早大4回戦
打線が沈黙 ライバル校相手に勝ち点を落とす

東京六大学野球春季リーグ戦 第3週 VS 早 大 第4回戦
4月26日(火) 神宮球場

法  大
早  大 ×
 

(法)●福山(2勝1敗)、平野貴 ― 御手洗

(早) ○宮本 ― 山岡

   

 第4戦に持ち込まれた早大との大一番。途中1時間30分の雨天中断があるなど1点を争う緊迫の試合となった。試合は2回に動く。6番・梁井が左中間を破る二塁打で好機を作る。しかし、打者・清水の際、捕手・御手洗が二塁に牽制。梁井が挟まれると大引が三塁に暴投。それを見た梁井は本塁へ進塁する。バックアップに入っていた福山が本塁へ。ゆうゆうアウトと思ったその時、御手洗のブロックが走塁妨害と判定され1点を先制される。その後福山も尻上がりに調子を上げ粘りの投球を見せる。しかし、打線が早大・宮本の前に完全に沈黙。チャンスらしいチャンスも作れず三塁を踏ませてもらえなく完敗した。
 優勝争いの最大のライバルと目されている早大から勝ち点を落としてたことでもう勝ち点は落とすことはできなくなった。なんとか残りの試合に勝利して優勝争いに生き残っていきたい。  

*選手・監督の試合後のコメント*

福山投手(先発で好投)「(試合を振り返って)1点が悔やまれる。相手投手がいいので点を取られてからはこれ以上与えないように気迫で投げた。1点取った方が有利なのに自分が先に点を与えてしまった。(連戦で)疲れはあるがチームも、投手陣も頑張っているので弱音を吐いている場合ではない。早大1回戦に調子を合わせてきたので今日の調子はそんなによくないが点をやらないように投げた。(早大打線の印象は?)武内は六大で1番の打者。彼の前にランナーを出さないように心がけた。武内に本来のバッティングをさせなかったのはよかった。秋にまた対戦するのでつなげたい。(中断の間は)ここで中止になると試合成立になるので祈るしかなかった。チームのムードはよかった。野球、早大戦を通して、仲間の絆は更に深まったと思う。(立大戦へ向けて)立大もいい投手が揃っている。早大戦の負けでチームがいい意味で奮起して、本来の打者の力を出せば勝てる。残りの試合全勝して9勝3敗にもちこんでなんとか優勝争いに加わりたい。」

松浦健主将「(今日の試合を振り返って)ピッチャーが抑えているんで、もうちょっとバッターが頑張らないといけない。(相手の宮本投手はいかがでしたか?)自分としては結果が出てないが、早大戦を通して感触は良かった。宮本投手は気迫があった。(中断中は何を話していましたか?)絶対に気を抜かずに。中断した時点で絶対再開するからと。(今日の敗戦で課題は見つかりましたか?)ピッチャーは100点満点なので、野手が最低3点は獲れるようにしないといけない。(1週空いて立大戦ですが)バッティング中心の練習になると思う。個人個人がもうちょっと詰めていかないといけない。立大戦も勝ち点にこだわって戦っていきたい。」

金光監督「(今日の試合を振り返って)競ったゲームになると一つのミスが致命傷になる。こういう競った試合になるということが予想できていたので…。ミスの出ないチームを作っていかなくてはいけないですね。(宮本投手について)早大の投手はいいピッチャー。このクラスのピッチャーを打ち崩していかないと勝っていけない。ピッチャーがよくがんばっているだけに打者がもうちょっと本気を見せてほしい。(宮本投手対策について)右バッターにはセンター中心に。左バッターには開かないように逆方向を意識させたのですが。宮本君の投球がうちのバッターを上回ったということでしょう。(福山投手は?)調子自体はそんなに良くなかった。ただねばり強く投げていてくれた。ピンチになっても踏ん張ってくれた。これは彼の持ち味でもある。今日のピッティングでピッチャーを責めることはできない。(中断中は選手に何と声をかけていたのですか?)うちとしてはこの中断の流れをいい方向にもっていこうと、選手にもう一度気合いを入れ直させた。(終盤、積極的なバッティングが目立ちましたが)打てる球は一人に一球あるかないか。それを見逃さないように積極的に打たせたが、宮本君にしぼらせてもらえなかったし、自分のスイングをさせてもらえなかった。(立大戦に向け)春はこういった競ったゲームばかりになるでしょう。1週空くので気持ちを切り替えて一生懸命やりたい。対校戦ですから何が起きるかわからない。一戦一戦戦って勝ち点を積み上げていくしかないでしょう。」



◆打撃成績◆
打順 位置 氏名 打数 安打 打点 打率
1 [6] 大引 .103 投ゴ - 三ゴ - - 三振 - 二ゴ
2 [8]9 井上 .292 三振 - - 死球 - 二直 - 三振
3 [4] 犬童 .318 遊ゴ - - 犠打 遊ゴ 三振
4 [3] 松浦健 .143 - 三振 左飛 - 死球 - -
5 [7] 金丸 .250 - 右飛 - - 右飛 二併殺 -
6 [9]5 西川 .348 - 三振 - 右安 投ゴ -
7 [5] 沼山         - - - - - - -
今村 .133 - 三ゴ - 左飛 - 三ゴ -
須藤       .000 - - - - - - - -
8 [2] 御手洗 .250 - - 二安 - 中飛 二安
9 [1] 福山 .077 - - 投ゴ - 中飛 - -
H 下窪 .000 - - - - - - 三振 -
平野貴       .333 - - - - - - -


◆投手成績◆
勝負 氏名 回数 打者 投球数 安打 四死球 三振 失点 防御率
福山   27 89 1.00
  平野貴   21 2.08

注:この成績はスポーツ法政新聞会独自のもので公式記録と異なることがあります。


早大3回戦
第4戦に持ち込む逆転勝利!!

東京六大学野球春季リーグ戦 第3週 VS 早 大 第3回戦
4月25日(月) 神宮球場

早  大
法  大 ×
 

(早) 大谷、中村展 ― 山岡、小林、笹沢

(法)○下敷領(1勝2敗)、平野貴 ― 御手洗

[本](早)武内(8回ソロ=平野貴)

   (法)西川3号(8回2ラン=中村展)     

 昨日は延長12回を戦って決着がつかず本日勝ってタイに持ち込みたい法大。先発のマウンドには下敷領が登った。前半戦は互いに譲らず、前2試合同様投手戦となった。試合が動いたのは5回。早大は死球で出た走者を三塁まで進むと1死満塁から2番・上本がセンターに犠飛を放つ。なおも続くピンチであったが、3番・武内を二直に打ち取り追加点を許さなかった。すると、その裏の攻撃。安打と四球で一二塁とすると8番・御手洗が左適時打で同点にする。続く下敷領も左中間を破る二塁打で勝ち越しに成功する。その後守っても下敷領、平野貴の継投で早大打線を2点に抑え、勝敗をタイに持ち込んだ。  

*選手・監督の試合後のコメント*

下敷領投手(今季初勝利)「(今季初勝利、調子は?)調子自体はずっとよかった。ただ試合になると力んでしまって自分から潰れてしまった。今日もそんな雰囲気を感じていたが、勝ちたいという気持ちが勝利に結びついたと思う。(1死一三塁の場面で監督がマウンドに行きましたがあの時は?)ここは1点は仕方ないから満塁策をとって次のバッターで勝負と。昨日まで福山や平野がいいピッチングをしてたので、それについていこうと投げた。(今日は負けられない試合でしたが)キャッチャーの御手洗のミットだけを見て、もう投げられる所まで投げようと思っていました。(逆転打の前、松浦選手に声をかけられていましたが、あの時は?)変化球かストレートか球をしぼって。打てない球ではないぞと自信をつけてもらいました。打ったのはたぶんスライダー。瞬間、入ると思ったのですが。いい所へ飛んでくれました。(明日へ向けて)とりあえずはチームが勝つために、投げるのであればチームのために投げたい。」

御手洗選手(同点の適時打)「(試合を振り返って)昨日、一昨日と接戦なのでなんとかピッチャーが粘り強く投げられるようにリードした。最小失点に抑えればチャンスはくるので粘り強く!(開幕前から)接戦になるのは予想がついていたのでやってきたことが試される時だと思う。福山はランナーを出してからの粘りとここ一番のコントロールがよい。平野貴は自分で崩れるところがあるので気持ちに余裕を持たせるようにリードしている。(5回の同点適時打)今まで打てていないので打って投手を助けたかった。簡単に2ストライクに追い込まれたが三振したら流れが変わるのでなんとかしたかった。くらいついていった。(今季の目標)守備でチームに貢献したい。ここ一番で打てる勝負強いバッティングができればいいと思う。(明日へ向けて)明日が山場。全力でいって勝てるようにしたい。」

西川選手(ダメ押しの2ラン)「(8回の本塁打)2死で相手投手の真っすぐが速くなかったので狙っていった。打ったのはスライダー。いい角度で上がりライトがフェンスまで下がっていったのでいくかなと思った。今まで左投手だと交替だったので左から打ててよかった。監督の評価も上がったと思う。(明日へ向けて)ピッチャーが頑張っている。野手が点をとらないといけない。チャンスで打順が回ってきたら思い切り初球から振って点に結び付けられたらいい。」

松浦健主将「今日はタイに持ち込めたので良かった。今日勝つことで勢いがついていくから今日の試合で勝つことが重要だった。(5回の攻撃時に下敷領選手に声をかけていましたが)大谷のカーブに上体が浮かないように、下半身を使って打てとアドバイスした。(自身にもヒットがでましたが)早大戦はいい当たりが全て正面をついていた。監督や助監督にも、ある意味試練だと思ってやれと言われていただけに1本出たことにホッとしている。あきらめず最後までやったのが良かった。(明日の第4戦について)総力戦になるということは始まる前からわかっていたので、福山・下敷領・平野に抑えてもらいたい。あとは打線。僕もやっと1本出て試練が終わったと思うのでがんばりたい。キャプテンが(試合を)決めたと言われるようにがんばります。」

金光監督「(今日の試合を振り返って)前半に1点取られた後、2,3点目を抑えられたのが大きかった。下敷領がよく粘って1点に抑えてくれたから裏の攻撃に繋がった。(5回の場面でマウンドに行ったのは?)1点は仕方ない。2,3点目を踏ん張れと。梁井くんの敬遠は指示。変則ピッチャーなので左の梁井くんより右の上本くんで勝負した。一番は併殺だったが、よくしのいでくれた。(裏の攻撃)結果から言えば、御手洗の犠打失敗が良かった。結果往来ですが。しかし、下敷領はよく打ってくれた。(下敷領投手は?)初回から飛ばすように言った。6,7回はさすがにバテていたみたいだったので変え時に悩んだ。いいピッチングだった。(連日の延長戦で投手起用が難しいと思いますが)明日までゆっくり考えます。総動員になると思います。ピッチャーは疲れはあると思うが、あとは気力がどっちが上回るか。(打線を組み替えましたが)繋がりが出ないので。5回は久々に打線が繋がった。あとは3番の大引だけ。1本出ればまた違ってくる。(明日へむけて)第四戦まで持ち込んだので必ず勝ち点を取りたい。」



◆打撃成績◆
打順 位置 氏名 打数 安打 打点 打率
1 [9] 沼山         - - - - - - -
秋本 .500 左中2 - 四球 - 犠打 - -
須藤 .000 - - - - - 三振 - -
2 [8]9 井上 .333 三振 - 遊ゴ - 投安 四球 -
3 [6] 大引 .120 遊ゴ - - 三振 三ゴ 一飛 -
4 [4] 犬童 .368 四球 - 四球 二ゴ - 右飛 - -
5 [3] 松浦健 .158 右飛 - - 遊直併殺 - 右安 - - -
R 松原         - - - - - - -
谷中 .333 - - - - - 一ゴ -
6 [7] 金丸 .280 - 三ゴ - 左安 犠打 遊失 -
7 [5] 續木         - - - - - - -
西川 .350 - 中安 - - 四球 二ゴ 右本 -
8 [2] 御手洗 .190 - 三振 - - 左安 三振 二ゴ
9 [1] 下敷領 .250 - - 三振 - 左中2 - -
H 今村 .167 - - - - - 遊飛 - -
平野貴       .333 - - - - - - -


◆投手成績◆
勝負 氏名 回数 打者 投球数 安打 四死球 三振 失点 防御率
下敷領   28 105 1.13
  平野貴   35 2.25

注:この成績はスポーツ法政新聞会独自のもので公式記録と異なることがあります。


▲第1戦、2戦の結果


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