−昨年のリーグ戦を踏まえて、今年のチームづくりや練習で重点を置いた点は何でしょうか
今年はどっちにしても各校の投手陣を見た感じ、たくさん点を取れそうにないので。法大もディフェンス面を重視して、とくに投手のレベルアップです。投手陣は調子の良いとき、悪いときがあるんですが。個々にはレベルアップしているので、いかに神宮でそれを出し切れるかですね
−課題としていた序盤での失点に関しては
去年の秋は投手力が不安定で。立教戦でも二日で何点もとられて。ロースコアのゲームで、2、3点の勝負ができる投手陣にできないかなと。今は充分できるだけの準備ができたと思います
−その投手陣では、小松投手がまさに中心という印象ですが
中心になってもらわないと困るが、どちらかというと波のあるタイプのピッチャーなので。致し方ないが、コンスタントにシーズン通して引っ張ってくれると
−二番手以降の投手に関してはいかがですか
安定感という意味では二神。藤田(卓)、西、上野(悠)、武内、加賀美、この5人はまだまだ調子の良い悪いがはっきりしてしまうので
−加賀美投手もローテーションの一角ですか
ローテーションというよりは、長いイニングはまだ無理ですが。大事なところ、終盤の1イニングを任せる事ができる。コントロールで崩れるタイプではないので。投げる数を増やしていければ
◆金光 興二(かねみつ・こうじ)
1978年社会学部卒
1955年9月15日生まれ
広島県出身
広島商業高校→法大→三菱重工広島→広島商監督
179cm、85kg
03年に法大監督に就任
05年秋、06年春にリーグ優勝に導く
−では打撃陣は
去年の大澤(現JFE東日本)のような長距離砲がいないので、まさしく『つなぐ野球』です。喜多、松原、和泉、伊藤(暢)など、リーグ戦経験の多い者が引っ張っていってほしいです
−松原選手は昨年体調を崩されていたと聞いていたのですが、コンディションはいかがでしょうか
本来の調子ではないが、実戦に強いタイプで、つなぎの2番として。去年出られなかった分を晴らしてほしい
−経験者組に対して、新戦力ではどんな選手が
出てきたのは佐々木ですね。去年の大澤に近い、パンチ力やバットをしっかり触れてるのが魅力です。まだ2年生なので、若さがハマってくれればおもしろいですね。あとは長谷川がショートに関して良いものを持っているので。コンディション次第では和泉をサードに、伊藤(暢)をセカンドにして、出場するなど考えています
−他のルーキーはいかがでしょうか
春の段階ではまだまだでしょう


−ではオーダーは
今年はクリーンナップとか、誰が4番とかを考えず、今日(4月11日オープン戦・対JFE東日本)のように和泉が4番という事もあり得ますし。上から調子の良い選手を使っていくつもりです
−伊藤主将をはじめとする首脳陣はどのようなタイプですか
グイグイ言葉を発するタイプではなく、プレーをしながら後輩に見せていくタイプですね。欲を言えばもう少し言葉を含めて引っ張ってくれれば。性格的にはプレーで引っ張っていくので、期待しています
−今年はグラウンドも新しくなりましたが
我々にとっては大きなプラス材料です。(新しい)神宮は球が跳ねないし、打球が死ぬ。全く一緒ですね、雨の乾き方なんかも。前々から話はあったのですが、神宮が新しくなるのを機に大学が。こうゆう感謝の気持ちをプレーで見せるのが我々の使命です
−ますます負けられませんね
プレッシャーを良い方向に持っていければ。当然六大学全部が優勝を目指してるわけですから。早稲田の4連覇を阻むのは我々でありたい
−やはり選手も打倒早稲田を掲げているのが目立ちますが
思いとしましては、ここ3年は早稲田と法政しか優勝していないので。優勝回数も近づいていますし、早稲田を阻むのは法大しかないというつもりです
−意識している対戦相手や選手はいますか
まず相手の事よりも、自分たちの法大野球が展開できれば。それが結果に結びつくと考えています
−明日は開会式ですが、ファンにメッセージを
ここまで来てバタバタしてもしょうがないので。相手に勝つよりも己に勝つという強い気持ちを持って。それが早稲田の4連覇を阻んで、43回目の優勝に結びつけられるように