けがで出遅れた竹中副将(社4)、PR鎌田(社3)も復帰した新生法大。学生とのオープン戦最後となる今節の対戦相手は、FWに定評のある帝京大学である。昨年度同時期に大敗を喫した相手だけに、雪辱を果たしたいところだった。
ところが前半初頭からいきなり相手に大きくゲインを許し、自陣深くに攻め込まれるなど、法大はいきなりディフェンスの脆弱さを露呈した。前半17分にはついに先制のトライを奪われる。このトライで完全にペースは相手のものとなってしまい、計3トライを献上。0‐19で折り返した。
ここで一矢報いたいところの後半戦。しかし開始早々から相手のトライを許してしまう。その後も反撃の糸口をなかなかつかめないまま相手に突破され続け、帝京大に6トライを献上してしまう。ロスタイムではやっとのことで相手陣インゴール近くまで攻め込み得点のチャンスを得たが、モール時のファウルでノーサイド。0‐55と昨年度の雪辱どころか、無得点での惨敗となってしまった。
今試合ではボールがなかなかつながらず、法大の伝統的な強みであるBK陣の素早いパス回しによる「展開ラグビー」に結びつかないのが目立った。また、せっかくボールを相手陣深くまで持っていってもフォローが追いつかず、少ない得点チャンスを生かせなかったことも無得点の原因となっている。FW陣も昨年度同時期よりはセットプレーが安定しているかに見えたが、スクラムトライなど帝京大のコンタクトに力負けする場面が散見された。また、全体的には、相手に走られたらなかなか止められないといったもろいディフェンスラインや雨天時特に多いハンドリングエラーという点においても修正が必要である。
今年度秋のリーグ戦では、各校のレベルアップもあり昨年度以上に厳しい戦いが見込まれる。秋にはチーム機能が向上した「戦えるチーム」となれるよう、今試合を含む春シーズンオープン戦での屈辱を胸に夏を乗り越えてほしい。
【法大メンバー】※丸数字は学年
前半:1鎌田B 2稲田C 3北島C 4原田B 5井上A 6有田B
7栗林@ 8竹中C 9日和佐A 10文字A 11城戸B
12濱川C 13岸和田B 14近間C 15木島B
FR山森@ BR寺平B 原島
後半:1北島 3佐藤雄A 4高山眞B 5栗林@ 7光安@、
8鈴木真B 11出村C 14石丸C
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