昨日の早大2回戦では16安打8得点、投げては二神が9回1失点の完投勝利と、早大を投打に圧倒し、先勝した法大。05年秋以来となる早大からの勝ち点を奪うべく、3回戦に臨んだ。
先発マウンドを任されたのは、今季早くも4試合目の登板となる加賀美。対する早大の先発は自身の大学通算20勝が懸かる斎藤佑。1回戦と同じ顔合わせでの投げ合いとなった。
引き分けに持ち込まれた1回戦同様、投手戦が予想されたが、両チーム合わせて本塁打3本が飛び出すなど、思わぬ打撃戦が展開された。
先制したのは早大。3回、2死から1番・杉山に右前安打を許し、さらに盗塁を決められ2死2塁とされる。バッターはリーグ戦初スタメンで起用された2番・川西。その川西にフルカウントから中前適時打を放たれ、1点を失ってしまう。しかし、3番・土生に四球を与え1、2塁とされるも、後続をしっかりと抑え最小失点で食い止めた。すると直後の4回、先頭の7番・加賀美がこの日チーム初安打で出塁。その後四球や安打で1死満塁のチャンスを作ると2番・石川の左前適時打ですぐに同点に追い付く。続く3番・亀谷も走者一掃の適時三塁打を放ち3点を追加。逆転に成功する。さらに2死3塁から5番・佐々木がリーグ戦初となる本塁打を放ち2点を追加。打者一巡の猛攻でこの回計6点を叩き出し、斎藤佑をノックアウト。一気に早大を突き放した。
しかし昨秋の王者がこのまま黙っているはずもなく、5回、6回、7回と、土生や途中出場の7番・山田敏の本塁打などでじわりじわりと詰め寄ってくる。それでも、好調の法大打線は2点差とされた9回、1死1、2塁から6番・多木の中越適時二塁打で駄目押しの2点を挙げる。その裏を2番手の三上がきっちりと三者凡退に抑え、早大に快勝した。
05年秋以来となる7季ぶりの早大からの勝ち点。この勝ち点で優勝をぐっと引き寄せることができたはずだ。このまま勢いに乗り、天皇杯奪回へ突き進んでほしい。
(松野 優麻)