夢への挑戦。戦いの始まり―

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派遣標準に届かず涙ぐむ内田(左)と明日の決勝での活躍が期待される松枝(右)


〔第84回 日本選手権水泳競技大会競泳競技 4月15日 東京・辰巳国際水泳場〕

 ついにこの日がやってきた。北京五輪の代表選考会を兼ねた日本選手権が東京・辰巳国際水泳場で開幕した。法大からも初日から8選手がそれぞれの目標に向けて、スタートを切った。


 まずは北京五輪を目指す内田が400m自由形に出場。持ち前のダイナミックな泳ぎで予選を3位で通過する。予選後に本人が「絶好調。神様が与えてくれたチャンスを逃さないようにする」と言うように決勝に向けて準備は整っていたはずだった。しかし、神様は内田には微笑まなかった。
 決勝はセンターコースを泳ぐ松田が前半から日本記録を上回るハイペースで飛ばす。内田もこれについていくが最後まで背中を追うことしかできなかった。結果は予選同様3位。表彰台には上ったものの念願であった五輪出場を決めることはできなかった。しかし、内田にはまだ200m自由形、個人メドレーもある。北京五輪という夢への挑戦はまだ終わらない。
 もう一人、好調をアピールしたのが松枝孝男だ。「今は調子がいい。後半の粘りをいかしたい」というように朝一の予選からベストを更新。全体の3番手で準決勝に進んだ。       そして迎えた決勝。隣にはアテネ五輪金メダリストの北島を見ながらのレースとなった。「北島さんが前半早かったから焦った」というもレース後半に粘りを見せ、全体の5位で明日の決勝にコマを進めた。    
 日本選手権はまだ初日。法大から何人の五輪行きがでるか。明日以降の戦いにも目が離せない。 (高橋 儀文)


400m個人メドレー 緒方隆 4分28秒91 予選25位    
「ベストで泳げたがもっといい記録を狙っていた。チームの中にオリンピックを目指している選手がいたので、自分から波を作りたかった。ジャパンオープン、インカレで決勝に残ってリベンジしたい。」

400m自由形 吉村裕美 4分24秒44 予選33位
「今日の泳ぎはよくなかった。五輪の選考会だがそんなにピリピリした感じではなかった。(目標は)去年7位だったインカレでもっと上を目指す。インカレでは決勝に残り、法政に貢献したい。」   

400m自由形 内田翔 3分51秒93 決勝3位
「だめ。泳ぎが硬かった。もう400はどうしようもできない。明日からの200でもう一回北京を狙っていく。」

100m平泳ぎ 松枝孝男 1分1秒48 準決勝5位
「前半はとなりの北島さんが早かったので焦った。でも、前半ついていければ、後半は粘れる。準決勝で予選より、タイムも順位も落ちた。だから明日はしっかり寝て、食べて、決勝に備える。あんまりでかいことをいいたくないが、派遣Uを切って2位に入れるようにがんばる。」


大会初日決勝記録
種目
氏名
順位
記録
400m自由形
内田翔
3:51.93

  


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