大引 西川 新たな舞台へ!

  2006年度、プロ野球大学生・社会人選択会議が11月21日(火)に行われ法大からは今年度主将の大引啓次(法4)がオリックスバファローズから3巡目、西川明(法4)が中日ドラゴンズから7巡目で指名された。






【共同記者会見の模様】


−指名された時の率直な感想は
 大引:これまで自分を高く評価していただいていた球団と違って、予想もしてなかった球団からの指名だったので、正直戸惑っている感はあります。
 西川:自分はほっとしたというのが一番でした。うれしいの一言です。

−大引選手は先ほど予想されていなかった球団と言われていましたが、オリックスの印象は
 大引:急に決まったことなので、まったく想像も出来ないです。地元大阪ということもあるので、温かく迎え入れられたらと思います。

−予想していなかった球団と言われましたが、今の気持ちは
 大引:これまで自分は一貫して12球団どこでも指名していただいた球団に行くと言っていたので、今もその気持ちは変わりません。ただ少し気持ちの整理をしたいので、金光監督や両親とじっくり相談をした上で、はっきりとした決断をしたいと思います。

−西川選手に質問なのですけども、7順目ということで待ち時間が長かったですが、その間はどんなことを考えていましたか
 西川:なかなか名前が挙がってこなかったので少し不安もありましたけど、自分としては今年プロになるか賭けたようなものなので楽しみにしていました。

−中日ドラゴンズでは、どのような選手になりたいですか
 西川:中日ドラゴンズは機動力を使うイメージがあります。監督が使いやすい選手になりたいです。

−金光監督からごらんになって、この部分はプロで通用する、ここを伸ばしたらさらに良くなるだろうと思われるところはどこですか
 金光監督:大引に関しては、一番いいところはこれだけの記録を残しても一番練習するところです。努力することを欠かさず、非常にまじめに野球をやるところはプロに行っても十分に通用していくとは思います。それと同時に、1年の春からリーグ戦に全試合出場しているということで体的にも故障しない選手ですし、プロ野球という長いシーズンも十分に戦っていけるだけの体力もあると思います。技術的な面から見ましても、走攻守すべてにおいて高い技術を持っています。もちろんプロのスピードに慣れていかなければいけないとは思いますが、それも時間の流れと努力の積み重ねで、いち早くプロに対応していけるだけの物は持っていると思います。
 西川につきましては、体的にはそんなに大きくないのですが、その体に似合わないパンチ力を持っています。しかも器用さもありますので大学ではサード、セカンド、場合によっては外野もやり、それらのポジションを器用にこなしました。監督としては非常に使いやすいです。これからプロに行ってどのポジションになるのかというのは、プロのレベルのなかで本人が競争していけるところを見つけ出すと思います。そういった面で非常にいい面を持っているので、十分プロでもやっていけるだけの物は持っていると思います。

−目標とする選手がいれば
 大引:大学の1年生から目標としていたプロの選手は東京ヤクルトスワローズの宮本選手です。一歩でも近づけるように頑張っていけたらと思います。
 西川:自分の場合はバッティングなのですけども、巨人の高橋由伸選手のバッティングが好きで、あのようなバッターになれればいいです。

−大引選手は高校から直接プロに入る可能性もありましたが、高校時代から4年間で成長できたところは?
 大引:自分の場合はバッティングだけが特別秀でているわけではないので、走攻守の三つにおいてバランスよくレベルアップできたと思います。高校時代からそういう(プロの)誘いもありましたが、高校出てすぐではプロで通用するとはまったく思ってなかったです。この4年間で様々なことを勉強し、レベルアップしたと思うので、この4年間で培ったものを必ずプロで活かしていきたいです。

−1年目の目標は
 大引:まだ一軍のグラウンドでプレーすることを想像つかないですけど、1日でも早く一軍にベンチ入りし、あの大歓声の中でやりたいと思います。
 西川:1年目はチームに慣れること。また、厳しい練習をしているとテレビや新聞に載っているので、その厳しい練習についていける体を作っていくことです。

−大引選手は1年から4年までフル出場しました。今年金本選手が連続フルイニング出場の大記録を作りましたが、いずれこのような記録に挑戦していきたい気持ちはありますか
 大引:大リーグで活躍する松井選手が日本で活躍されているときは、グラウンドで結果が出ない時でも、ずっと試合に出続けていました。そういう選手がずっと試合に出続けることによって、周りの選手もそれに引っ張られて頑張れると思うので、いつかは自分もそのように行動で示せるような選手になりたいと思います。

−やはり連続フルイニング出場の記録を狙っていきますか
 大引:まだ全然想像がつかないですけれども、ぜひ試合に出続け、出来ないかもしれないですけれども、狙ってみたい気持ちはあります。

−西川選手は中日に指名されたことを聞いた時は表情をまったく変えませんでしたが、内心はどうだったのですか?
 西川:やはりほっとしたのが一番でした。小さいころからの夢だったので、それが実現という形になりうれしいかったです。

−今回ドラフトで指名された他の選手のなかで、この選手には負けたくないなどはありますか
 大引:日米大学選手権などで西川と一緒に、他の大学の選手達と多くの試合を戦ったんですけど、そこで一緒に戦った選手には負けたくない気持ちはあります。特に北海道日本ハムに入団される宮本賢投手(早大)はいいピッチャーで、大学時代はなかなかいいイメージがありません。もしプロで対戦することがあれば、なんとか打てるように頑張りたいです。
 西川:自分はこれと言ってライバル視している選手はいないです。自分のことで精一杯だと思います。

−これを武器にして戦っていきたいというところは
 大引:自分の場合は全試合出場していきたいと思っているので、バッティング、走塁、守備だけというよりも、三つ全てにおいてプロで戦えるようなレベルにしていきたいです。
 西川:具体的には自分が自信を持っていると言えばバッティングなので、長所を伸ばしつつ短所も減らして頑張っていきたいです。





【スポーツ法政特別取材 大引啓次】

−今日、指名を受けるまでどのような気持ちでいましたか
 こんなこと言うのもなんですが、自分の場合プロに入れるかどうかというレベルではなく、どこのチームに入るかだと思っていました。指名の可能性があると思っていた阪神、ロッテ、ヤクルトの3球団はすべて好きな球団だったので、どこでもいいと思ってましたので、どこのチームかわくわくしていました。オリックスは予想外でした

−ドラフトについて、金光監督から何か言われてましたか
 ドラフト前は、指名球団の動きを監督から聞いていました。オリックスからの指名は直前まで分からなかったんですけど、朝監督から可能性が高いと聞きました。

−指名後、チームメイトや友達からは何か言われましたか
 「おめでとうなどメールをもらいました。地元の友達からも「応援に行くよ」という心強いメールが届きました。時間が経つにつれ、段々実感がわいてきましたね。

−野球始めてから、プロを意識し始めたのはいつ頃でしたか?
 小学生の頃からの夢でした。でも大学に入って脆くも崩れたときもありました。高校から大学1年になって、先輩のプレーを見て大学レベルの高さを痛感しましたね。でも大学2年になると首位打者も取るなど結果も出始め、真剣にプロへの道を考えはじめました。3年からはこのまま順調にいけばと思っていました。

−オリックスの監督はコリンズ監督と外国人監督ですが、不安などはありますか?英語のことなどは?
 もちろん英語は喋れないんですけど、嫌いじゃないので(笑)通訳さんもいると聞いたので大丈夫だと思います。監督自身も現役の頃はショートをされていたようなので、監督にはどんどん聞きていきたいと思います。ここ2年間ロッテ、日ハムと外国人監督のチームが優勝しているので、選手をやる気にさせるのが上手いのかなと思います。

−オリックスには法政の先輩の田中彰選手(平成17年卒)もいますね
 電話などでどういうチームカラーなのか聞きたいですね。それに阿部(平成13年卒)さんもいるので、先輩がいるのは心強いですね。

−大学では4年間ショートを守ってきましたが、プロでもショートにこだわっていきたいですか
 周りの方からはショーをやってほしいと言われましたが、自分自信はそこまで無いですね。内野だったらどこでもいいっていう気持ちはありますね。もしセカンドが怪我をして出られなくなったら、自分がセカンドをやりますし、与えられたところで活躍したいですね。

−共同記者会見の時には宮本投手と対戦したいと言われてましたが、他に対戦したい投手はいますか
 先ほど宮本を挙げたのも同じパリーグってことで。大隣(近大)がソフトバンクに、岸(東北学院大)も西武にが入ったのでいずれ対戦したいですね。彼らはすぐにでも投げる力はあるので、自分も頑張らないと駄目ですね。夏の日本代表で一緒のチームだった時に、後ろから守っていてもいい球を投げますし、対戦したアメリカチームとかに聞いてもすごいピッチャーだったといってましたので、そういうピッチャーとプロで対戦出来るというのはすごく嬉しいです。新人王は難しいですね。彼らを打たないことには厳しいですね。自分は自分なりのペースで頑張っていこうと思います。

−プロで通用するために、これから具体的に何に取り組んでいきますか
 自分はやっぱり大きいのを打つホームランバッターではないし、特別足の速い選手でもないですし、守備だけで飯を食っていけるような選手でもないので、走攻守三拍子揃った選手になり、レギュラーとして活躍できるようにしたいので、全てにおいてレベルアップてしていきたいですね。

−先程スカウトの方がいらしていたようですが、何を言われたのですか
 自分のことを前々から評価してくれていて、大学ナンバー1野手とも言われてましたし、一緒に頑張ろうと心強い言葉をもらいました。

−最後に法大野球部を応援しているファンへ向けて一言お願いします
 これまで大学4年間、温かい応援をいただき感謝しています。それと共にもちろん今後も自分の応援をおろしくお願いします。それと、後輩達も今から来年の春に大学日本一になるために頑張っているので、温かい声援をよろしくお願いします。



【スポーツ法政特別取材 西川明】

−金光監督からは何かありましたか
 ドラフト会議の前には99%ぐらい中日さんに掛かるだろう、しかし1%の駄目な場合を考えておかないと、駄目なときのショックが大きいからと言われました。

−もし指名されなかった場合を、何か考えていましたか
 一応、JFE東日本に。社会人ですね。

−ドラフトの前にチームメイトから何か声をかけられたりしましたか
 そうですね、「頑張れよ!期待して見てるから」ぐらいですね。

−チームメイトには今、どんな言葉をかけたいですか
 ぎりぎりだったけど、本当に良かったと。メールとかは結構来ているので。

−中日の印象は
 練習が厳しくて、そう簡単には上がれないとは思います。

−地元が三重ということで距離的にも近いと思いますが
 実際に近いということで、親ともコミュニケーションが取りやすいし、安心感はありますね。

−一昨年までチームメイトだった普久原選手(平成17年卒)も中日にはいますが
 同じ部屋だったので話もしやすいし、いい先輩がいてくれているので、ほっとしているし気がちょっと楽ですね。

−三重高校時代に先輩だった清水投手も中日に指名されましたが
 高校以来なのですけどまた一緒に野球できるのは、思ってもないサプライズでしたね。仲もいいのでうれしいです。

−ポジションへのこだわりはありますか
 特にこだわりは無いですけど、最初は内野で頑張っていきたいです。

−今年は二塁も三塁を守りましたが、どちらを守りたいですか
 監督から言われたほうを一生懸命やるだけなので、どっちがいいって言うのはちょっと言いにくいですね。

−プロに向けてこれから取り組んでいきたいことは 練習についていける体を作っていかなければいけないので、バッティングにしろ、ノックにしろ、走り込みにしろ、しっかりオフの間にやっておかないと後で自分が苦しむので、
 そこは怠けずやりたいですね。

−この4年間、法政大学の野球部で学んだことをプロでどのように活かしていきたいですか
 そうですね、プロ野球選手も声と全力疾走は大事だと思うので、そこもプロ野球選手だからといって疎かにするのではなくて、野球の原点として継続していきたいです。

−最後に法大ファンへ向けて一言お願いします
 一番下からのスタートではありますが、精一杯努力して名前がテレビとかに出るように頑張っていきたいです。






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