夢への一歩 高本“ほろ苦”代表デビュー

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日の丸デビューを果たした高本。 キャップの“JAPAN”の文字が凛々しい


〔世界競泳2007 イン ジャパン 8月21日 千葉県国際総合水泳場〕

 遂に北京五輪前哨戦、世界競泳2007が幕を開けた。 グラント・ハケット(オーストラリア)、パク・テファン(韓国)ら世界の有力選手も出場するこの大会。 日本代表も男女総勢50名が招集された。その中の一人に法大・高本翔太がいる。
 高本は1年の頃から主力として活躍。 日本選手権やインカレでコンスタントにファイナリストとなり、安定した結果を残していた。 そして、今年の日本短水路選手権では高安亮(コナミ東日本)、山本貴司(近大職員)に勝利し、 3位入賞。念願の日本代表入りも時間の問題だった。
 そのわずか1ヵ月後、彼はその悲願を叶えた。自身の「ベストレース」と語った日本選手権。 200メートルバタフライでは、前面に押し出した気迫とそれを象徴するかのようなラストスパートで 銅メダルを獲得。この時叩き出した自己ベストは派遣標準記録を突破し、見事初代表を決めたのである。
 そして、日の丸デビューとなった今日。決勝進出を目指した高本だったが、 過密スケジュールによる疲労もあったのか、予選を2分台と苦しい泳ぎをしてしまう。 結局B決勝にも進めず、苦い代表デビューとなってしまった。
 だが、北京五輪を目指す高本にとって、ここはまだスタートライン。 進化を止めぬ男は夢への一歩を踏み出したばかりだ。

(※今大会は、たとえ予選タイムが上位であったとしても、 同じ国からは決勝・B決勝合わせて上位3人までしか進めないという特別ルールとなっている。 高本も予選こそ全体で16位だったが、同種目に出場した日本人5選手中最下位の記録だったため、 悔しい予選敗退となった。)

◆高本翔太(たかもとしょうた)
 1986年6月28日生まれ。B型。身長176cm。 広島県立広島工業高出身。社会学部社会学科3年。
 専門種目はバタフライ。


大会初日記録
種目
氏名
順位
記録
200mバタフライ
高本翔太
予選16位
2:00.19

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