慶大2回戦
劇的なサヨナラ勝利!!優勝へ、あと一歩

東京六大学野球秋季リーグ戦 第6週 VS 慶 大 第2回戦
10月16日(日) 神宮球場

10 11 12
慶  大
法  大 1× 6×
 

(慶)中根、合田、守口、●加藤 ― 岡崎

(法)平野貴、○下敷領(5勝) ― 御手洗、渡辺       

[本](慶)金森宏(1回2ラン=平野貴)

   (法)須藤1号(6回ソロ=守口) 

 昨日は下敷領の完投で勝利し、迎えた第2戦。法大先発の平野は初回にいきなり1死1塁の場面で3番・金森宏に中越本塁打を放たれ2点を先制される。3回には、1死1、2塁の場面で4番・岡崎に右中間へ適時打を放たれ、1点を追加される。しかし、すぐに取り返せるのが今季の法大打線である。その裏、8番・御手洗が四球で出塁、犠打で走者を二塁へ進める。そして2死後、2番・須藤が内野安打でチャンスを広げると、続く3番・西川が右中間を深々とやぶる三塁打を放ち、まずは2点を返す。さらに金丸に中前適時打がとびだし1点追加。ついに同点に追いついた。 6回には2番・須藤が左越本塁打を放ち1点を勝ち越した。 4回以降は、慶大を押さえていた平野だが、8回に同点に追いつかれてしまう。しかし、その裏法大は1死1、3塁の場面で4番・金丸の中前適時打が出て、再び1点のリードを奪う。 9回には下敷領を投入し、逃げ切りをはかるが9番・加藤に中前適時打を打たれ土壇場で同点とされる。迎えた12回裏、ドラマは待っていた。1番・大引が内野エラーにより出塁し、その後犠打と進塁打により2死3塁とする。続く4番・金丸は敬遠され、2死1、3塁となる。ここで、5番・佐藤康への6球目に、1塁走者の金丸が飛び出し、1、2塁間で挟まれている間に、3塁勝者の大引がホームを奪いサヨナラ勝ち。法大は優勝へ向け、大きな勝ち点を手に入れた。

*選手・監督の試合後のコメント*

下敷領投手(勝ち投手)「(昨日完投したが)一日たったので疲れはもう残ってなかった。それに1イニングだけだったんで。まぁ点取られてしまい延長になったが。チームを信じていつか逆転すると思った。(同点に追い付かれ監督からは)おまえにまかせたと言われた。自分は頑張るだけだ。(劇的な最後だったが)感謝してます。みんながくれた1勝なので。(完全優勝も見えてきたが)次の立教戦に勝たなければ意味ない。絶対勝つために頑張ります。」

大引選手(サヨナラのホームスチール)「(最終回のホームスチール見事でしたが、狙っていましたか?)まったく狙っていませんでした。サインもでていなかったのですが1塁の金丸が3ボールを四球と勘違いして飛び出してるのが見えたので、どうせアウトになるならホームでアウトになろうと思い自分で判断しました。(逆転のホームを二度踏みましたが、そのことについては?)自分がヒットを打てていなかったので、先頭打者の役割として勝ち越しのホームを踏めたのはよかったです。(やはりそれは普段からつなぎの野球を意識しているからですか?)そうですね。つなぎの野球という意味ではよかったです。自分が打たなくても次の金丸とかが打ってくれるので。(雨の影響は有りましたか?)気持ちの部分で試合が有るかどうかわからないということはありましたが、皆で絶対あるつもりでいようといっていたので集中を切らさず試合に臨めました。(完全優勝が見えてきましたが意気込みをお願いします。)次の立教戦に負けては意味がないので、スタイルを変えずに勝ちたいです。」

須藤選手(一時は勝ち越しのソロホームラン)「(今日の試合をふりかえって)優勝を意識してみんな硬くなっている部分があったが勝てたのでほっとしている。(調子は?)それほど良くないが開き直って打てたので結果が残せてよかった。(4打数3安打1打点の大活躍だったがその原動力は?)特にはないが、ベンチに入っていない同級生のためにも頑張ろうと思った。(6回には勝ち越しの本塁打を放ったが、打った球は?)インコースの真っすぐ。(打った感触は?)打ってすぐにいったなーとわかったのでガッツポーズをした。(そのガッツポーズをしながらダイアモンドを回ったときの気持ちは?)久々のホームランだったのでゆっくり味わう気持ちで回った。(慶応戦で二連勝したことは大きいと思うがどうか?)大きいとは思うがあくまで完全優勝が目標。次のステップにすすむだけ。(優勝もいよいよ現実味を帯びてきたが、チームの雰囲気は?)とてもいい!(今季最終カードとなる立教戦に向けての意気込みを一言)自分達の野球をするだけ。」

西川選手(3安打2打点)「(試合を終えての今の気持ちは?)とりあえず明日試合をしたくなかったのでどんな形でも勝って嬉しい。(サヨナラの瞬間のベンチの雰囲気は?)優勝が近くなってきているので、皆かなり嬉しがっていた。(今日は左投手からの2本を含む猛打賞の大活躍だったが今の調子は?)悪くはないが、すごく良いわけでもない。(3回の二死1、3塁のチャンスで2点適時三塁打を打ったが、打席での気持ちは?)初球スライダーを空振りしたのでもう一球同じ球が来るだろうと思い狙ったらちょうど来たので、いい感じに打てた。(慶大に2連勝して大きな勝ち点を手に入れたと思うが)ここで勝ち点を落としたら優勝はわからなかった。チームとしても何としても2連勝して最終戦に持ち込みたかった。(その最終カードの立教戦への意気込みは?)最終戦だが2連勝で完全優勝したい。」

金丸選手(3安打2打点でラスト相手のミス誘う走塁)「(試合を振り返って)オープン戦から接戦のゲームが多かったので試合慣れはしている。チャンスでまわってくることが多く、その場面で打てたのが嬉しい。(10回、11回の敬遠は?)勝負してほしかったがあの場面では仕方ない。(サヨナラのダブルスチールは?)カウントを間違えて四球だと思っていた。(好調だが4番を任されているのはどんな心境か?)明大戦では4番の重圧を感じていたが今は楽に打席に入れる。早大戦が終わってからの2週間、この期間で成長するんだという気持ちでバッティング練習をした。(優勝が見えてきましたね?)まだ優勝が決まったわけではない。優勝は見えてきたが挑戦者という気持ち。投手陣がいいので立大戦は2連勝できると思う。」

松浦健主将「(今日の試合を振り返って)ピンチが多かったが、我慢することができましたね。慶應の方は先制して、逃げの形になっていました。反対にうちは、先制点をとられたことにより、攻めることに集中できたかな。(平野投手について)平野は性格的にかっかしやすいタイプ。でも、要所を絞めることが出来るところはいいね。今日も3点目を与えてからは、安心してみることができたね。(優勝が近づいてきましたが)気を緩めてはいけない。ここで気を抜くと、今まで築き上げてきたものが壊れてしまうからね。キャプテンとして、そこはきっちりとチームをまとめていきたい。」

金光監督「(今日の投手陣の出来について)平野はあまり良くなかったですね。調子が良すぎる時は、逆に結果がついてきてくれません。次は頑張ってほしいと思います。下敷領は逆転したら、投入すると決めていました。この試合は下敷領にかけました。9回の場面では、少し固かったですね。(延長戦はどのように戦おうと考えていましたか)選手達には楽しくよろうと話した。裏の攻撃ということが、延長戦になってプラスに働きました。慶應を0に抑えていたので、攻撃時に負けを考えずに、思い切り攻撃できました。最後の走塁プレーはツキもありました。(就任3年目を迎え、初の完全優勝に向けて)3年が経ち、選手達にも私の考えが浸透してきたと思います。自発的に練習に取り組むようになりました。完全優勝に向けて、立教戦ではとにかく頑張りたいと思います。」



◆打撃成績◆
打順 位置 氏名 打数 安打 打点 打率 10 11 12
1 [6] 大引 .400 中飛 右飛 遊直併殺 - 四球 三ゴ 遊失
2 [8] 須藤 .350 三振 - 遊安 - - 左本 - 犠打 一安 犠打
3 [5] 西川 .326 遊安 - 右中3 - - 右飛 二安 犠打 一ゴ
4 [7] 金丸 .389 - 左飛 中安 - 左安 - 中安 - 四球 四球
5 [4] 犬童 .182 - 三振 - 四球 - - - -
H 松浦健 .200 - - - - - 捕邪飛 - - - - - -
4 前原 .250 - - - - - - - 三邪飛 - 三振 - -
H 佐藤康 .333 - - - - - - - - - - - -
6 [3] 西村         - - - - - - - - - - - -
3 大澤 .286 - 左2 - 併殺 - 右飛 - - - - - -
3 谷中       .231 - - - - - - - - - - - -
H3 今村 .000 - - - - - - - 三振 - 中飛 - -
7 [9] 猪子         - - - - - - - - - - - -
9 井上 .316 - 左安 - 左飛 - - 三振 - 遊ゴ - 中飛 -
8 [2] 御手洗 .316 - - 四球 - 右安 三振 - - -
2 渡辺 .250 - - - - - - - - 中安 - 三振 -
9 [1] 平野貴 .200 - - 犠打 - 犠打 - 二飛 - - - - -
1 下敷領 .200 - - - - - - - - 中飛 - 三ゴ -


◆投手成績◆
勝負 氏名 回数 打者 投球数 安打 四死球 三振 失点 防御率
平野貴   33 125 10 3.06
下敷領   15 52 1.37

注:この成績はスポーツ法政新聞会独自のもので公式記録と異なることがあります。


慶大1回戦
下敷領 完投勝利!慶大に完勝、先勝!!

東京六大学野球秋季リーグ戦 第6週 VS 慶 大 第1回戦
10月15日(土) 神宮球場

法  大
慶  大
 

(法)○下敷領(4勝) ― 渡辺

(慶)●加藤、合田、守口、幸長 ― 岡崎

 前半戦を連勝で終えて迎えた慶大1回戦。法大先発・下敷領は3回に最初のピンチを迎える。先頭の8番・瀧口に死球を与え犠打で2塁に送られると、3番・金森宏が左前打を放つ。しかし、レフト・金丸のストライク返球で二塁走者を本塁憤死。このピンチを切り抜けと、勢いにのった法大は5回。先頭の8番・井上が中前打、9番・渡辺が失策で出塁し無死一三塁の場面で1番・大引が適時中前打を放ち先制。なおも2番・須藤の犠打で一死2、3塁とすると、続く西川の犠飛、金丸の適時打でさらに2点を追加し、この回慶大先発・加藤から一挙3点を奪う。次に試合が動いたのは8回。法大は8番・井上の中越え二塁打などで二死満塁とした後、2番・須藤の押し出し死球でダメ押点を挙げ試合を決めた。先発の下敷領は9回に1点を返されるものの散発8安打に抑え完投勝利。打撃陣もこの好投に応え、法大が先勝した。

*選手・監督の試合後のコメント*

下敷領投手(完投で4勝目)「(今日の試合を振り返って)勝てるピッチングができたのがよかった。(優勝を近づけるためにも大事なカードの初戦に先発)大事な試合に投げさせてもらえた。選んでくれたことに感謝してマウンドに立った。(8回まで無失点の好投)完封はやっぱり意識した。完封したかったが1点取られてしまったので、勝つことだけを考えた。残念だけど仕方ない。(慶大打線は)金森とか岡崎とかいい打者がいるのでそのへんを警戒して投げた。(最近2年の渡辺捕手と組んでるが)御手洗もいいが渡辺もテンポが合う。自分はピッチャーに任せるタイプなので、学年とか気にせず、渡辺を頼ってなげている。(今春との違いは)春は結果を出したいという気持ちが始めにきすぎていた。精神的な面が変わったと思う。(優勝が見えてきたが)明日も大事な試合だ。絶対勝つために全力をだす。」

大引選手(先制タイムリー)「(4回まで両チームともスコアレスの中での5回のタイムリーでしたが、どんな気持ちで、ボックスに立ってましたか?)ノーアウトでのチャンスだったし、後続に須藤、西川、金丸といった信頼できるバッターがいるので気持ちを楽にして打つことが出来ました。(自分の一打がチームにいい流れをもたらしたのでは?)やっぱり今のチームには繋ぎの野球が浸透しているので、その足掛かりになれてよかったです。(今の所勝ち点を順調にあげていますが、チームの雰囲気・状態はどうですか?)試合だけではなく普段からキャプテンが率先して声だしをしたり、チームに目を配ってくれていて非常にいい雰囲気です。(残り試合をどのように 戦っていきたいですか?)自分たちのスタイルを変える事なく一戦一戦大事に勝っていきたいと思います。」

金丸選手(見事な本塁捕殺に貴重な3点目のタイムリー)「(今日の試合を振り返って)勝てて良かった。(前半戦を良い形で終えて、この慶応戦をどんな気持ちで迎えたか)去年の秋も同じような形で慶応戦を迎えて負けてしまったので絶対に勝ちたかった。優勝という2文字が見えているが、気を引き締めて臨んだ。(今日は4打数2安打だったが、今の調子は)今シーズン、良くもないし悪くもないが良い所で打てている。チームに貢献出来ていると思う。(5回2死3塁の場面でタイムリーを打ったが、どんな気持ちで打席に入ったか)2点入って押せ押せの雰囲気だったので、自分もそれに続き、初球から打っていこうと思った。(打ったボールは)まっすぐ。(明日への意気込み)2連勝して、今2位の立教にプレッシャーをかけていきたい。」

渡辺選手(投手を好リード)「(下敷領投手の出来はいかがでしたか?)調子は良かったです。(下敷領投手の時、先発に使われますが相性は?)どうでしょうか?自分は使われた時に出るだけですから。(下敷領投手の球を受けていて)フォームが美しいですね。変わった所からのリリースで打ちづらいと思います。(今日リードしてて注意した点)大量点に繋がらなければ勝てると思ったので、大量点にならないようにしました。(明日への意気込み)明日も勝ちます!!」

松浦健主将「(今日の試合を振り返って)慶應に押されてて、危ない場面が多かったですね。でも、金丸の好返球など、要所、要所でいいプレーが出て、何とか我慢出来たと思います。点を与えるすきを見せなかった所が良かったですね。ピンチを切り抜け、段々と流れを持っていけました。(9回のピンチの場面では、野手にどのような、言葉を掛けましたか)点差があったので、1つ1つアウトを取っていこうと声を掛けました。(明日へ向けて)チームの雰囲気は良く、今はやること全てが上手くいっていますね。春は慶應に負けているので、明日は勝ってそのかりを返したいです。」

金光監督「(下敷領投手について)早大をベストとするともう一つ。前回と同じようでした。その分、すごく丁寧に投げていて、粘り強かったと思います。下敷領にはこの試合最後まで任したと言いました。(金丸の送球について)試合の流れの中で、大きかったですね。投手が打たれたら、野手が助けると、チーム全体で守りぬく姿勢が出ていたと思います。序盤、押されていた展開でしたので良い流れを生んでくれました。(5回の攻撃について)大引、西川、金丸と上位の打ってもらいたい選手が仕事してくれました。特に3点目が大きかった。あの3点目が気持ちを楽にさせてくれた。(今日は残塁が11と多かったですが)慶應の加藤投手はいい投手なので、簡単に点は取れないと思いました。これは明日の課題でもあり、選手にもミーティングで話しました。5回までに3点も取れるとは思わなかった。後半勝負になると思っていました。その間、下敷領が頑張ってくれればと。加藤君を狙い球を絞り、上手く攻めることが出来ました。(この勝利により優勝に近づいたと思いますが)野球は何が起こるか分からない。今日は今日、明日は明日。まだどこにもチャンスがあるので、一戦一戦しっかりと戦っていきたいと思います。今日というより明日の試合に勝つということだけです。」



◆打撃成績◆
打順 位置 氏名 打数 安打 打点 打率
1 [6] 大引 .457 遊ゴ - 左飛 - 中安 右飛 四球
2 [8] 須藤 .306 中失 - 三ゴ - 犠打 - 三ゴ 死球 -
3 [5] 西川 .289 一直 - - 遊ゴ 犠飛 - 中安 三邪飛
4 [7] 金丸 .343 - 四球 左安 中安 右飛 - 三振
5 [3] 大澤 .280 - 四球 - 遊失 二飛 - - - -
3 谷中 .250 - - - - - - 三振 -
H 佐藤康 .333 - - - - - - - - 三振
3 今村         - - - - - - - - -
6 [1] 下敷領 .313 - 三振 - 右飛 - 右安 三ゴ 三振
7 [4] 犬童 .190 - 中飛 二ゴ - 犠打 - -
H 松浦健 .250 - - - - - - - 二失 -
R 秋本         - - - - - - - - -
4 前原       .500 - - - - - - - - -
8 [9] 西村         - - - - - - - - -
9 井上 .385 - 三振 - - 中安 犠打 - 中越2
9 [2] 渡辺 .200 - - 左飛 投失 四球 - 投ゴ


◆投手成績◆
勝負 氏名 回数 打者 投球数 安打 四死球 三振 失点 防御率
下敷領   36 117 1.27

注:この成績はスポーツ法政新聞会独自のもので公式記録と異なることがあります。


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