スポーツ法政サッカーTOPインカレ> 07年12月21日関西学院大戦

攻撃陣爆発!大量得点で圧勝!!

エース・市川の活躍で大量得点を奪う 本田の久々のゴールがチームに勢いをもたらせた

2ゴールの活躍で勝利に貢献した市川        ゴールを決め、喜びを爆発させる本田


全日本大学サッカー選手権大会 グループD第2戦
法政大学 VS 関西学院大学
○2007.12/21 13:50 駒沢第二球技場 晴 観衆250人 



法政大学
前半
関西学院大学
後半

 
時間
大学
得点者
アシスト
36分
法大
菊岡拓朗
山本孝平
40分
法大
本田拓也
-
47分
法大
元木数馬
本田拓也
67分
法大
市川雅彦
-
71分
法大
市川雅彦
中野桂介
83分
関学大
桑原透記
青戸謙典
84分
法大
土岐田洸平
富井英司

【警告】

5分【法大】市川雅彦
22分【関学大】志田野 雄一朗
35分【関学大】木村哲也
43分【法大】新井隆法
78分【法大】福田俊介


法政大学 関西学院大学
1 GK  若田和樹(2) 1 GK  原田和明
3 DF  吉田正樹(4) 2 DF  志田野 雄一朗
4 DF  福田俊介(3) 3 DF  金子雄太
5 DF  中野桂介(4) 4 DF  小野原 明男→飯田(54分)
2 DF  元木数馬(4) 6 MF  木村哲也
18 MF  新井隆法(3)→富井(70分) 7 MF  小関佑典
7 MF  本田拓也(4) 17 MF  青戸謙典
8 MF  山本孝平(3) 14 MF  出口義隆
11 MF  菊岡拓朗(4)→向(75分) 23 MF  村上達哉→金尾(45分)→箱根(66分)
10 FW  市川雅彦(4)→鈴木(81分) 8 FW  桑原透記
9 FW  土岐田 洸平(4) 10 FW  北野雄志
サブ
12 GK  露木 亮(4) 21 GK  長井健輔
17 MF  畠山 彰(3) 34 DF  飯田洋介
23 DF  堀越寛人(2) 11 DF  今村直寛
6 MF  富井英司(2) 33 MF  渡辺毅仁
13 MF  向 慎一(4) 15 FW  箱根正斉
24 FW  永露大輔(2) 9 MF  金尾和泰
15 FW  鈴木良平(4) 19 FW  森下宏紀
監督
照井博康 加茂 周

※( )は選手の学年です。

<一昨年前のリベンジを>
 インカレ初戦の吉備国際大戦を1−0で辛勝した法大。課題が多く残る試合だったが、大事な初戦をまず勝利できたということは何よりも大きい。そしてその初戦勝利から中1日で早くも2戦目を迎える。予選リーグは一週間で3試合といった厳しいスケジュールのもとにある。初戦で白星をあげた法大はこの試合に勝利すると決勝トーナメントへの切符が鮮明に見えてくることとなる。そんな今日の相手は日本代表の監督経験もある加茂周監督率いる関西学院大だ。戦力的にグループリーグの最大のライバルと目された関学大。しかし、初戦で九州産業大にまさかの敗戦を喫した。関学大が決勝トーナメントに勝ち上がるためには残りの試合を全勝するしかない。それだけにこのグループリーグ第2戦は激戦が予想された。2年前のインカレでは、グループリーグで関学大に敗退し、決勝トーナメント進出を逃した法大。その雪辱を晴らすためにも、そして決勝トーナメント進出に王手をかけるためにも今日の試合は勝利を収めることが絶対条件となった。

 <本田のゴール炸裂>
 試合は立ち上がり、技術で勝る法大が中盤でボールを支配し持ち味である華麗なパス回しをみせる。先制点が欲しい法大だが、シュートに繋がるラストパスがなかなか通らず、ゴール中央を固める関学大ディフェンスにカットされてしまう。攻めあぐむ法大だったが、前半24分、福田が倒されPKを獲得する。これで先制かと思われたが、相手GKに完璧にコースをよまれ、市川の蹴ったボールは無情にも弾かれてしまった。先制のチャンスを逃した法大はその後も試合を支配するが、なかなかシュートまで持っていけず、関学大の最終ラインの堅くなな守りを崩すことができない。相手の守備に苦しむ法大だったが、前半36分についに関学大ディフェンスをこじ開ける。山本のセンタリングに合わせた菊岡が見事にサイドネットをゆらし、待望の先制点を得る。菊岡はインカレ初戦の吉国大戦での決勝ゴールに続き2試合連続ゴールを奪った。得点後、波に乗った法大イレブン。前半40分には出場停止から戻った本田がドリブルで持ち込み、ペナルティエリアの少し外から豪快なミドルシュートを放つ。これが決まり、法大は追加点を得る。ゲームの起点となりアシストにまわることの多い本田だが、この日は自身で持ち込み見事なゴールを決めた。シュートセンスも非凡であるところを見せつけたU−22日本代表の活躍もあり、法大は2−0で前半を終えた。

<勝利で決勝トーナメントへ>
 前半で2点をリードした法大はその後も勢いが止まらない。後半開始早々の3分、CKのチャンスに元木がヘッドでボールを押し込み、3点目を奪う。3点目を奪った辺りから、相手DFの集中が完全に途切れ、完全にワンサイドゲームとなる。後半22分、突破を試みた市川が倒され、またもPKのチャンスを掴む。キッカーはもちろん市川。本日2度目の一騎討ちを前半のPKとは逆コースに蹴った市川。関学GKのよみを欺き見事にゴールネットをゆらし4点目を得た。さらには後半26分、中野からのパスをうけた市川は相手DFをかわし振り向いてシュート。これが決まり、市川のこの日2点目の得点でリードを5点に広げる。この見事なターンからのシュートは素晴らしく、観客を大いに湧かせてくれた。その後、1失点するのものの、土岐田のゴールで再び5点差とし、試合はそのまま終了。終わってみれば6−1と圧勝。久々の大量得点での勝利となった。関学大に一昨年前の雪辱を果たし、これでグループの首位に立った法大。九産大が吉国大に敗れるという波乱もあり、グループリーグ突破をほぼ手中に収めた。しかし何が起こるかわからないのがインカレだ。次の九産大との試合がまた2日後に控えており、厳しい試合日程も、結果に影響を及ぼす可能性もある。法大は次の試合に勝利すれば文句無しで決勝トーナメントへの切符を手にすることができる。一昨年、昨年の屈辱を果たせるか。有利な状況に油断することなく最終戦もしっかりと勝利して、気持ちよく決勝トーナメントへと駒を進めたい。


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・照井博康監督 「今日は入り方はよかったけど、前半はちょっとリズムが悪かったです。得点できない嫌なムードなときにしっかりと点を取れたことがこの試合で大きかったと思います。初戦も嫌なムードの中、勝ちきってますし。(攻撃陣が結果を残したことについて)ようやっとベストメンバーが組めましたからね。今日は本田も久しぶりに決めましたし。そして監督としては市川が点を取ったことが一番うれしいです。終盤、ちょっと(市川選手が)痛めていたので、交代させました。大事をとった形です。(グループ最終戦について)福田が累積ででれないので、確認して最後の一戦に臨みたいです。 大量得点の後は難しいので、気を引きしめていきたいと思います。」
・DF吉田正樹主将(4年) 「今日は弱くない相手だったので、試合前からみんな気持ちが入っていた。最初に得点はできなかったが1点取って集中することができた。(2年前に負けていて雪辱はあったか?)正直、意識はあった。でもそれがみんなの気持ちにつながった。(主将として)チームが100%の力を出せるようにしていければいい。個人としてはパスやクロスの精度をもっとあげる。予選も最後まで3戦全勝でいけるようにがんばりたい。 」
・GK 若田和樹(2年) 「今日はとれるだけ点をとれたので良かったです。終盤攻められのも慣れたのでそんな驚きませんでした(笑)それがなくなればいいんですけどね。去年も2試合終わって大丈夫と思って敗退したのでしっかり準備をして慢心しないで確実に勝ちたいです。」
・DF福田俊介(3年) 「今日はボールをよく回せて、みんなシュート意識も高かったので、前の試合よりもいい流れで試合ができた。前半に得点できたのが大きかった。(相手について)10番がでかくて攻撃の起点になっていたので、そいつをつぶすことを心がけた。(失点について)終盤、相手が捨て身で前へ前へ来ていたので、みんなで声をかけあって対応しようとしたが、決められてしまったので、やっぱりあそこで決められちゃいけないと思う。(決勝トーナメントに向けて)優勝します!」
・DF元木数馬(4年) 「今日の試合は点がたくさん決まって良かったです。今日勝てたら(混戦から)抜けれると思ってたので、今日の試合は高い意識で臨みました。得点は、拓(本田)のボールが良かったから決めれました。次の試合は2‐0で負けても大丈夫だとか計算できますが、勝つのが1番なんで、勝って決勝トーナメント進出を決めたいです。」
・DF中野桂介(4年) 「今日はしっかり点をとれたことが良かった。失点は0でいきたかったですけどね。立ち上がりは前の試合もあまり良くなかったので意識してて、今日はまずまずだったと思います。PKもあって決めるチャンスはあったけどなかなか入りませんでした。でも、その時間も後ろはガマンしようと思ってました。攻撃ではパスもつなげてたので大丈夫だと思ってました。相手は10番に当ててそのこぼれをどんどん狙ってくるサッカーでしたがうちがボールキープすることができました。 まだ決勝トーナメントが決まったわけではないので、しっかり次決めてから喜びたいです。」
・DF新井隆法(3年) 「たっくん(本田)が入ったんで楽にできました。たっくんが前にいって自分が守るって感じで、バランスは悪くなかったと思います。(前半なかなか点がとれませんでしたが?)とりあえずワンツーで回していこうとは話してました。正直疲れはあったけど、そんなこと言ってられないです。次も油断は出来ないんで、勝ってリーグ戦を終えたいです。」
・MF本田拓也(4年) 「今日は隆法(新井)と真ん中を組んでいたこともあっていつもより前目のポジションを取ってました。得点についてはパスコースが無かったから打ったら入りました。うちはいつも立ち上がりから1点入るまでがあまりよくないので。後半みたいにタッチ数を少なくできるチームなので初めからそれができるといいんですけど。ゴール前でも手数がかかってしまうので打てるとこで打ちきってしまいたいですね。1点目も2点目もシュートコースないけど打ったから入ったので。ほぼグループリーグ突破が決まりましたがまだ気が早いですね。次節は福田がいないなかDFラインがどこまでできるか、これから上の相手とやっていくなかでいかに崩すか、など大事な試合になります。試合の最後はまだ治ってない足首が痛かったんですけど決勝トーナメントまで1週間あるんで大丈夫です。」
・MF向 慎一(4年) 「(今日は圧勝でしたが?)この間の反省が活かせたと思います。流れが良かったので安心してゲームを見れました。(途中出場で注意した部分は?)ボランチより前の、サイドでのプレーを指示されて、シュートを狙えということだったので、シュートへの意識は高かったです。(2年前の雪辱を晴らせましたね?)因縁というか、ああいう負けで、悔しい気持ちは自分も含め4年生は強く思っていたので良かったです。九産大は頑張っているイメージがあります。全勝で決勝トーナメントにいきたいです!」
・MF富井英司(2年) 「けっこう点差のついてるとこで出たんですけど、もっとボールに絡んで攻撃に参加出来れば良かったです。調子は普通でしたけど、アシスト出来たので良かったです。リーグ戦なんで取れるだけいっぱい取って、九産大にプレッシャーかけれるように点を取りにいきました。次も勝って決勝トーナメントに出れるように頑張ります。」
・MF山本孝平(3年) 「今日はボールも回っていたし、いいサッカーができた。雪辱というよりは普通にやれば勝てると思っていた。長いボールを入れるのとサイドにボールを散らせながらプレーした。大量得点で自分も点を狙っていたがとれなかった。(九産大戦は)大量失点で負けなければ、突破できるが予選をしっかり3連勝で勝ちたい。」
・MF菊岡拓郎(4年) 「点取る前まで前の試合の疲れを引きずってて中々思ったような試合運びができなかったけど、点を決めてからは落ち着けて勢いもよくなれました。でもミスも多かったので、決勝リーグも見えてきてこれから上とあたることも考えれば修正が必要だと思います。自分も前の試合の疲れもあって体が重く動けなかったが、連戦なのはどのチームも同じことなのでそこはしっかり運動力上げていきたいと思います。いまシュートの調子がいいので、パスしてシュートに繋げるより自分でもどんどんシュート狙っていきたいです。次の試合もしっかり勝って、気持ちよく決勝リーグに繋げたいです。」
・FW土岐田 洸平(4年) 「(今日は前回の試合前より声が出ていたように思うのですが、チームで話し合いとかしたんですか?)いや、特には。(連戦で)体が重かったんでテンションで乗り切ろうとはチームで言って、前半で試合を決めようとは話していました。(今日の試合を振り返って?)イチ(市川)がPKを外したあとに引きずらなくて、1点・2点と点が取れたのは良かったです。(得点シーンについては?)エイジ(富井)からいいボールが入って自分は触るだけでした。(2年前のインカレでも関学と対戦しましたが関学の印象は?)自分が2年だったから、その時は関学の4年のほうが体が出来ていた。でも、自分が4年になって体格とか強くなったんで負ける心配はなかったです。(次の試合に向けて一言?)最後につめがあまいチームだと言われてるので、次の試合も勝って全勝で試合を閉めたいです。」
・FW市川雅彦(4年) 「この前の試合がインカレ初出場で無得点で、今日も前半PKを外して、嫌な感じだった。でも後半のPKをまたみんなが蹴らせてくれて、決めてからリズムよくプレーができた。前半前線でボールが収まらなかったので運動量が増え、最後は足がつってしまった。その辺は、もう少し鍛えないといけない。でも後半は、相手DFのバテもあり、ボールがつながり、自分としてもいい感じにプレーできた。今日の勝利で、グループリーグ突破に近づいたが、次の試合で相手も必死に勝ちにくると思うので油断せずやりたい。」