スポーツ法政サッカーTOPリーグ順位表> 07年11月25日早大戦

最終節、白星飾れず3位に沈む

頼みの菊岡もこの日は相手マークに苦しんだ エース市川もこの日は不発

この日の法大は早大に気迫負け。早大戦の連勝も5で止まった


関東大学サッカーリーグ戦 第4節
法政大学 VS 早稲田大学
○2007.11/25 11:30 国立西が丘サッカー場 晴 観衆2200人 



法政大学
前半
早稲田大学
後半

 
時間
大学
得点者
アシスト
57分
早大
鈴木修人

【警告】

4分【早大】金守貴紀
76分【法大】菊岡拓朗
88分【早大】兵藤慎剛

【退場】

84分【法大】本田拓也

法政大学 早稲田大学
12 GK  若田和樹(2) GK  伊藤拓真
3 DF  吉田正樹(4) 4 DF  金守貴紀
DF  福田俊介(3) DF  横山知伸
DF  中野桂介(4) 23 DF  藤森 渉
DF  元木数馬(4) DF  塗師 亮
MF  本田拓也(4) MF  鈴木修人
23 MF  富井英司(2)→鴇田(80分) 30 MF  中野 遼太郎→中島(89分)
14 MF  山本孝平(3)→向(76分) 14 MF  首藤 豪→松本(76分)
11 MF  菊岡拓朗(4) 10 MF  兵藤慎剛
10 FW  市川雅彦(4) FW  山本脩斗
FW  稲葉久人(4)→永露(64分) FW  渡邉千真→島村(86分)
サブ
GK  露木 亮(4) 16 GK  河野 猛
18 DF  畠山 彰(3) 23 DF  中川裕平
20 DF  堀越寛人(2) 12 MF  松本征也
16 DF  新井隆法(3) 13 MF  松本 怜
26 MF  鴇田将己(2) 10 MF  兵藤慎剛
MF  向 慎一(4) 19 FW  前田 亮
24 FW  永露大輔(2) 11 FW  島村 毅
監督
照井博康 大榎克己

※( )は選手の学年です。

<2位の座を争う試合>
 ついに、長きに渡って行われたリーグ戦も最終節。前期、後期にまたがって繰り広げられた戦いは今節をもって最終決着となる。試合前日、明大が引き分け、43年ぶりの優勝を成し遂げた。その結果により、法大の28年ぶりの優勝は夢と消えた。対する3位早大も前節の時点で優勝の可能性は消えており、今節は2位の座を争う試合となった。法大は怪我でチームを離れていた本田が3試合ぶりに先発出場。頼れる男の存在がチームに勢いをもたらすかの。リーグ戦の最後の試合がいよいよ幕を開けた。
 試合開始早々、法大は出場停止の土岐田に代わって先発した稲葉のヘディングシュートや山本のドリブルからのシュートで早大ゴールを脅かす。ここ2年間負けなしの相性の良い相手だけに、この日も序盤は法大ペースで進む。しかし、この日の早大は違った。5連敗中の法大へのリベンジを果たそうとプレーに気迫がこもっていた。早大は11分、12分と、得点ランクダントツの1位である渡邊が続けざまにシュートを放つ。ペースを取り戻したい法大は15分、セットプレーのチャンスをDFながらリーグ戦で5得点を決めている福田が頭で合わせる。しかし、これはバーの上。惜しくも得点には至らない。さらに29分、菊岡のセンタリングを山本がヘディングで落とし、こぼれ球を稲葉がシュート。だが、これも決まらない。決定機に得点を奪えずにいると、その後はJリーグ入団が決まっている兵藤や鈴木、山本らを中心に早大に立て続けに攻められる。序盤は法大、終盤は早大と互いにいくつかのチャンスはつくるものの、両チームとも好機を活かしきれないまま無得点で前半を終え、決着は後半に持ち越された。

 <早大に気迫負け、ほろ苦い最終戦>
 後半に入っても法大選手にキレが戻らず、パスミスが相次ぐ。すると12分、早大・鈴木のFKが直接ネットを揺らし、先制点を奪われる。優勝の可能性はなくなったが、一つでも上の順位でリーグ戦を終えたい法大。その後、反撃に出ると16分、本田のクロスに中で待っていた市川がフリーでボールを受け、シュート。ゴールかに思われたが無常にも左へそれてしまう。法大はこの試合最大のチャンスを逃す。するとその後は自陣で早大の攻撃に耐える防戦一方の時間帯が続く。なんとか流れを引き寄せたい法大は山本に代えて向、富井に代えて鴇田と矢継ぎ早にカードを切り、局面打開を図る。だが39分、本田が相手の得点機会を阻止したとして一発退場となってしまうと、中盤の核を失った法大は攻め手を欠き、攻撃も完全に沈黙。終盤にはゴール前で相手をフリーにする場面が多く、守備の連携でのほころびが目立った。優勝という目標を失ったことで緊張の糸が切れたのか、観客を魅了するいつもの法大のパスサッカーは最後まで影を潜め、0−1での敗戦。最終節を白星で飾ることは出来なかった。

<心機一転、全国の頂点へ!>
 この結果、法大のリーグ戦は3位で幕を閉じた。終盤の上位対決を制せなかったことが響き、悲願の優勝は果たせなかった。閉会式でリーグ戦覇者となった明大を見つめる選手たちの表情には言いようのない悔しさが滲み出ていた。だが、このチームでの戦いはまだ終わっていない。インカレ(全日本大学サッカー選手権大会)という全国大会が待っている。4年生にとっては大学最後の大会となる。「一戦必勝」を胸に完全燃焼し、悔いのない戦いをして欲しい。「タイトルを取りたい」。そう選手たちが口を揃えるように、チーム一丸となってタイトルを奪取し、是非全国に法大の名を轟かして欲しい。


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・照井博康監督 「昨日の時点で優勝がなくなってしまい、選手たちもがっかりしていました。前半はまだよかったのですが、後半は押されっぱなしでした。今日は相手の方が気持ちで上回ってました。この代は私がスカウトなど、一からやってきたチームなので本当に優勝したかったです。キャプテンの吉田は一般入試だし、菊岡も指定校で、努力をしてきたチームですから。わがままが多く、個性的なチームですが、吉田がうまくまとめてきたと思います。(インカレに向けて)もう大会はインカレしかないですし、選手たちもかけています。絶対に優勝してみせます。」
・DF吉田正樹主将(4年) 「今日は、昨日の時点で明治の優勝が決まってしまい、モチベーションが難しかった。そのため、前線でボールをキープできずにとられてしまったり、(ボールをとってからの攻撃・とられてからの守備のような)切り替えが遅かったりと、悪い部分が多く出てしまった。(今季を振り返って)数多くあった勝ちゲームを落としてしまったのが、悔しかった。しかし内容的には、負けていた試合も多かった。(インカレに向けて)何かしらのタイトルは最低限欲しいので、チーム一丸となってタイトルをねらいたい。」
・FW山本孝平(3年) 「前日に明治の優勝が決まっていて、モチベーション的にも結構難しい試合だった。あと、早稲田にはずっと勝っていたので油断もあったのかもしれない。前半から法政ペースでこのままいけばいけると思った。前半は決定機があったが、はずしてしまった。(指示は)サイドからしかけていけと言われていたのと、ゴールキックをつないでくるのでそこをつめていけといわれていた。(シーズンを振り返って)今年はずっと試合にも出ていたし、シュート、アシストもできたのでよかった。チームにも貢献できた。来年は守備は残る人が多いし、怪我の人も戻ってくるので大丈夫だが、攻撃陣が多く抜けるので2年生とかにも、もっとがんばってもらいたい。(インカレ目標)インカレは二年連続予選敗退しているので予選を突破して、年をまたいで国立でやれるようにがんばりたい。」
・MF向 慎一(4年) 「今日は前半からいい流れではなかっと思います。自分の役割としては失点もしていたし攻守両面で運動量を増やすって事だったんですけど一人退場したことで難しくなりました。(今年のリーグ戦振り返って)ギリギリの所で負けたので悔しいです。ただここまで上位争いが出来たのは自分にとって自信になったと思います。(インカレについて)大学での最後の試合になるので1試合1試合大切にして優勝したいです。」
・DF中野桂介(4年) 「昨日の時点で明大の優勝が決まってモチベーションが落ちていたっていうのは事実だけど、それでも見にきて応援してくれてる人のためにもっとしっかりとやりたかったです。今日は気持ちの面で向こうに負けていました。押し込まれる場面も多かったし難しい試合でした…。(リーグ戦を振り返っては?)前期も後期も勝ち切れなかったり、引き分けにしなければいけない試合も多くて悔いの残るものが結構ありました。(次の試合に向けては?)最後のインカレなんで、一戦必勝の気持ちで勝ち進んで、優勝したいと思います。」
・FW市川雅彦(4年)

後ほどアップ致します。

・MF稲葉久人(4年) 「今日の試合は明治の優勝が決まった中での試合だったので、多少モチベーションは下がってましたが、詩合前に皆で意識を高めて臨みました。でも、残念な結果になってしまいましたね…。2位でいきたかったです。リーグ戦を振り返ると、勝てるところでしっかり勝ちたかったです。インカレはラストなんで、優勝できるように頑張りたいです。」
・MF菊岡拓朗(4年) 「今日の試合は、昨日明治が優勝を決めてしまったのでモチベーションの問題もあったが、自分達のサッカーをやって勝って終わりたいと思っていた。だが、結局点を取れないまま終わってしまい、最後ふがいない試合をしてしまった。前半は良かったが、後半は自分としても消える時間帯があって、リズムに乗ることができなかった。今年のリーグ戦を振り返ると、勝てる試合に勝てず引き分けてしまい、強かったが勝負弱い部分もあった。次のインカレでは、今年一つもタイトルをとっていないので優勝を目指して頑張りたい。」
・DF元木数馬(4年) 「リーグ戦最後で優勝がなくなったことで緊張の糸が切れてしまって、勝ってやろうという気はあったのですが、内容的に良くなかったです。早稲田には負けてないので、得意な意識はありました。早稲田は(法政に対しての)苦手な意識を払拭したいという感じで来ていたので、受けてしまったのが良くなかったです。(リーグ戦を振り返って)今の4年が入った時は2部で、1部で3年間やれて良かったです。後輩にはこれから2部に落ちないで、1部で自分たちが出来なかった優勝を出来るように頑張ってもらいたいです。(インカレに向けて)タイトルを取ってないので1個くらい取りたいので、絶対に勝とうという気持ちやっていきたいです。」
・MF本田拓也(4年) 「今日の試合は体が重たかったし疲れました。退場してしまったのも悪かったです 。あのレッドはイエローにしてほしかったですね…。笑。昨日の明大の試合結果は寮でみんなとゲームしてた時に市川から聞きました。特にそれでモチベーションが下がるようなことはなかったです。優勝はできなかったけどせめて2位が良かったです。けど今日は試合内容も良くなかったですからね。Aの練習メニューには今週の火曜日から参加していました。それまではジムでリハビリしたりしていました。怪我の具合は完治とはまだ全然言えないです。まだ痛いし、特に試合終わったあとが一番痛いです。サウジ戦(五輪)にも間に合わなくて残念でした。けどみんなが五輪オリンピックに繋げてくれたんで、また頑張りたいです。(リーグ戦を終え、4年間ふりかえってみて…)2年の1部上がった時と今年は優勝チャンスがあったのに果たせなくて悔しいです。けどそれが勝負の世界なんで、あとは後輩に託したいです。(インカレに向けて…)インカレではタイトルをとりたいです!!まぁ自分は1試合目は出れないんですけど…。笑。みんなに頑張ってもらいます。」
・DF福田俊介(3年) 「今日は全体的に悪かった。モチベーションもあると思うが駄目だった。パス回しもうまくいってなかった。自分のミスが多かった。個人的には空回りしていたと思う。相手のチェックは全体的にそれほどではなかったが、起点なので拓朗君(菊岡)には厳しかった。前半に決めどきが結構あったので、決められなかったのが負けにつながったと思う。(今季リーグ戦を振り返って)大事なとこで負けていて、そこを引き分けに持ち込めていれば最終戦で優勝もあった。それができなかった弱さがあった。(インカレに向けて)時間が空くので、体をつくって備えていきたい。チームの雰囲気は悪くない。これから来年に向かってがんばる。インカレは2年連続で予選リーグ敗退しているので、チャレンジャーの気持ちで一戦一戦しっかり戦って勝って、優勝を狙っていきたい。」