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法政大
立教大

【投手】
(法大)●塚本(2勝1敗)‐太田
(立大)○片岡、森‐仲澤

突きつけられる厳しい現実…連敗で勝ち点獲得ならず
 



塚本は中盤の失点が響き敗戦投手に

(春季リーグ戦、対立大3回戦、法政大1−3立教大、4月28日、明大G)

 昨年度とは違う。今春の六大学リーグは、まったく先の見えない展開となってきた。第三戦にまでもつれ込んだ立教戦。だが、もつれていたのは法立戦だけではなかった。第一試合には慶明戦の第三試合が行われていたのだ。優勝候補、法大の最大のライバルであろう明治は午前中の試合でなんと慶応に勝ち点を献上していた。

 これで法大のV3は確実な物になるかと思われた。だが、試合は予想もしていなかった展開で進み、想定外の痛すぎる連敗を喫してしまった。

 この3連戦の締めくくりを託されたのは法大のエース塚本(社2)。今季3勝目はもう手中に収めたかのように思われた。だが、塚本は初回から毎回のようにランナーを背負う苦しいピッチング。2回、3回には三塁まで進められるもなんとか無失点で切り抜けた。しかし4回、守備の乱れも絡み2点を先制されてしまう。5回にも連打を浴び、点差を3点に広げられてしまった。

 この3点が今日の法大には大きかった。5番・瀧口(社3)の打球が相手のエラーを誘い、一死三塁のチャンスを迎える。続く6番・山本(経3)が初球から積極的に打ち犠打を決め、一点をもぎ取った。しかし法大は今日、1点をとるのがやっとだった。6回からは塚本も本来のピッチングを取り戻し、テンポ良く相手打線をさばいた。塚本の好投に法大打線も応えるかと思われたが、打線に火がつくことはなく安打はたったの4本。立大相手に1点しか奪うことができなかった。

 今日は4回に4番・西森(社2)が負傷。次戦への出場が危ぶまれる。法大の4番として一刻も早く回復することを祈るばかりだ。

 まさに今季の春季リーグは“混戦”だ。どこのチームが勝つか負けるかまったく読めない。ただ一つ言えることが、どこの大学からも打倒法大の勢いが感じられる。V3はさせまいと本気で挑んできているのだ。だが、法大はその上にある目標を忘れてはいけない。“全国制覇”だ。全国へ駒を進めるためにも、もうこれ以上負ける訳にはいかない。

自身は無安打も、守備で支えた山田
(田沢 穂)


   ◆主砲・西森、ケガで長期離脱の危機か!?
 それは、突然の出来事だった。4回、西森が一塁ベース上を駆け抜けたとき、そのまま倒れ込んだのだ。顔をゆがめベンチへと肩を借りて戻ってくる西森。「やばい…。やっちゃった」。その言葉を残し、彼はグラウンドから姿を消してしまった。

 西森の症状は左太ももの肉離れの模様。早稲田戦まで3日の休暇があるとはいえ、万全な状態に戻ることは難しい。法大にとっては大きな痛手だ。確実に勝ち続けなければならない状態になった今、このピンチをどう切り抜けていくのだろうか。





早く、万全な状態に戻ることを願うばかりだ

 

     ▼選手コメント

★塚本(完投も今季初黒星。終盤は本来のピッチングに)
−今日のピッチングを振り返っていかがですか?
全然前回よりは良かったんですが、甘い球を打たれてしまいました。

−今日は尻上がりに調子を上げていったようでしたが。
後半は球に力が入って調子も上がってきて、投げ込み不足が目に見えていたので、早大戦に向けてしっかり投げ込んでいきたいです。

−今日はフォアボールが1つと、ストライク先行のピッチングが出来ていたようですが。
前まではフォアボールがひどかったので、ストライク先行を意識して投げました。

−2回には送りバントを阻止する場面もありましたが。
セーフっぽかったんですが、セカンドっていう声が聞こえたんでセカンドに投げました。

−今日の立大打線はどんな印象でしたか?
少し甘い球が入ると打たれて飛んでいく感じだったので、コントロールに気をつけようと思いました。

−今日は明大も慶大に敗れ、かなり混戦した状況ですね。
慶大も立大も力を上げてきて力の差が拮抗してきてるんで、ただ勝つというだけじゃなくて叩き潰す感じで2勝して…負けないようにしたいです。

−次に向けて取り組みたいことは?
山田さんからももっと投げ込めと言われたんで、しっかりと投げ込んで、今日の後半みたいなピッチングがしたいです。

−最後に早大戦に向けて意気込みをお願いします。
ピッチャーがしっかりしないといけないんで、厳(伊藤)と菅原さんとも毎日投げ込みをして、必ず2連勝で終わらせたいです。


★山本(6回に犠牲フライ。今日唯一の得点!!)

−今日の試合を振り返っていかがでしたか?
あんまりだったですね。実力では負けていなかったんですけど、差はチーム力でしたかね。あっちの方がまとまってたし、みんなで声出していたし。

−チームの状態はいかがですか?
個人個人みんな状態が悪い訳ではないんですけどね…でもどっか抜けていたんでしょうね。練習の量だったり。

−試合後、主将からはどのように言われたのでしょうか?
チームとして今の状態はどうなのかっていう話をされました。

−春季リーグは混戦になりそうですが?
優勝するためにはもう落とすことが出来ないんで一戦一戦戦っていきたいです。

−今後チームが一団となって戦っていくためには何が必要だと思いますか?
やっぱり日頃の練習ですかね。練習の上での意志疎通っていうか…一つの目標を立てて練習していくのが大事ですね。

−早大戦に向けて一言お願いします。
あとがないんで。優勝するためにも全力を尽くすのみです。


★山田(ノーヒットも、好守備でチームを支える)
−今日の調子はいかがでしたか?
(皮肉気味に)今日は絶好調!!天気もいいし、今日はよかったですよ。

−唯一の得点が犠牲フライのみでした。
打てたり打てなかったりっていうのをなくさないとダメですね。選手たちの調子もあるだろうけど、つねに打てるようにムラをなくさないといけません。

−立教戦は勝ち点を獲得することはできませんでした。
言っていてもしょうがないことなんで…。ありがちな言葉だけど“切り替えて”いかないと、ですね。

−最後に早稲田戦に向けてひとことお願いします。
勝つだけです。勝ち点とる。勝ち点とるだけです。

今日の得点は山本の犠飛のみ…
















大塚は今日も攻守で目立ったプレーを見せた

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