最後の戦いへ…3人娘“笑顔”の初日

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最後のインカレにかける和田副将(左)、小野主将(中央)、高橋


〔第83回 日本学生選手権水泳競技大会 9月7日 東京・辰巳国際水泳場〕

 4年生にとっては最後の舞台となる日本学生選手権。 これまで法大女子チームを引っ張ってきた小野智子主将(経4)、 和田尚子副将(社4)、高橋典子(営4)にとってもこの大会にかける思いは大きい。 そして、この3人娘の思いは初日の泳ぎに大いに表れた。
 2年ぶりのファイナリストを目指し、400メートル自由形予選に登場した小野主将は序盤から快調に飛ばしていった。 しかし、最後の100メートルで失速し、決勝進出を果たすことができなかった。 だが、「ギリギリ残った」B決勝で女子主将としての意地を見せる。 予選と同じく序盤から飛ばしていった小野だが、今度は失速することなくレースを引っ張り、 終わってみればB決2位に。タイムも4分20秒台をマークし、小野も嬉し涙を見せる好結果となった。
 これに続いたのがそれぞれ2年連続の決勝進出を決めた和田副将と高橋だ。 昨年は「全国では小・中学生以来の決勝だった」という高橋は今年もしっかりと駒を進めた。 決勝でも落ち着いた泳ぎを見せ、昨年のインカレでマークした自己ベストを見事に更新した。 さらに、これまでずっと肘の故障と戦ってきた和田も負けじと6位入賞。 実に7年ぶりとなる自己ベストもマークし、本人も笑顔を見せた。 共に4年間戦ってきた仲間の強い刺激が、その後の末永主将の初優勝を後押ししたといってもいいだろう。
 他大の戦力の向上もあり、シード落ちが危惧されている法大女子チーム。 だが、この3人娘の意地が、笑顔が、チームを救ってくれるに違いない。


高橋典子選手
「4年生で最後ということでベストと決勝に残ることを目標にしていた。 予選は左目に水が入って焦った。 一応決勝には残れたので、決勝ではゴーグルに水が入らないようゴムを締め直すなど気をつけた。 予選は前半からハイペースだったため、後半落ちた。 自分は後半上げるタイプなので、周りに惑わされないよう決勝は落ち着いて挑んだ。 昨年のインカレでは前半の100メートルを(1分)5秒1で入って自己ベストの(2分)14秒台が出たが、今年は(1分)5秒6で(2分)13秒台が出たのでうれしい。 女子はシード権が危ないと言われているのでリレーは落とさないようにしたい。 100メートルは今まで同じくらいのタイムできていてベストを更新していない。 (1分)1秒台で泳げたら悔いはない。」

和田尚子女子副将
「最後だったんで…。 コーチとかにも迷惑かけてもらっといて結果が出てなかったので、 これにかける思いがこれまでと違った。 中3の時以来7年ぶりのベストが出て良かった。 今日の女子のリレーもあとちょっとのところで落ちてしまったので、 自分が(チームの)順位を上げられるように泳いだ。 明日明後日につながるレースとなった。 (肘痛の影響で)年明けからも泳いでない時期があって不安もあったが、 末永選手とかブレストの仲間が力になってくれたので良かった。 (明日からの目標は)もちろんベストの更新とシードから落ちないことですね。」

小野智子女子主将
「決勝に残るつもりだったが、予選がうまくいかなかった。 ギリギリでB決勝に残れたので吉村(裕美)さんと1・2位を狙っていた。 タイムよりも順位を重視していたが、コースが離れていることもあって、 少し周りを見すぎていたのかもしれない。 感じが良かったし、明日につながるレースとなった。 (決勝に残った同期の和田副将・高橋選手について)さすが4年生という感じ。 主将の私がこのような結果で申し訳ない。200メートルではメダルを取りたい。 リレーも400メートルではいつもメダルを取っている。 昨年の主力が抜けたが、私が埋められるように頑張りたい。」


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