明大2回戦
今井の劇的サヨナラホームラン!6季ぶり43回目のリーグ優勝!!

東京六大学野球春季リーグ戦 第7週 VS 明 大 第2回戦
5月24日(日) 神宮球場

明  大
法  大 1×

(明)難波、森田貴、●野村―安田

(法)三上、上野悠、西、○三嶋(3勝)―石川、廣本


サヨナラ本塁打を放った今井
胴上げされる金光監督


 

 法大43度目の頂点へ。昨日は3点差をひっくり返す大逆転劇。今日も勢いそのままに法大ナインが小雨降る神宮で大暴れ。対する明大も最後の意地を見せつける。息詰まる接戦を制したのはある男の一振りだった。
 
 今日の先発投手は法大・三上と明大・難波。それぞれ今季は2戦目の登板でチームに貢献してきた投手だ。2年生同士の2人がこの優勝が懸かった重圧の中で自分の投球ができるかがポイントになる。
 
 試合は初回から法大ペースで進む。1回裏に先頭の1番・亀谷の中前安打から犠打、連続四死球で1死満塁の好機も5番・佐々木が併殺に倒れて無得点。2回も7番・石川の2塁打でチャンスを作るも得点にはならず。明大・難波の前に1本が出ない。法大・三上も走者は出すが明大打線を抑えていく。
 
 試合が動いたのは3回。先頭の1番・亀谷が今季初の右越本塁打を放って法大が先制。続く2番・和泉の死球から3番・今井は安打で無死1、3塁から4番・松本が左前適時打で2点目。ここで明大・難波をマウンドから引きずり降ろす。その後も代わったばかりの明大・森田貴を攻めて7番・石川の併殺崩れなどこの回で3点をリードする。
 
 このリードを守りたい法大・三上だったが、明大も負けられない意地を見せる。4回に安打と四球で出した走者を犠打で送られ、代打の8番・小町に適時打を打たれて1点を献上。5回にも連続2塁打などで1点を失うと、三上はここで降板。代わった上野悠が6番・荒木郁に適時打を許して同点に追いつかれる。6回からは法大・西が連日のマウンドへ。しかし、6回表に味方の失策や安打でピンチを迎えると1番・山内慎にスクイズを決められ、勝ち越しを許してしまう。4回以降は法大打線も明大・森田貴の前に沈黙。7回までを無得点に抑えられてしまう。
 
 今季の法大はここからが違う。昨日も同点に追いついた8回裏に1死から7番・石川、代打の8番・亀田が連続安打で1、2塁。続く9番・喜多の当たりは遊撃正面へ。併殺かと思われたが、代走の中尾が遊撃手の前を通過して失策につながる。これで同点に追いついた。なおも敬遠で1死満塁の好機を作る。ここで明大はエース・野村を投入。2番・和泉が初球をミートするも三塁手の正面に。飛び出した3塁走者もアウトになって逆転ならず。9回の攻防へ。
 
 6回から3回を自責点0に抑えた西を引き継いだのは1年生・三嶋。今日は150キロまで見ることはできなかったが、途中出場の捕手・廣本が盗塁を刺すなどで0点に抑える。
 
 9回裏にその瞬間は訪れた。マウンドには明大のエース・野村。この回の先頭は3番・今井。そのカウント1−2からの4球目だった。野村の直球をフルスイングして打球は右翼手の頭上を越えていく。そして、打球はライトスタンドへ。優勝を決めるサヨナラ本塁打を今井が放った。この瞬間に43度目の法大優勝が決定。今井のホームインと同時に選手たちは歓喜の輪で喜びを爆発させた。劇的な幕切れだった。
 
 これで法大は全大学から勝ち点を奪って完全優勝。43度目の天皇杯を獲得した。
 
(高田 大輔)


           明大2回戦の様子                                               





*選手・監督の試合後のコメント*

三上投手(先発投手)

−今日の試合を振り返ってお願いします。
 昨日の勝利で、チームはいい流れだったのですが自分のピッチングが悪く、勢いに乗れず悔いが残っています。
−今日は優勝が懸かった試合に先発しましたが、緊張はありましたか?
 ちょっと緊張がありました。(試合は楽しめましたか?)毎回、全力投球だったので余裕がなかったです。
−3回、チームが先に得点を挙げたことについてはいかがですか?
 自分のピッチングが良くない中、打ってもらって本当に落ち着いたのですが、ここでやっぱり自分のピッチングが悪かったので悔しいです。
−今井選手の優勝を決めたサヨナラの一打はどのような気持ちで見ていましたか?
 ホント入ってくれという気持ちでした。本当に嬉しいです。
−優勝を決めた今、どんな気持ちですか?
 本当に嬉しいです。
−今リーグ戦を振り返って、一番印象に残る試合はありますか?
 早稲田戦(4月28日,対早大3回戦)です。『打倒早稲田』がチームの目標だったので、自分が登板して勝つことができて良かったです。
−これからの課題は具体的にありますか?
 自分は立ち上がりリズムに乗るのが遅く、リズムに乗れるといいピッチングが出来るので始めからいいピッチングをしたいです。
−最後に、全日本大学野球選手権に向けて意気込みをお願いします。
 全国の強い大学が出場するので六大学みたいに投げる機会が少なくなると思うのですが、一生懸命頑張ります。


石川選手(スタメンマスク)

−今日の試合を振り返ってお願いします。
 みんな絶対勝つという気持ちだったので、逆転を信じていました。(緊張はありましたか?)なかったです。昨日の試合の方がみんな緊張していたので、リラックスして試合に臨めました。
−先発の三上投手と試合前に何か話されましたか?
 緊張していたようだったので、3試合中1回でも勝てばいいから負けたとしても気にするなと言いました。
−序盤、何度かマウンドに足を運ばれていましたが、三上投手にどのような言葉を掛けられていたのですか?
 普通に調子は悪くないから思い切って投げろと声を掛けました。
−3回、前の打者が敬遠されて満塁の場面での打席でしたが、どのような気持ちで臨みましたか?
 逆にここで試合を決めることが出来ればおいしいなと思い、僕の打ちたいという気持ちが強かったから回ってきたのかと。
−最終打席でヒットを放ったことで、打つ方はいい形で終えられたのではないですか?
 そうですね。
−先制点を挙げた3回以降、流れが明治に傾きかけましたが中継ぎ陣がよく踏ん張りましたね。
 控えがすごいので信頼して普段通り投げてくれました。
−今井選手の優勝を決めたサヨナラの一打はどのような気持ちで見ていましたか?
 もう打った瞬間、入ったと思ったので感情を爆発させました。嬉しかったです。
−優勝を決めた今、どんな気持ちですか?
 ずっとと辛い思いばっかりしていたので、優勝は改めて素晴らしいと思いました。(胴上げされた感触は?)最高です。
−今リーグ戦を振り返って、一番印象に残る試合はありますか?
 特にないのですが、一戦目負けや引き分け終えた二戦目を二神が抑えてくれたので、捕っていて二神は凄いと思いました。
−今年キャプテンに就任し、何を心掛けてチームをまとめてきましたか?
 自分らしくない行動や言葉は人には伝わらないので、思ったことを言いました。
−最後に、全日本大学野球選手権に向けて意気込みをお願いします。
 今度は六大学の代表として恥ずかしくない試合をするよう頑張ります。


亀谷選手(3回に先制の本塁打)

−優勝おめでとうございます。今の気持ちはどうですか?
 素直に嬉しいです!試合は勝ったということだけ、他に何もないです。
−先制の本塁打を打った時の気持ちはどうでしたか?
 舞い上がっちゃいました(笑)。(本塁に戻ったのは)ホームに戻って来たのは良かったんですけど、ホーム踏んだかなって。よく分からなくなっちゃったんで踏み直しに行きました(笑)。
−今日は3安打2四球1盗塁と大活躍でしたね。
 1番バッターとして塁に出ることが大事なので良かったです。チャンスメイクすることが重要ですから。
−9回裏に今井選手が本塁打を打った時はどうでしたか?
 とにかく入ってくれ!と思っていました。今日で終わりにしたかったんで。
−昨年の逆で明治の目の前での胴上げでしたね。
 去年が確か最後のバッターで明治の優勝が決まったので、まぁお返ししてやろうとかじゃなくて今日はとにかく優勝できたことだけ、それが良かったです。
−6季ぶりの勝ち点5の完全優勝ですね。
 本当に嬉しいです。自分たちが取り組んだことは間違っていなかったんだと自信が持てました。
−2季連続のベストナインもあるんじゃないですか?
 ちらちらとベストナインは気にしてました。でも取れたら良いなという感じです。優勝が今は嬉しいです。同級生も練習につき合ってくれたし、下級生も一緒に練習しました。一緒に喜べるので、そっちの方が嬉しいです。
−春季全体を振り返ってどうでしたか?
 オープン戦で苦しんだ時期がありました。そういうのがあって、リーグ戦の接戦でなんとかすると思って力を出せました。良い方向へ次の試合へつながって、1試合1試合自信になりました。オープン戦から積み上げたものが花咲きましたね。
−副将として大変なこともあったんじゃないですか?
 大変なことはありましたけど、勝ったんでそれでいいです!
−リーグ戦前に出塁率を目標に挙げていましたが、その点はどうでしたか?
 試合始まるまで確か出塁率が5割9厘とかで前回が4割5分あたりだったと思うんですけど、何とか5割を目指したかったんで、今日でキープもしくは上げたいというのはありました。結果出塁できて良い結果を残せてよかったです。
−次は大学選手権です。意気込みをお願いします。
 良い形で六大学のリーグ戦を終えられました。今度は六大学の代表として法政の野球が出来るように頑張りたいです!

今井選手(サヨナラ本塁打)

−優勝おめでとうございます!今のお気持ちは
 最高です!
−優勝を決める劇的なサヨナラ本塁打でしたね
 最高です!
−優勝にふさわしい素晴らしい試合でしたが
 接戦をものにできたので、これからのチームにとっても大きい試合でした。
-サヨナラ本塁打の打席に入る前の気持ちは
 次につなぐ気持ちで打席に入りました。(4番の)松本(雅)さんなら何とかしてくれると思ったんで。
−今季を振り返って、今井選手自身は飛躍の年になったのでは
 途中(東大戦)から出させてもらって、結果を残さなきゃと思っていました。
−活躍できた要因は
 自分の間合いで打席に入れてました。それと、スタンドの応援の力です。
−今季印象に残った試合は
 もちろん今日の試合です。
−大学選手権に向けて
 優勝目指して頑張ります。
−ファンに一言
 いつもデカい声で応援してくれて感謝してます。選手権もあるんで、また応援よろしくお願いします。


松本雅選手(今季打率.447)

−優勝した今の気持ちを聞かせてください。
 本当嬉しい。待ちに待った優勝で嬉しいです。
−今日の試合を振り返っていかがですか?
 ピッチャーが頑張ってました。自分のエラーがなかったらもっといい感じでした。
−今日の試合前のベンチの雰囲気はどうでしたか?
 絶対負けない雰囲気でした。思いっきりプレーできました。
−今シーズンを振り返っていかがですか?
 本当にいい春季リーグでした。チームに貢献できて良かったです。
−過去3年間は怪我などで試合に出られなくて今シーズンに期するものはありましたか?
 何とかチームに貢献したかったし、自分の成績もいいものを残したいと思っていました。
−シーズンを通して4番を任されましたが、4番として何か意識したことはありますか?
 4番としてチャンスで打つことと長打力を意識しました。
−4番を任されるに当たって監督に何か言われましたか?
 思いっきりいけと言われました。
−現在、打率が暫定首位ですが?
 嬉しい。(首位打者を)取りたいです。
−開幕戦後に今シーズンの目標について「打率、打点を上位に持っていきたい」と言っていましたが、そのことに関しては満足していますか?
 満足です。
−応援してくれているファンに一言お願いします。
 優勝できました。応援があって頑張れました。これからもよろしくお願いします。
−全日本選手権に向けて意気込みをお願いします。
 六大学の代表として恥じないプレーをして勝ち続けたいです。

多木選手(今季成績.341、12打点)

−優勝おめでとうございます。今、どんな気持ちですか?
 劇的なサヨナラの試合で興奮して実感がわかなかったんですけど、今だんだん実感してきて素直に嬉しいです!
−今日の試合はどんな気持ちで挑みましたか。
 昨日勝ったので決めるつもりでいました。流れが先制点をとって最初よかったんですけど、逆転されてやな流れになっても勝てたので運が法政にあったんだなって思いました。
−リーグ戦を通した感想を教えて下さい
 1年で出してもらってはじめのほうよりも軽くなったし緊張も薄れてのびのびできるようになりました。けれど自分の課題もみつかったのでそれを克服していきたいです。
−その課題とは?
 安定した守備です。<br>
−1年生にして全試合スタメン出場という初のリーグ戦として文句のない活躍ができましたね。
 打つほうではけっこうチームのために貢献できたと思います。
−どの試合が1番印象に残っていますか?
 全部なんですけど、特に早稲田の大石さんから3安打を記録した試合が印象に残っています。
−応援してくださった法政大学野球部ファンの皆さんに1言お願いします。
 一ヶ月にも渡る長い期間、足を運んで応援していただき感謝しています。
−全日本大会への意気込みを教えて下さい。
 最終目標は日本一で、4年生中心にまとまっているので、自分は1年生だけどサポートできたらいいなと思っています。

和泉選手(今季成績.269)

−優勝した今の気分は?
 とても嬉しいです。勝って決めれたのも嬉しいです。
−今日の試合を振り返ってどうでしたか?
 この日のために今までやってきたんですごい嬉しいです。最後は勝てると思いました。
−今シーズンのチームを振り返るとどんなチームでしたか?
 負けてるときも勝ってるときと雰囲気を変えない良いチームでした。
−試合前日の心境はどうでしたか?
 明日の試合で勝つことをイメージしようとしてました。
−試合前に監督さんからは何か話はありましたか?
 今日で決めようと言われました。
−全日本に向けて意気込みをお願いします
 一人一人ができることをやれるようにしたいです。六大学の代表なので日本一を目指します。

佐々木選手(今季成績.250、10打点)

−優勝が決まって率直な感想をお願いします
 めっちゃくちゃうれしいです!
−大学に入学して初の優勝となりましたが
 そうですね。いままでBクラスばっかりだったんで。こういう優勝の雰囲気が味わえて最高でした。
−明大投手陣の印象は
 早稲田と同じで力の強いピッチャーばかりなので、負けないように、という気持ちで打席に入りました。
−リーグ戦を通してご自身の調子はいかがでしたか
 最初はよかったんですけど、後半はチームに貢献できてなかったので、選手権までにしっかり練習して調子を整えたいです。
−最後に大学選手権にむけての意気込みをお願いします
 六大学の代表にしっかりがんばりたいです。

西投手(2試合に登板)

−今日の試合を振り返っていかがですか
 絶対勝たないといけないので、登板機会があれば絶対抑えていこうと思いました。
−優勝を決めたことについては
 みんなで勝ち取った優勝なので嬉しいです。
−大一番の明治戦に中継ぎとして大きく貢献しましたね
 調子も良かったので。4年の意地もありました。
−投手責任者である二神投手が、4年の投手が活躍して嬉しいとおっしゃっていましたが
 僕らは下級生のときから一緒に頑張ってきたので。全員で勝てて二神も嬉しいと思います。
−全国大会に向けて抱負をお願いします
 全国でもチーム全員で、総力戦で勝ちたいです。


三嶋投手(5試合に登板、3勝を挙げる)

−優勝して率直な気持ちをお願いします
 うれしいです
−リーグ戦を振り返っていかがですか
 少しでもチームに貢献したと自分でも実感できているのでうれしいです。
−初めてのリーグ戦で、苦労したことなどあったと思うのですが
 苦労したことはないです。とりあえず一生懸命やりました。
−印象に残っている試合は
 きのうが1番印象に残っています。
−今日も緊張感のある場面での登板でしたが、どんな気持ちで投げましたか
 今日はプロ併用で9回までだったので、あと1イニングだけなので、ここでとられてはいけないと思って全力で投げました
−9回裏はどんな気持ちで見ていましたか
 応援するだけでした。チームが点をとってくれると思っていました
−今井さんのホームランのときの気持ちは
 ヤバかったです。うれしかったです。
−大学選手権に向けて意気込みをお願いします
 もっと上のレベルで緊張感があると思うので、自分ができることを一生懸命やりたいです


喜多選手(11試合に出場)

−優勝したことについて率直な気持ちをお願いします
 入ったときにすぐ優勝して以来の優勝で、別の世界です。4年生になって優勝できて本当にうれしいです。
−8回、喜多さんの打席のときの相手のエラーが得点につながりました
 監督からは「セーフティーバントをやれ、お前ならできる」と言われてやったんですが、失敗してしまい、どうにか後ろの亀谷につなげようと打ちました
−今日の試合を振り返っていかがですか
 向こうのペースになったあとも、取られても取り返す、粘り強い野球で良かったと思います
−リーグ戦を振り返っていかがですか
 4年生が導いて優勝したので、4年としてはうれしいです
−印象に残った試合は
 やっぱり今日の優勝を決めた試合です
−大学選手権に向けて意気込みをお願いします
 六大を代表して戦うので、日本一目指して頑張ります


二神投手(今季4勝、防御率1.41)

−今日の試合を振り返ってどうでしたか
 昨日は何もできなくて、今日もブルペンかベンチでずっと応援していたんですが、苦しい試合にみんなの力で勝てたのは良かったです。
−優勝を決めたことについては
 目指していたのが優勝なので、素直に嬉しいです。
−今シーズンを振り返っていかがですか
 (昨年活躍した)投手陣がけがで抜けたなか、支え合って投手中心で戦って優勝を果たせたのは収穫です。
−二神投手自身の、技術面で成長した点は何ですか
 点をよく取られていたときは先頭打者を歩かせてしまうことが多かったんですけど、(今季は)カウントが取れるようになりました。
−これまでの課題であった決め球については
 完成はしてないですが使えるようにはなってきました。
−精神面で成長した点は
 4年で投手責任者となってから、その自覚が結果として試合に出てきたと思います。
−今季最も苦労した部分は
 最終戦になっていろんな投手が投げましたが、それまで4年の投手がほとんど投げていなかったことですね。皆で戦うことで助けられたことも多かったので。
−自身のベストナイン獲得をほぼ確実としましたが
 タイトルは結果として嬉しいですが、狙ったわけではないので…。
−全日本に向けて抱負をお願いします
 六大の代表として自信と自覚を持って、全国でも1つでも多く勝って、日本一を目指して頑張りたいです。


加賀美投手(今季2勝1敗、防御率1.95)

−優勝おめでとうございます!今シーズンを振り返っていかがですか
 前半は投げさせてもらってたんですけど、シーズン通して投げられなくて、チームに迷惑をかけてしまいました。もっとチームのために貢献したかったです。
−今回の優勝は前半の加賀美さんの力投があってこその優勝だと思うのですが
 いや、そんなことないです。最後(明大戦)4年生が力投して抑えてくれて、バッティングも勝負どころで打ってくれたからだと思います。
−今日の試合をスタンドでご覧になっていていかがでしたか
 今シーズンを象徴する試合というか、逆転されても粘って勝ち越して、本当にいい試合でした。
−優勝インタビュー中には涙も見られましたが
 そうですね。嬉し涙っていうよりは、その場にいられなかった悔しさの方が大きかったですね。
−東大戦からベンチを外れていたのは、けがですか
 はい、そうです。
−来月の大学選手権までには復帰できるでしょうか
 いや、まだ未定です。
−その大学選手権に向けて意気込みをお願いします
 トーナメントなので負ければ終わりなので、六大代表として1戦1戦しっかり戦っていきたいです。


金光監督


−優勝おめでとうございます!今のお気持ちはいかがですか?
 本当に選手には感謝しています。苦しい練習によく耐えてくれました。感謝の一言です。
−今日の試合を振り返って、いかがでしたか
 先発の三上が予定より早く降板したんですが、西も1失点で踏ん張ってくれて、最後のサヨナラに繋がったと思います。
−明治に逆転され、苦しい展開でしたが
 追いつき、追い返す力がついたと思います。
−先発した三上投手については
 三上にはもう1、2回投げてほしかったんですが、よく投げたと思います。
−9回の攻撃の時は、何か選手に言葉をかけましたか
 「1点取ればサヨナラだぞ。天皇杯を取ってこい」と。ホームランは考えていませんでしたが、選手を集めて「天皇杯を取ってこい」と言いました。本当に良かったです。
−9回、今井選手が打った瞬間は
 角度が良くて、(スタンドに)行ったかなと。
−6季ぶりの胴上げの感触はどうでしたか
 嬉しいの一言です。選手に感謝したい。
−今シーズンを振り返ってみて、監督が常に言っていた「精神力の強さ」が発揮されたのでは
 チームとして精神的な強さが出ました。粗削りなチームですが、粘り強くなりました。
−1〜4年生が上手く融合したチームだったと思いますが
 4年生が中心になって1年生も活躍してくれました。(勝つという)雰囲気がありました。チームの総力、全員の力で勝ち取った天皇杯だと思います。
−和泉、亀谷といった、監督がシーズン前にキーマンにあげた選手の活躍も光りましたが
 よくやってくれました。
−松本雅、多木、三嶋といった新戦力については
 新しい力が十分使えるチームでした。予想以上の活躍をしてくれました。
−今シーズンで一番印象に残った試合はなんですか
 やはり今日のサヨナラの試合。あとは立教の2回戦ですね。負けた次の試合だったんですが、集中して持ち直してくれました。
−今シーズンのMVPをあげるとしたら、誰にあげますか
 強いてあげるなら、ピッチャーの二神、野手だと亀谷がよくやってくれました。
−優勝はいつ頃から意識していましたか
 最初から優勝は意識していました。早稲田に(優勝回数を)追い越されたらいかん、と言ってきたので。
−近年の低迷に関して、悔しい思いもされていたのでは
 それは選手もよく感じていたので、それをバネにして勝つことが我々の使命です。
−2週間後には全日本大学選手権が始まりますが、修正していきたいところは
 細かいミスがあったのと、ピッチャーをまた整備して、なんとしても取りに行きたいです。
−それでは最後に、全国の舞台へ向けて、意気込みをお願いします
 天皇杯だけに満足はしません。学生日本一に向けて、全力でやりたいと思います。





▼春季リーグ戦を振り返って〜その他の選手のコメントはこちら〜




◆  全日本大学野球選手権大会  ◆

 6季ぶり、43度目のリーグ制覇を果たした法大は、東京六大学代表として、6月9日から始まる全日本大学選手権大会(会場:神宮球場、東京ドーム)に出場する。次は、95年から遠ざかっている「学生日本一」の座を目指す。
  六大学制覇はあくまでも通過点。狙うは14年ぶりの学生日本一の座だ。
 法大は2回戦からの登場で、白鴎大(関甲新学生野球連盟)と高岡法科大(北陸大学野球連盟)の勝者と、6月10日に神宮球場で対戦(第4試合、16時半開始予定)する。慣れ親しんだ球場で、慣れない相手との対戦となるが、東京六大学代表として、負けるわけにはいかない。近年は東北福祉大や、九州共立大、日本文理大といった地方の大学がメキメキと力をつけている。さらに首都大学リーグの盟主・東海大に、亜細亜大と東洋大が激しい首位攻防戦を繰り広げている戦国・東都大学リーグも、どちらが代表として出てきても強力なライバルとなる。関西地区の大学もレベルが高い。
  法大は、リーグ戦で見せた粘り強い戦いをすれば、全国制覇も夢ではない。リーグ戦の勢いをそのまま選手権にぶつけていきたい。
 「天皇杯だけで満足は出来ない」。金光監督は今日の試合後にこう語った。
  各リーグを勝ち残ったチームだけが目指すことが出来る、学生日本一の頂。法大野球部の戦いはまだまだ続く。


 
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