第4回 

最速150キロの速球が武器の二神。左の変則投法で野手でのスタメンの経験も持つ藤田卓。140キロ後半の速球に緩急を使った投球が武器の加賀美。巧打が武器の石川に強肩が魅力の廣本。第4回はそれぞれに武器を持つ5人による座談会をお送りする。













藤田卓選手



















(左から)石川選手 加賀美選手
−ではまず、野球に関してお伺いします。春のリーグ戦を終え、改めてどんな 気持ちでしたか?

(二神 以下:二) 東大相手にしか勝ち点を取ることができず…100%の力が出せなくて 悔しかったです。
(藤田 以下:藤) 自分たちの力を出すことができなかったので、本当に悔しかったで す。

−では、春を終えて得た個人としての課題はなにかありますか?

(藤) (自分は)法大では貴重な左投手なので、相手が左バッターのときによ く起用されることがあったのですが、その期待に応えることができなくて。その 点は反省しています。
(二) 2戦目での先発が多かったのですが、結局東大にしか勝てなくて…。オ ープン戦では勝てても、リーグ戦になるとダメでした。それが自分の実力なんだ なと思いました。だからこの夏は、バッテリー中心の練習をがんばりました。
(石川 以下:石) 春は(1点差など)競っている試合が多かったのですが、そういう試合 では中盤の1球のミスとか、小さなミスが負けにつながるんです。そこが反省点で すね。
(廣本 以下:廣) えーと、練習から厳しくやっていくように、バッテリー間の連携を 強化するようにしていました。あと、リード面ではピッチャーに引っ張ってもら うところが多かったので…。
(二) 思ってないだろ(笑)。
 (一同微笑)
(廣) いやいや(笑)本当はキャッチャーが引っ張らないといけないのに逆に なってしまっていたので、自分が引っ張っていけるようにしなくちゃ、と。あと はバッティングです。この夏は振り込みました!
(加賀美 以下:加) 投げるのに精いっぱいで、バッターを意識というか自分で考えて 投げる、ということができていなかったので。それを改善できるように、実際に 打者を置いてのピッチング練習などもしました。

−春は、チークワークが悪いとのコメントが多かったのですが、改善するため に何か取り組んだことなどはありますか?

(廣) みんなで掃除しました!
(二) そうじゃないだろ(笑)。
(藤) ミスしてもシカトとかじゃなくて、言い合うようにしました。
(石) バッテリー間は特に厳しくしました。ミスがあったらすぐ言うように 。

−それは上下関係なくですか?

(石) はい。もうそこは関係なく言っています。

−夏のオープン戦をここまで戦ってきて、調子はいかがですか?

(二) 悪くはないと思います。
(廣) 最初のほうは初回に点を取られたりしてましたけど、最近はいい感じ です。

−チームの雰囲気もですか?

(藤) そうですね。春に比べれば。
(二) それ言ったらおしまいだろ(笑)。
(石) そうですね、悪くはないです。

−春の反省点をふまえて、なにか力を入れた練習などはありますか?

(二) やっていること自体は、春とそんなに変わりないですね。しいて言え ばバッテリー間の連携とか、守って勝つ野球?が監督いわく法政の持ち味なので 。守りたいみたいです(笑)。なのでそういう連携とか、ピッチングを強く意識す るとかですかね。
(石) あとは牽制とか、サインプレーとかです。春は「なんとなく」でやっ ていたので、それがないように内野とバッテリーでよく話し合うようにしていま す。

−チームでポジション争いなどもあるかと思いますが、チーム内にライバルは いますか?


(二) 自分自身っす。
(石) かっこい〜(笑)。
(藤) なんとなく、下の学年には負けたくないです。

(石)自分は他の学年はそんなに意識してないです。それよりは、同じ学年が 活躍してるとくやしいです。

−他学年のお話が出ましたが、注目している1年生などはいますか?

(二) いないっす。まだよくわかんないです(笑)。キャッチャーは?
(石) キャッチャー誰がいたっけ?名前わかんない(笑)。注目となると、ま だそこまでのはいないです。

−では「ここが自分のウリだ」というところはなんですか?

(石) 監督に何か言われても動じないところです。
(一同微笑)
(加) 気持ちを出した、投球です!
(廣) …ウリ…どこだろう。そういうのないなぁ…。
(石) 肩だろ、肩。強肩。
(二) その前に口だろ(笑)。
(廣) じゃあ、肩で(笑)。
(二) 自分は経験です。春も結構投げているので、神宮での経験は多いと思 います。
(藤) バッティングもできるところです。代打で呼ばれてもいけるところで すね。

−プロも含め、憧れや目標としている選手はいますか?

(加) 自分は二神さんっす。
(二) プロじゃねぇよ(笑)。
(廣) 自分は特にそういうのはないっす。
(二) ダルビッシュです。坊主にする前のほうがかっこよかったと思います( 笑)。
(藤) 球があんまり速くないピッチャーです。
(二) 具体的に誰だよ(笑)。
(藤) 誰かな…。打たせて取るタイプの…下柳(阪神)とかですかね。

−(藤川)球児よりも下柳、という感じですか?


(藤) そうですそうです。ストレートでガンガン押すより、打たせて取る感 じで。

−今日のように雨だと、練習が中止になることもあるかと思いますが、そんな ときはどうしていますか?

(石) 今日みたいなのは例外ですけど、多少の雨ならやっちゃいます。グラ ウンドも新しくなったので。
(二) ですね。監督も多少ならやめたりしないです。ここ2、3日はこんな風 に豪雨がありますけど。

−そんな雨のときや、練習外などで何か寮内ではやっていることはありますか ?他大では「マリオカート」という答えもあったのですが…。

(二) おるなー、マリカーやってる人。しかもスーファミ(スーパーファミコ ン)で(笑)。あとは?
(廣) 一部でプレステ(PS2)。
(二) ああ、ウイイレ(ウイニングイレブン)とか。
(廣) パワプロ(パワフルプロ野球)とか。
(二) あとはマンガですかね。(関さんを指差ししながら)マネージャーがい っぱい持ってるんで。いろんなとこ回ったりしてます。

−どんなマンガが回るんですか?

(二) いろいろですよ。有名な作品が。あいつがいっぱい持ってますから。 所詮ゲームとマンガばっかりです()。

−では、お互いの性格を教えてください。となりの人の性格を一言で表すとど んな感じですか?

(石→加) きもい。
(二) それだけ!?(笑)
(石) 気持ち悪い。気持ち悪く…特殊です。マウンド上で特殊な動きをして ます(笑)。打たれるとおとなしいんですけど、調子いいときは気持ち悪いんです 。動きが調子のバロメーターです(笑)。腕が変な方向に曲がったりとか(笑)。

−そうなんですか(笑)。では秋、注目してみます。

(石) そうですね。この秋に期待です(笑)。
(加→廣) よく寝てます。
(廣) そうだっけ?
(加) そうです。いろんなところで寝てます。
(廣→二) よく打ちに行ってますよね(笑)。
(二) どこに?
(廣) 外に。基本部屋にいないんです。よく外に打ちに行ってます。
(藤) バッティングセンターにな。
(二→藤) シャイ。
(石・藤) それだけ?(笑)
(二) もうその一言で(笑)。
(藤→石) 普段は結構おっとりしてるんですけど、野球になるとアツイです 。よく一人でキレてます(笑)。感情的なんだよな。
(二) そうそう、裏でキレるんだよ。

−では、もしみなさんが女の子だとしたら、この中で誰を彼氏にしたいですか ?

(石) それはもう、二神です。ふだんはあまり優しくなくて、結構ほっとか れてるんですけど、たまにすごい優しいんです。

−ツンデレなんですか?

(石) いつもはすごいほっとかれてるんです。でもたまに優しい、そのギャ ップが(笑)。

−…と言われていますが、二神選手はいかがですか?

(二) いつも一緒なんですよね、ほんとに。学部も授業も一緒なんで。これ はカップル成立だな(笑)。でも、わかるっしょ?
(一同納得)

−ふだんからこんなに仲が良いんですか?

(藤) ピッチャーはみんな仲いいです。
(二) 野手って結構ピンでおらん?カメ(亀谷)とか。
(石) バッテリーも結構仲いいよな。
(廣) 2年は…まあまあっす。

−来年のキャプテンなど、幹部の話はもうしているのですか?

(二) 話としてはまだです。それは秋のリーグが終わってからなので。でも もう8〜9割方決まってるよな、(石川選手を見ながら)石川に。
(一同納得)

−そうなんですか。キャプテンはどのように決まるんですか?

(二) だいたいは4年生の投票です。
(加) あとは雰囲気的に…。だいたい4年生じゃなくてもわかります。
(二) 決まってるときは(投票をしなくても)超決まってるって感じです。「 こいつしかいないだろー」みたいな。

−今の伊藤キャプテンはいかがですか?

(二) キャプテンっぽくないです。いい意味で。

−「適当」というお話をよく耳にするのですが…。

(二) それもいい意味でですね。適当っていうか、堅くない。うちらの気持 ちも半分以上わかってくれてるって感じなので。
(石) しかる時も仕方なく、て感じで。
(二) そうそう、仕方なく叱ってるんだぞって言うのがわかるので、いいと 思います。

−ではそんな4年生たちへ、メッセージを送るとしたら何かありますか?

(一同) 優勝。
(二) 絶対優勝しよう!これしかないです。

−それでは逆に、いまここだから言える、というような4年生に関して困って いることなどはありますか?


(二) なんかある?
(石) いや、特には…。
(二) 3年より2年じゃないの?そこは。
(廣) いや、うちらも特にないっすよ。
−みんないい人、ということですか??

(廣) いや、そうとは限らないですけど(笑)。

−では、先ほど「優勝」というお話も出ましたが、秋に向けて個人の目標を聞 かせてください。

(石) 全試合、失点を2点以内に抑える!あとは、勝利を呼び込むバッティン グをしたいです。
(二) かっこいー。
(加) 1試合でいいんで、先発やってみたいです!
(廣) 自分がマスクをかぶってるときは、0点で抑えたいです。バッティング は、チャンスで1本打てる奴になりたいです。春よりヒットの数を多く打ちます!
(二) 春は期待にこ応えられなかったので。秋は自分の役割をきっちり果た せるようにしたいです。
(藤) 自分は先発ではなく、後ろで投げるほうが多いと思うので。疲れてき ている前の人が「お前なら任せられる」みたいな、大きい存在になりたいです。

−それでは、応援しているファンの方へメッセージをお願いします。

(二) 春は情けないところを見せてしまったので。期待を裏切ってしまいま した。なのでそれを挽回できるように、今季は優勝します!必ず。頑張るので、 応援よろしくお願いします。
(一同頷く。)

−今日はお疲れのところ、どうもありがとうございました!

(一同) ありがとうございました!





























(左から)廣本選手 二神選手









































【聞き手】松本 紀子 【記録係】松野 優麻 大鶴 恵  



■二神 一人(ふたがみ・かずと)

投手
人間環境学部人間環境学科3年
高知高校出身
183cm 75kg
右投右打


■藤田 卓(ふじた・すぐる)
投手
文学部史学科3年
丸亀城西高校出身
188cm 78「kg
左投左打


■石川 修平(いしかわ・しゅうへい)
捕手
人間環境学部人間環境学科3年
小山西高校出身
180cm 78kg
右投右打


■加賀美 希昇(かがみ・きしょう)
投手
人間環境学部人間環境学科2年
桐蔭学園高校出身
185cm 7kg
右投右打


■廣本 拓也(ひろもと・たくや)
捕手
文学部史学科2年
浪速高校出身
183cm 80kg
右投右打



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