連敗喫し首位遠のく

ichikawa.jpg

決定機を逃し、うつむく市川


関東大学サッカーリーグ戦 第10節
法政大学 VS 東京学芸大学
○2007.5/20 14:10 県立保土ヶ谷公園サッカー場 晴 観衆350人 



法政大学
前半
東京学芸大学
後半

 
時間
大学
得点者
アシスト
25分
東学大
瀬田貴仁
36分
東学大
瀬田貴仁
酒井圭祐
48分
東学大
栗原康彦
63分
法大
向 慎一
市川雅彦

【警告】

81分【東学大】高野耕平
88分【東学大】足立 匠


法政大学 東京学芸大学
12 GK  若田和樹(2) GK  足立 匠
3 DF  吉田正樹(4) DF  高野耕平
DF  福田俊介(3) DF  林 俊介
20 DF  新井隆法(3) 13 DF  奥野慎祐
DF  江崎一仁(3)→中野(81分) 26 DF  高橋秀人
25 MF  堀越寛人(2)→向(45分) MF  酒井圭祐→藤原(79分)
MF  本田拓也(4) 15 MF  桂木啓斗→征矢(89分)
18 MF  山本孝平(3) 10 MF  瀬田貴仁
11 MF  菊岡拓朗(4) MF  渡邊一仁
10 FW  市川雅彦(4) FW  栗原康彦
FW  稲葉久人(4)→永露(45分) 18 FW  赤城雅史→鈴木(55分)
サブ
35 GK  中根 良(1) 17 GK  山下渉太
DF  元木数馬(4) 22 DF  小川佑樹
DF  中野桂介(4) 25 MF  征矢貴裕
28 MF  永露大輔(2) 20 MF  高柳亮太
MF  向 慎一(4) 11 MF  藤原 薫
13 FW  土岐田 洸平(4) 19 FW  佐藤 豪
30 FW  鴇田将己(2) 21 FW  鈴木崇文
監督
照井博康 檜山 康

※( )は選手の学年です。

<苦しい展開>
 前節、駒大との首位攻防戦に敗れてしまった法大。首位との差を離されないためにも絶対に勝ち点3の欲しい今節の相手は、現在7位の東学大。この試合できっちりと勝利を収め、前期最終節へと弾みをつけたいところだ。前半、先にペースを握ったのは法大だった。10分、菊岡のセンターサークル付近からの浮き玉のスルーパスに稲葉が抜け出すが、これはディフェンスに阻まれる。20分にはゴールエリア手前で菊岡から市川につなぎチャンスかと思われたが、シュートまでいけずクリアされてしまう。ボールはつながるが、決定的なチャンスを作ることが出来ない法大。逆に25分、ゴール前での競り合いで山本がファールを取られPKに。きわどい判定だっただけに選手は抗議するが判定は覆らず、PKを決められ先制を許してしまう。その後は一転して東学大ペースで試合が進んでいく。相手のトップに簡単にボールを入れられ、そこからサイドに展開されたり、ディフェンスの裏へとボールを出されたりと、ピンチが多くなる。そんな流れの中、36分、江崎のパスミスから右に展開されシュートを打たれる。これが決まり0−2とリードを広げられてしまう。終了間際にもカウンターからピンチを招くが、ここは福田の好カバーで失点は免れ、2点ビハインドで前半を折り返す。

 <反撃実らず>
後半の始めから向と永露を投入し反撃を試みた法大。ボールが回るようになり、得点の予感が漂い始める。しかし後半4分、ディフェンスの裏を突かれ、最後は若田もかわされて痛恨の3失点目を喫してしまう。敗戦を免れるためにもまず1点の欲しい法大は13分、中盤で山本がパスカットし、菊岡につなぎ再び山本へとつなぎシュートを放つがゴールならず。その後は後半から入った向を経由したパス回しで、リズムが少しずつ作られていきサイドを使った攻撃などで、チャンスを作っていく。そして20分に向のミドルシュートが決まり、2点差とする。しかし30分過ぎからは、前がかりになったディフェンスの裏を狙われる場面が多く見られピンチを迎えるが、若田の好セーブなどで得点を許さない。終了間際には、福田を使ったパワープレーで得点を狙いにいき、チャンスは作るが、あと1歩のところで相手の集中した守りの前に阻まれてしまう。試合は1−3のまま終了。優勝を目指す法大にとっては、痛い連敗を喫してしまった。

<次こそ勝利を>
 この試合の両チームのシュート数は、東学大が10本なのに対し、法大は5本のみ。チャンスは作るが、持ちすぎてボールを失ったり、1対1で勝負せずにパスを出してそれを取られたりする場面が多かった。フォワードにはもっと積極的にシュートを狙いにいって欲しい。前期好調な滑り出しを見せた法大だったが、ここへきて初の連敗を喫してしまった。首位の駒大が早大に敗れたため、勝っていれば勝ち点差を1に縮められていただけになんとも悔やまれる敗戦だ。前期リーグ最終戦の次節の相手は現在2位の明大。優勝を争う直接のライバルとの対戦になる。次の試合で敗れれば、優勝争いからの離脱も考えられるだけに厳しい戦いが予想される。法大には気持ちを切り替えて臨み、良い形で前期リーグを締めくくってくれることを期待したい。


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・照井博康監督 「完敗ですね。最初のPKが痛かったですね。あやふやな判定で、みんなそれによって動揺してしまいました。失点のシーンはいずれもミスでしたね。うちのトップ下の位置でセカンドボールを相手に拾われていましたから、その位置に向を、サイドからの崩しのために永露を後半から投入しました。狙い通りボールは回せるようになりましたが、なかなか得点を奪うことはできませんでした。次は調子のいい明治なので、その自信に注意し、原点回帰して頑張りたいと思います」
・DF吉田正樹主将(4年) 「立ち上がりが悪く、PKで失点した後になかなか気持ちを切替えられなかったですね。今日はサイドを意識して攻めましたが、なかなか得点に結びつかず残念でした。調子自体は悪くなく、以前より運動量が豊富になったので、これを最初から出せれば自分たちのサッカーが出来ると思います。守備に関しては集中を切らしてはいけない時に切らしてしまい、自分たちのミスから点を取られてしまいました。得点を取られた時間帯が悪かったですね。次節しっかり切替えて、きっちりと勝ち、総理大臣杯に向けていい感じで終わりたいです。」
・FW市川雅彦(4年) 「今日は自分達のミスで流れが変わってしまって、雰囲気が悪くなった。相手のディフェンスのラインの直しが良く、あまりボールにふれられなかった。受身になっているので、次節はチャレンジャー精神で、立ち上がりから積極的に行くことが大事。」
・MF本田拓也(4年) 「前半の点の取られ方が良くないのと、取られても取り返すくらいの力がないとダメ。逆に崩れてしまった。自分自身、五輪代表の疲れみたいなものは大丈夫だったけどあまり良くなかった。後半みたいなサッカーを初めからできないといけない。DF,MF,FW,の3つのラインが間延びしていたと思う。だからFWへのフォローができていなかった。前半からシュートチャンスはあったと思う。でも個人の意識も高くなくてシュートがあまり打ててなかった。もっとシュートを増やしていきたい。最終節の明治は強いけど、自分たちのサッカーが出来れば負けないと思うので、今日からの一週間を大事にして勝ちたい。」
・DF福田俊介(3年) 「自分たちのミスで失点してしまった。チャレンジアンドカバーでのミスが多かったので、もっと連携をしっかりし修正していきたい。パスミスも多かったので、つなぐところと、蹴るところをもっとはっきりさせる。次勝たないと優勝も危なくなってくるので、死ぬ気で勝ち点3を取りにいく。」
・MF菊岡拓朗(4年) 「相手に1点先制されるまでは自分たちのペースで試合できていた。相手のひいてくる戦い方にはまって、自分たちのミスで失点してしまった。そこから自分たちのもう一度立て直せればよかった。次は前期最後だからしっかり勝って後期につなげたい。」 」
・GK若田和樹(2年) 「前節負けて、もう一度チームをやり直そうってことで、ミスが多いことや、小さなミスをなくすことを練習で意識してやってきました。でも審判に恵まれないというか、PKを取られて、前半の失点が痛かったです。暑かったのもあってか選手の動きも少し重くて、守備では裏も取られてたし、攻撃でもフィニッシュまでもっていけなかった。試合中は、味方をコーチングで鼓舞しろって言われてて、今日はそれができなかった。次が前期の最終節なので、最後は勝って終わりたいです。 」
・DF江崎一仁(3年) 「今日の試合は自分のせいで負けてしまいました。2失点目は自分のパスミスで…1失点だけなら押し返せたと思うのですが……。1失点目もセンタリングをあげさせなかったり、ヘディングで競り勝ってれば…PKをとられなかったと思います。(相手チームの印象は?)相手チームは守ってカウンターで攻めてくるチームだったので、もっと、攻撃に厚みをもたせれば良かったです。次の試合はガムシャラにやって人一倍走って頑張りたいです。」
・MF山本孝平(3年) 「学芸は引いてくる戦い方でDFがかたいチームなので戦いにくかった。自分たちのサッカーはボールを回していくサッカーなので自分は気持ちを前面に出してプレーした。自分に多くボールを回してくれたのでつぶれないようにした。PKの判定は納得いかない。上とはあまり離されていないので次はしっかり勝っていきたい。」
・MF永露大輔(2年) 「前半0ー2で後半から入って、立ち上がりに点を取れればリズムが出たと思うのですが、失点してしまったのが良くなかったです。点が必要だったのでサイドにボールが来たらゴールを意識しました。入りは良かったのですが、だんだんボールが受けれなくなって、チームも悪くなってしまいました。仕掛ける意識はあったのですが、ゴールがまだないので点やアシストなどの結果を残したいです。今日で2連敗してしまって、3連敗してしまうと優勝はないと思うので、次節は勝ちたいです。自分も点を取って頑張りたいです。」

▲ページトップへ


▼サッカートップへ