スポーツ法政ラグビーTOP試合日程&結果> 07年6月30日東京ガス戦

主将復帰にチームが奮起

 (7/5 更新)
〜春季オープン戦〜

6月30日(日)       東京ガス大森G
法   大 
36

 
12
24
6T5
4G2
−PG−
−DG−
19
10
東京ガス
29

 

 先週の帝大戦の惨敗から1週間後に行われた、関東ラグビー・トップイーストに所属する東京ガスとの対戦。社会人の強豪チーム相手に苦戦が予想されたが、蓋を開けてみれば、キャプテンでSH和田耕二(経4)の復帰、WTB陣の活躍により勝利を収めた。
 法大は前半3分、WTB城戸(経3)、FB木島(経3)のゲインなどにより開始早々試合を有利に進める。だが、スローフォワードなどのミスでチャンスをものにできない。お互いに点が入らず緊迫した中、24分、反則から相手にペナルティーキックを許し、相手のラインアウトからトライを奪われこの試合、初めて試合が動く。キックも決められ0−9となる。そして30分、法大OBである相手SH穂坂にトライを決められ、キックは外れるも0−14となる。34分、SH日和佐(現2)による技ありの独走トライで法大はこの試合初めて得点を奪う。キックも決め7−14となり必死に食らいつくも、37分にも相手に追加トライを許し7−19で前半終了かと思われた。しかし前半終了間際、法政ボールのラインアウトからNo8高山眞(工3)、SO文字(社2)と素早くパスをつなぎ最後はWTB城戸に渡り独走トライ。法政本来のBKからの攻撃を見せ後半に期待を持たせ、前半を終えた。
 後半は、今までけがで出場出来ていなかったキャプテン和田耕二がSHとして登場。明らかにチームの雰囲気が変わる。本人も、「意識して声を出した」と言う様に、強いキャプテンシーを発揮、他選手の動きも変わってくる。そして後半開始早々、変わったSO長尾(経4)のトライ&キック成功ですぐに19−19の同点に追いつく。そして勢いに乗る法政は10分、ラックの密集から持ち出しトライを奪い、キックも決めついに24−19と逆転する。24分に和田耕二は弟の和田洋(経2)に交代し、わずか24分の出場だったが強い印象を残した。その後、お互いトライを奪い合い29−29の同点で試合終了かと思われたが、またもや終了間際、後半から出場のWTB出村(社4)の独走トライと長尾のキック成功によりスコアを36−29とし、社会人から勝利を勝ち取る。
 今日の収穫はなんと言っても、キャプテン和田耕二の復帰である。決して長くない出場だったが、キャプテンが入るとこんなにもチームが変わるのかという印象を受けた。本人も「8割ぐらい」というほど怪我が回復してきている。FWも決して力負けはしていなかった。春は個々を磨いた法大ラグビー部。これからは組織プレーを強化したいと和田主将。この夏を越えて、秋には個と組織の融合した法大ラグビーを見せてくれるだろう。

和田主将が復帰 WTB城戸

***  選手と監督のコメント  ***

駒井監督:
―オープン戦を振り返ったご感想は?
惨たんたるものでしたよ。全部負けちゃったからねぇ(苦笑)。最後に勝てて良かったかな。
―チームの雰囲気は?
あんまり良くない。勝ててないのが一番(雰囲気を)悪くしている原因だからねぇ。
―今のチームの欠点を挙げるとすれば?
春から個人スキルを上げることに、『自己改革』というスローガンのもと力を入れていて、その分チームプレーに着手していないので、負ける要因はわかってます。ただ、個々のスキルが上がっているのは確かです。(負けが込むと)学生なので悪循環に陥りやすいですが、(こうなる事は)計算の範ちゅうですよ。
―夏に取り組むべきことはやはりチームプレーですか?
そうです。一回今までの考えを壊し、一度バラバラにしてから組み立てる(計画)。そこでこれまでやらなかった新しい練習をしたりしています。学生は戸惑ってますね。今一番(計画でいうところの)バラバラな状態です
―ポジション別目標で、まずFWは?
セットプレーの安定ですね。
―ではBKは?
前に出るディフェンスを心掛け、アタック(オフェンス)でも前に出るようにしていきたいです。法大伝統の展開ラグビーを軸とした攻撃で、これらの要素を取り入れていきたいです。
―最近FWが好調なように思いますが…
あっ、そうですか?ありがとうございます。やはりFWがチームとしての課題だったので、いち早く着手しました。スクラムもバンバン組ませましたし、セットプレーの練習はかなりさせましたね。Bチームは帝京戦も今日も(動き具合は)変わらないんですが、FWに定評のある帝京相手に上手くいっていて良かったです。すぐに結果が出るものでもないので、3ヶ月から半年の計画で強化を行っているんですが、好調なように見えるということは、今まだ始めて2ヶ月ではありますがその成果が出てきているということですね。
―それではBKの調子は?
SOと1線2線を中心とした前に出るディフェンスをするようにしていますが、1線で処理ができていないせいで、ターンオーバーからの展開がうちの持ち味にも関わらずできていないという状況ですね。
―主将のけがの具合は?
今日も交代前バテバテになってましたけど(苦笑)。去年1試合出ただけでけがでその後出られなくなっているんですが、今年も石岡でけがをしたり、ここのところ試合に出る度にけがしていて…。今日はけがしなくて良かったですよ。彼がいるだけでチームが変わるし、彼の存在は大きいです。
―主将とはどの様にコミュニケーションを取っているのですか?
自分から積極的に話すことですね。他の選手に対しても、その選手が好きであるとか嫌いであるとか関係なく自分から積極的に話しかけるようにしています。
―秋に向けての意気込みは?
ここ15年位大学選手権で優勝していないので、今年こそはOB・現役・関係者一丸となって、オール法政で優勝したいです。
―優勝への自信は何パーセントですか?
100%です。自信がなかったら優勝なんて言葉言わないですよ。

栗林選手、光安選手:
期待の1年生!!、左から吉岡、栗林、光安
―今日の試合の感想を
栗林 今日は社会人相手だったので、名前負けしないように戦いました。
光安 暑かった、としか言いようがないですね(笑)
―先週はFLで出場だったが、FLの経験は?

栗林 FLは高校時代にはやってなかったです。ただ1つのポジションだけやってるんじゃこの先駄目だと思っていたので、その点はよかったと思います。
―ではLOへのこだわりとかは
栗林 いや、あんまりないですね。
―2列目と3列目では求められる役割が違うと思うが
栗林 全然違います。FLにはFLの楽しさがあるし、LOにはLOの楽しさがある。入るポジションによって仕事を切り替えられるようにしています。
―大学と高校ではやはり当たりは違いますか
栗林 今日は大学というか社会人だったので・・・
光安 ただ今日の相手よりも先週の帝京大のが強かったですね。
―最後に夏の目標を一言お願いします
栗林 しっかりAチームに定着して、怪我しないでいきたいです。
光安 Aチームに残って、(秋は)全試合に出たいです。

【法大メンバー】※丸数字は学年
前半:
1鎌田B 2稲田C 3北島C 4栗林@ 5井上A 6有田B 7光安@ 8高山眞B 9日和佐A 10文字A 11城戸B 12濱川C 13原島@ 14高山将C 15木島B
後半:
1富田A 2川口A 3佐藤A 4原田B 5栗林@ 6吉岡@ 7後藤C 8中村B 9和田耕C 10長尾C 11出村C 12石田C 13玉木B 14石丸C 15萩尾C
途中交代:後半24分 9和田耕→和田洋A



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