ今日の試合で良かったのはセットプレー。日大戦は、侮れない相手なんで油断せずにいきたい。
どこがどうとかじゃなく自分たちのラグビーをする。それだけです。


◆PR鎌田副将

 立ち上がりが固いなど、悪い部分が出ていたが、やりたいことができた。でもまだまだ。
(石岡では)走った。キツいところでどれだけできるか、それを克服するためのフィットネス強化を中心に取り組んだ。
今日はFWで圧倒することを意識していたが、スクラムは80分間攻め続けられた。
ここ2・3年スクラムを組み続けて、今年になって成果が現れた。

 今日の課題はキツいところで踏ん張りきれず、そのことを意識できるところで意識していない部分があったこと。
日大戦までにラインアウトを修正して、前5人で声を出して引っ張っていけるようにして、
有田のサポートをしていきたい。
(目標は)全(対戦)チームのスクラムを押すこと。どんな相手でも。(次の試合)絶対勝ちます!


◆CTB岸和田

 去年初戦で負けたので、絶対勝ちたいと思っていた。課題はたくさんあるが、結果として勝てて良かった。
(大東大は)外国人だけ止めていればいいというイメージだった。(実際は)前に出るFWで、
うちのFWにはできていないので強さを見せられた。BKに関しては、自分たちがいつもできていることができていないので、
次は修正して法政のラグビーを見せたい。全体としてはミス、ハンドリングエラーが多く、基本的なことができていなかった。

 (目標は)自分のプレースタイルを出してチームに貢献したい。
(日大戦までに)できているところはできてるが、できてないところも多いので、次の日大までにできないことをできるようにしたい。
法政のラグビーができるようにしたい。
(弟の麻央選手が出場したが)兄弟が同じ試合に出場することは大学生活で1度あるかないかのことと思っていたので、
大学生活の最後に経験できて良かった。


◆FB城戸

 ラインアウトの精度がいつもより低くて、調子を取り戻せば上げていけますけど、前後半の立ち上がり、中盤のゲームメイク、
後半10分の相手の追い上げとか課題が見つかりました。
今日はFWがプレッシャーをかけてくれたのに、BKのミスが目立って流れを作れなかったので、修正したいです。
次の日大戦は人口芝になって初めてだし、しっかり圧倒して勝ちたいです。大学No.1のFBと呼ばれるように日々精進したいです。


◆SO文字

 もうちょっと順目に攻めれられたらよかったが、初戦なのでとにかく勝ててよかった。
(大東は)思ったより外国人が強力ではなかったので、プレッシャーはなかったが、もうちょっと前でしかけられたらよかったと思う。
FW陣が安定してたので、BKとしてはやりやすかった。BKもある程度前に出れたが、
後半にミスがなければもっと点差を付けれたと思う。ハンドリングエラーが多かったので、ラインためてしっかりしていきたい。
(新ルールに変わって)今日はキックが多すぎた。もっと回していけばよかったと思う。

 (前半最後のトライシーンは)順目に攻める練習をずっとやってきたので、その結果を試合で出せてよかった。
(トライシーンは)僕が流れ変えないと負けると思ったので、1トライ欲しかった。実際流れも変わったので、取れてよかった。
修正点はフィットネスとミスをしたり失点したりすると雰囲気が悪くなるところ。
石岡ではフィットネス中心のメニュー。ただまだまだフィットネスは足りないので走り込まないといけない。
日大戦では相手SOを僕が潰して、もっと自分がキーマンになれるように頑張っていきたい。


◆PR浅原

 今日の試合は初戦という事もあって緊張していました。でもFWとして良かった事はスクラムで勝てたことですかね。
やっぱ外国人がいる、何とか負けずに頑張りました。後半も少し相手に攻め込まれた場面もあったんですけど、
なんとか集中力を切らさずにいけました。夏頑張ったことはFWはラインアウトの正確性、フィットネスの強さですかね。
練習の成果は十分に出たと思います。あとFWもBKもお互いのミスを言い合えて修正できたことが良かったです。
次の試合もスクラム、特に前に入るスクラムをやっていければ。とにかく初戦取るか取らないかで全然違うんで、勝てて本当良かったです。


◆HO山森

 キツイ時間もあったが、チーム全体でまとまれてトライ取られそうな場面も踏ん張れてよかったと思います。
大東相手にスクラムで組勝ったことは自信にはなりました。
ただ、セットプレーはもっと精度を挙げていかないと。個人的にはラインアウトのスローがよくなかったので、その精度を高めていきたい。
次の日大戦は多摩でやるので、変な所は見せられない。



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