まさかの惨敗 課題浮き彫りに
今日もトライを決めた竹下(経1)(撮影・森 明子)
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先週は明治を相手に互角以上の戦いを繰り広げた法大。この日は、多摩に対抗戦の筑波大を迎えての一戦。明治戦の勢いそのままに勝利するかと思われたが、結果は惨敗。課題が浮き彫りになった。 ◇ ◇ 相手は明治より格下のはずの筑波大だが、法大は主導権を握ることができない。自陣でパスをカットされると、インゴール直前まで侵入されるがCTB玉木(人4)が辛くもクリア。しかし、結局モールで押し込まれ、開始早々先制を許してしまう。その後、法政にビッグチャンスが訪れるが惜しくも城戸のパスは通らず、同点の機会を逸してしまう。しかし、自陣左で相手がハンドリングミスを犯すと、これをWTB竹下(経1)が拾って独走。中央にトライを決め、SO文字(社3)のゴールも決まり同点とする。ここから勢いに乗りたい法大だったが、23分にターンオーバーからトライを許し、再びリードを奪われてしまう。30分、42分にはPKからのラインアウトから押し込まれ次々と失点。前半は特に見せ場をつくることができず、7−26で終了した。 後半に入っても法大は流れを掴めない。開始早々敵陣にPKを蹴り込みラインアウトを得るが、ファウルやターンオーバーでつながらない。すると15分、またしてもラインアウトからトライを奪われてしまう。20分にも相手WTBが自らキックで抜け出しトライ。点差は開く一方だった。しかし、ここで法大も意地をみせる。これまで押し負けていたFW陣が、PKで得たラインアウトからモールで押し込みトライ。12‐38とその差を縮めた。残り時間は10分のみ。残された時間で1つでも多くのトライを奪いたかったが、自陣でパスカットされトライを献上し、万事休す。最終的に、12‐52で40点差を付けられての惨敗となってしまった。 この日の法大は、重戦車相手に奮闘したFW陣が相手の圧力に押されて受けに回り、自慢のBK陣を活かすパスを供給できなかった。また、相手の巧みなキックにより自陣でプレーする時間が続いたのも、苦しい展開となった要因だった。 ゲームキャプテンを務めたPRの鎌田(社4)は「関西遠征や明治戦でいい試合をした慢心があった」と語った。この敗戦でその慢心はきれいさっぱりなくなったはずだ。気持ちを新たに挑戦者として、"王座奪還"へ突き進んでほしい。
| (平井 貴史) |
◆駒井監督 ◆難波FWコーチ FWの運動量が少ないのが筑波大に比べ一目瞭然でした。それに尽きます。 明治にいい試合をしていたのが良い意味で自信になったようですが、悪い意味で過信になってしまったのかなと。 ─具体的には ポテンシャルは落ちていないです。彼らの実力は高いですよ。ただ、1つの試合を大事にしなくてはならないという 意識が足りなかったのかなと思います。去年のリーグの中大戦など、ちょっと気を抜くとこういうチームになるから 常にチャレンジャーの気持ちでやれとどんなに調子が良くても言っているんですが…。良い選手はそろっているんですけど、 いやな展開が続くと流れに飲まれてしまうというか。良い選手をどう上手く導くかがわれわれ指導陣のがんばりどころですね。 ─最近FWのスキルが以前の法大に増して上向いているように思うが、何か例年とは違う特別な練習などは というよりは選手たちの意識が変わったことですね。明らかに変わりました。早稲田にセットプレーでやられたところから FWの選手たちの悔しいという思いが始まって、目の色が変わりましたね。スクラムは絶対押させないぞと。下のチームを含めて 変わりました。BKに関しては去年のメンバーが残ったので、上手い具合に下を引っ張っています。 ─PRなどで激しいポジション争いが発生していることに関しては 本当にうれしいですね。人材の宝庫ですよ。もちろん特に良い選手はキャプテンだからバイスだからではなく出していきます。 見ていてエグイ勝負が起こっていますよ。PRだけでなく、3列も良い人材が多いです。けが人も多いですが(苦笑)。 その人材が上手く育ってくれて、上手くチームにしていければいいんですが、まだまだまとまらないですね。 ─特に最近伸びている選手を挙げるとすれば 13番の近藤ですね。FWは山根、キーマンとして川口です。川口など、前3人誰が来てどれだけ伸びるかだと思いますね。 ─ではその川口選手のどのような点を評価されますか スピリッツです。派手な選手ではないんですが、トイメンに負けないという気持ちが強いです。それにブレイクダウンが強いのも 魅力ですね。気持ちの強い選手はチームに1人は必要ですね。 ─あえて現在のFWの問題点を挙げるとすれば 春からラインアウトとスクラムばかり練習してきて、この2つに関してはクリアできてきています。ただ今日はラインアウトからの モールディフェンスが弱くてボロボロでした。スクラムではないところだと今の練習でカバーし切れていないというのもあります。 しかしながらスクラムで得た自信が他のプレーに伝播していけば良いと思います。スクラムはすべての接点の基本だと思いますし、 試合毎に苦手なプレーのみ練習するなどして練習を変えていたらぼやけるので、弱点補強のようなことは今はあえてしていませんね。 細かいところは夏でもできますし。 ─では最後に、今後に向け一言お願いします 期待していてください! ◆PR鎌田副将 FWが相手を受けてしまって、スクラムやラインアウトが取れなくてFWがリズムをつくれなかったのが敗因ですね。 ─キープはできていたと思ったが プレッシャーをかけられなくて、ラインアウトもずらせずスピードが出せずだったので直さないと。そこでリズムが変わるので大切ですね。 ─相手のプレッシャーは 結構前に出てこられて受けてしまいました。 ─相手のキックは 上手かったので自陣で受けてしまいました。。 ─法大のキックは 文字も使おうとしてましたけど、FWが受けてしまっていたので。 ─インゴール付近の惜しいところでファウルを犯していたが 詰めが甘くて、東海戦までに修正したいです。納得のいかないレフェリングもありましたけど、レフェリーは絶対なので。 受けに回って思うようにプレーができなくて取り切れませんでした。 ─収穫はあったか 気持ちの持ちようでゲームが変わることがわかりました。関西遠征と明治戦で良い試合を した慢心があった。BKに繋げていけるようにしたいです。 ─今後の課題は うちのBKは大学日本一だと思ってるので、活かすにはFWが大事なので、FWがしっかりやらないと。 ─次の東海大戦に向けては FWですね。チャレンジャーの気持ちで、スクラムやラインアウトのセットプレーをしっかりしていきたいです。 ─東海大BK陣は東日本セブンズを制しているが 凄い強いとは思いますけど、それに負けないくらいしっかりBKを活かしてやりたいです。 ◆8山根(人3) 最悪ですね。走れなかったし、それくらいです。 ─FWが押し切れなかったか 相手にやりたいことをやられたという感じです。 ─そこから流れを掴めなかったが そうですね。挑戦者のような試合になってしまいました。 ─敗因はなにか FWがセットプレーから流れをつくれなかったんですけど、FWが取り返してあげないと。思いきりプレーさせてやれませんでした。 ─次の東海戦までは セットプレーの精度をあげていくことですね。 ◆S0文字 キックで敵陣に行けませんでした。FWが強かったので、それで苦しくなりました。自分のせいです。 ─相手のキックに苦しめられたか うまいこと使ってました。テンポではないんですけど、一つひとつ前に切ってました。WTBが上がって 後ろが空いてるところに蹴られたのできつかったです。 ─どんなゲームプランを立てていたのか 10分は敵陣でやりたかったんですけどうまくいきませんでした。これからはもっと心掛けたいです。 ─課題は 敵陣・接点でBKのタックルで前にしかけてCTBで切れるようにですね。向こうが結構強かったので食い込まれて、 BKがキックで前へ出てこられました。 ─法大が蹴りだしたボールをそのまま相手にゲインされていたが そうですね。やっぱりしっかりタッチに出してもう一回ラインアウトでやるのが大事だと思いました。 ─東海大戦に向けては 敵陣で勝負することですね。BKがラインを保って、しっかり前に出てやれるようにしないと。 ◆WTB竹下 今日は言うことはないですね。何もできなかったので一から立て直しです。 ─ボールを拾って独走トライを決めたが たまたまなので。いいプレーはなかったです。 ─相手のプレッシャーは しっかり前にでてこられたので、ハンドリングミスが多かったです。 ─FWが押し切れなかったか モールで取られました。穴があってBKのミスからペナルティキックも取られましたし。 ─相手のキックに苦戦したか いいところに落とされて痛いところを付かれました。 ─インゴール付近から攻め切れなかったが そこもミスなので、軽いミスをなくしていくことですね。 ─課題をあげるとすれば 静かだったのでプレッシャーが強くても声だけは出していきたいです。
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