高かったライバルたちの壁…
決勝の舞台でも堂々とした泳ぎを最後まで見せ4位に入賞した大塚
〔第84回 日本選手権水泳競技大会競泳競技 4月19日 東京・辰巳国際水泳場〕 日本選手権も今日で5日目。いよいよ終盤を迎えた。この日、準決勝には法大から女子100mの部に青木慧、男子100mバタフライには金田和也が出場したが、いずれも決勝に進出することはできなかった。また男子100mバタフライ予選では主将の周東や高本が予選敗退するなど、厳しい結果となった。 また、決勝にはこの日唯一、男子200mバタフライに大塚が出場し北島康介をはじめとする強力な選手に勝負を挑んだ。 昨年度、平泳ぎの200m日本ランキングは北島康介(日本コカコーラ)に次いで2位。大学入学後初めての年に、急成長した大塚が目指すのはもちろん北京五輪出場だ。 レースは北島が前半から抜け出すという予想通りの展開。大塚も先を行く北島や末永(チームアリーナ・前法大主将)についていき4位で100mを折り返す。中盤以降からは粘りを見せたいところだったが、北島らとの差は広がり大学1年の立石(キッツウェルネス藤沢)に交わされ、最終的には2分13秒05の4位でフィニッシュした。 大塚の記録と派遣標準記録の差はちょうど1秒届かなかった。2位以内にも入れず、北京五輪への夢は途絶えた。200mの自己ベストは2分12秒61であり、今回2位に入賞し北京五輪行きを決めた末永の決勝のタイム(2分10秒17)とは2秒以上の差がある。昨年のインカレでこの種目の王者に輝いたが、「早く僕も(2分)10秒台を出したい」と言うように、まだまだタイムを縮める必要がある。しかし、「伸びしろ」が大きいとも言われる大塚の存在はこれからも注目であることには変わりない。9月のインカレで2連覇、そして目下のところのタイム面での目標である2分10秒台。二つの目標が達成される日が待ち遠しい。(片野真和)
200m平泳ぎ 大塚一輝 2分13秒05 決勝4位
「自分の泳ぎをすることを心がけていたが自分には力がなかった。予選のタイムより良いが、決勝のレースには納得いっていない。派遣標準記録(2分12秒05)は切れると思って泳いだ。それだけに悔しい。早く2分10秒台を出したい。インカレのこの種目は2連覇を目指す。」
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