秋季リーグ戦            対立教大学3回戦                  

武内初勝利!打線も怒涛の6連打!投打かみ合い勝ち点2!

立  大
法  大 0



(立)●仁平、戸村、増田健、岡村 ― 前田

(法)○武内(1勝)、二神 ― 石川

 
      神宮初勝利を挙げた武内         唯一の4年生スタメンで3安打の活躍篠田                



 加賀美の好投が記憶に新しい中迎えた3戦目。法大は秋季初先発の武内、立大は エースの仁平をそれぞれマウンドに送り、両者まずまずの立ち上がりを見せる。
 試合が動いたのは3回の立大の攻撃。先頭打者に四球を与えると、1番・五十嵐 の三塁強襲となる適時内野安打で先制点を許す。流れを変えたい法大は4回、先 頭の4番・加治屋が右前安打で出塁するとここから法大打線が爆発する。6番・ 長谷川、7番・石川、8番・篠田の連続適時二塁打で3得点を挙げ、逆転に成功 。篠田は3塁を狙うも憤死するが、9番・武内は中前安打、1番・難波は右越二 塁打でそれぞれ出塁し2死2、3塁とすると、2番・喜多の適時内野安打でさら に1点を追加。この回計4得点を挙げ、立大エースの仁平を4回持たずにマウン ドから引きずり下ろし、流れは法大に傾いた。
 一方、武内は公式戦自己最速の153kmをマークするなど勢いある投球術を見せ、5回1点でマウンドを譲る。 2番手は1回戦に先発した二神。6回は安打や四球で満塁の場面を作るも後続を 断ち、その後は攻めの投球で3イニングを三者凡退、計5奪三振の完璧な内容で 1回戦の雪辱を果たす。世界を経験し、さらに成長 した武内は1勝目を挙げた。4回に6者連続安打の固め打ちを見せたつながりあ る打線と投手陣の歯車が噛み合った価値ある勝利で立大に勝ち越した。
                                                   (花ノ木 恵美)




            〜試合後コメント〜



神宮での自己最速153キロをマーク初勝利を挙げた武内選手
−勝ち投手おめでとうございます!今日の試合の感想をお願いします。
今日は先発だったので初回からとばしていこうと思いました。自分の後にも、い い投手がたくさんいるのでやりやすかったです。
−先発起用を知らされたのはいつでしたか?
立大の1回戦の後に監督 に伝えられました。
−立教打線の印象は?
去年打たれているので打つチームという印象で した。だから、気を抜かずにいこうと。
−とくに注意したバッターは?
先頭バッターは絶対に抑えようと思い ました。
−今日の立ち上がりは三者三振と好調でしたね。
思い切った投球の結 果がこうでたのでよかったです。
−2回に神宮自己最速153キロをマークされましたが、それについては?
スピードを出せても、いつもはチームの勝利につながらなかったのですが、今日 は試合にも勝てたので満足しています。
−神宮での一勝が目標といっていましたが、勝利をあげた今、次の目標を教え て下さい。
次も自分で1勝したいですね。1勝1勝を大切に、チームが 勝つということを優先した勝利を積み重ねていきたいです。
−次の相手は春季リーグ戦優勝の明治ですが、意気込みを教えて下さい。
いつも通り、自分に与えられた場面は0に抑えて、バッター陣もいい感じなので 明治戦も連勝したいです。

同点タイムリーを放った長谷川選手
−今日の試合を振り返って
一勝一敗で大事な試合でした。チームが一 丸となって勝てて良かったです。
−四回の同点打については?
一点先制されてランナー一塁で回ってき て、振ったら繋がりました。
−バッティングの調子について
結構振れていて良かったです。この調 子で明治には、春に悔しい思いをしたので勝ちたいです。
−打順が六番になったことについては?
別にいつも通りです。
−立教のピッチャーの印象は?
真っ直ぐでも球が変化してきて、上手 くほおってくるピッチャーでした。
−ベンチの雰囲気は?
全員で一球一球に集中していました。どうして も勝ちたいと思っていました。良いですよ。
−先発の武内投手を後ろから見ていて
球も本当に調子が良かったです 。信頼できます。強いです。
−次の明治戦に向けて。
明治には本当に、春に目の前で胴上げされて 悔しかったので、絶対に勝ちたいです。


2番手として4回を無失点に抑えた二神選手
−今日を振り返って。
 自分が初戦駄目だったので、今日は勝たなき ゃと思っていたので結果勝てて良かった。
−今日は登板する予定だったか。
 監督から2番手でも投げさせると 言われていた。先発じゃないけど、心の準備をしとけと言われていた。
−4回を無得点に抑えたことについて。
 1回戦ああいう内容だった ので、今日は抑えなきゃと思っていた。
−今日はストレートが多かったようだが。
 先発じゃなかったので、 自分の力だけで抑えようとそういう気持ちでブルペンで肩を作っていた。
−立大1回戦のリベンジを果たせたか。
 競った試合になると思って いたが、今日はなんとしても落とせなかった。今日勝てたし、チーム自体も良か った。
−ベンチの雰囲気について。
 今日は絶対勝たなきゃいけなかった。 アップ、ノックからずっと雰囲気は良かった。
−立大に勝ち越したことについて。
 結局は優勝しなきゃいけないの で、今日で勝ち点2つとれて良かった。1週空くが明治もこのままの調子でいき たい。
−慶大に続いて立大から勝ち点を取れたことについて。
 チームとし ては乗ってきている。今日で2連勝して良い感じだと思う。
−明大戦への対策はあるか。
 慶應、立教と変わらず打線が良いので 、ピッチャー陣全員で抑えこめたらなと思っている。
−明大戦へ向けて。
 みんなで力を出して勝ちたいと思う。


2安打の活躍難波選手
−今日の試合を振り返っていかがでしたか?
2回戦の時と同じ気持 ち、また今まで全然打てなかったので絶対に打ってやろうという気持ちで試合に 臨めました。
−今日2安打でしたが調子の方はどうでしたか?
リーグ戦が開幕してから調子自体は悪くなかったので、自分のバッティングしよ うと心掛けていました。
−立大の仁平投手の印象は?
一度、対 戦したので決め球は頭に入っていました。
−4回に打った2塁打は打線 がつないでくれた中での打席でしたが、どのような気持ちでバッターボックスに 入りましたか?
ピッチャーの方が頑張ってくれていたので、自分で流れ を止めないよう打席に入りました。
−その2塁打の感触はいかがでした か?
打った瞬間、ヒットだとわかりました。ヒットらしいヒットが久し ぶりに出たので、良かったです。
−1年生同士の二遊間でしたが、その 点については?
1年から使ってもらっているので自覚を持ち、そして責 任感を強く試合に入りました。また2人とも結果が出て良かったです。
−日曜日にいい形で勝ち、翌日は雨で中止という水をさされた感じになってしま いましたが、気持ちの面ではいかがでしたか?
気持ち自体は切れていま せんでしたし、チームの雰囲気も良かったです。

−次戦の明大戦へ の意気込みをお願いします。
現在勝ち点2でいい流れできているので、 昨年敗れている分、借りを返したいです。

逆転タイムリーを放った石川選手
‐まずはきょうの試合、振り返ってみていかがでしたか?
 負けられない試合だったので、とにかく勝てて良かったなと思います。
‐武内投手が先発というのは、いつ決まりましたか?
 月曜日雨で(試合が)流れたんですけど、その日には決まってたと思いま す。たぶん勝った日、日曜日の夜ですね。
‐きのう一日あいたときには、やはり立教のビデオ研究などをしましたか?
 自分は日曜日に試合に出て、だいたい立教のバッターはわかったので、そ んなにはしなかったです。でも仁平投手を攻略するために、そこは全員でビデオ を見たりしました。
‐武内投手は序盤からだいぶとばしているように見えましたが…継投などは意 識していましたか?
 特に考えてなかったです。いけるとこまでいこう、って2人で話してたので 、初回からとばしていきました。
‐初回の先頭打者から、5者連続三振を奪いましたが、あれは狙っていました か?
 2ストライク追い込んでからは、三振を狙っていきました。でも、最初から 狙っていたわけではないです。結果的にああなった、って感じでした。
‐3回に先制を許したあと、監督がマウンドに来ましたが、どんな言葉を交わ しましたか?
 なんだっけ…(笑)。あんまり大したことは言ってなかったと思います(笑) 。間を置いて、1点でがまんしろ、って感じだったと思います。
‐全体を通して武内投手は好調に見えましたが、いかがでしたか?
 そうですね。ブルペンの時点で良かったので、初回からとばしていこうっ ていう話になりました。…って言って、とばしすぎちゃいましたけど(笑)。
‐二神投手は勝ち星こそつきませんでしたが、4回無失点と見事にリベンジを 果たしましたね。
 最初(土曜日)は二神本来のピッチングじゃなかったので。本人が一番悔 しかったと思います。だからいいかたちで投げさせてあげたかったです。(きょ うの成績は)つぎにつながったと思います。
‐バッティングに関してですが、4回に、前の長谷川選手が同点打を放ったあ とには、どんな気持ちで打席に向かいましたか?
 同点になったから、よし、こいつ(長谷川)も返してやろう、って感じで した。狙い球はスライダーに絞って、それを狙っていきました。
‐セカンドベース上では、ガッツポーズも出ましたね。
 ベンチが(ポーズを)あおってきたので、それにノリました(笑)。
‐ベンチもずっといい雰囲気のようでしたね。
 雰囲気はリーグ戦を通してずっといい感じです。チャンスでも、ピンチで も、よく声が出ています。控えの4年生もめっちゃ声出して、試合に出てる選手た ちを励ましてくれてます。
‐では、来週末の明治戦に向けての意気込みをお願いします。
 (現状として)バントミスとか、細かいミスがけっこう多いので。そうい うのがあると、天皇杯は取れないので、そこは徹底していきたいです。あとは「 明治」とかって意識するんしすぎるんじゃなくて、とにかく自分たちの野球がで きるようにがんばっていきたいです。


2安打の活躍和泉選手
−今日振り返って感想お願いします。
 
勝てたことが1番でした。昨 日の練習の成果が出ました。
−立教と一対一でしたがどんな気持ちで試合 にのぞみましたか?
負けたら終わり自分が引っ張って行こうと思いまし た。
−今日4打数2安打でしたがどう思いました? 
結果はどう でもいいです。チームが勝つことを考えています。
− 相手打者の印象は ?
春同様に非常に振れていたと思います。気の抜くところがなかったが 法政のピッチャーがよかったので安心して出来た。
−二平選手の対策は何 かされていましたか? 

アウトコースの見極めです。それがあったから良い 勝負ができた。
− チームのコミュニケーションについて
声を出して 引っ張っていっています。
− 打撃フォームについて
足を上げなかっ たので心掛けるようにしたいです。
− 立教に勝ちましたが次の明治戦へ の意気込みを教 えてください。
春負けているので勝つことが最低条件です。自分がチー ムに貢献したいです。
3安打の大活躍篠田選手
−今日の試合を振り返っていかがでしたか?
 
チームが一つになって 勝ち点を取ろうという、いい試合ができました。
−タイムリーを含む3安 打の活躍でしたね。
 
オープン戦でもあまり打てていなかったので、つ ないでいく意識で打ちました。
−4年生唯一のスタメン出場でしたが?
 
スタメンで出ることは特別なことではないです。だれが出ても4年が一つにな ってチームを引っ張って、一丸となって勝ちたいです。
−春、秋と苦戦し た仁平投手を全員で打ち崩したことについては?
 
一人だけ打っても勝 てないので。みんな一つのことを意識すれば(仁平を)崩せると監督も言っていま した。
−先発の武内投手についてお願いします。
 
150キロを越えて いましたし、頼もしいです。慶大戦でも好投していたので、みんなで助けたいと 思っていました。
−次の試合まで約2週間空きますが、何を重点的に練習 する予定ですか?
 
チームとして完璧な試合はまだないので、バントなど細かいプレーを練 習したいです。
−次の明大戦に向けて一言お願いします。
 
勝ち 点をいかに取るかですね。チームが一つになって、いい結果につなげたいです。

金光監督

−今日の試合を振り返って
 
何とかピッチャーがしのいで、中盤から 後半へいきたいと思ってました。6回から加賀美をつぎ込むことも考えてました
−ピ ッチャーが安定してますが

やはり夏場しっかり走り込んだし、アメリカンノ ックの成果ですね。やはり体大きい子が多いので
−投手には何て話しかけていた のですか
 
表情をみていました。二神はあの場面を乗り越えないと真のエー スにはなれないし、武内には代表に選ばれた成果をみせろと言いました
−1年 生はどうですか
 
はつらつとしていて将来軸になる。予想以上に頑張っ てくれています。
−伊藤選手は
 
肉離れなんできついですね。他の選手 みんなで、カバーします。
−明大戦のキーマンは
 
全員です。また基本に戻って、すべてのプレーが重要。投手陣がいかに踏ん張るかです。岩田、佐 々木は要注意しています。
−明大戦に向けて
 
うちは総力戦なので、もう一回 チームを基本に戻らせます。


                         〜立大2回戦展望〜


春、2連敗して苦手意識のあった立大から勝ち点を奪った。次の明大から勝ち点を奪えば、優勝という二文字が見えてくる。だがそこは春の王者。攻守共に隙がなくロースコアの展開が予想される。  明大1回戦の先発は二神か。慶大戦で勝利をあげ、立大1回戦では打たれたものの3回戦ではリリーフで好投した。球種が少ないだけにストレートの制球が重要になる。特に春、本塁打を浴びた明大・佐々木には要注意だ。明大先発はほぼ岩田と見て間違いない。東大戦では直球、制球共に本調子では無かったにせよ、一失点でまとめるのはさすが。大学日本代表でも2勝をあげた日本のエース相手にどう立ち向かうか。  法大の攻撃陣のキーマンは1番・難波。四死球でも内野安打でも、どれだけ出塁できるか、相手が相手なだけに3,4,5番が数少ないチャンスを生かせるか。怖いもの知らずの1年生に期待したい。明大の攻撃陣は、隙がない。荒木、小林の俊足コンビに加え、現在すでに2本塁打を放っている4番・佐々木。金光監督も警戒するこの男は一発で流れを変える。細心の注意を払いたい。ただ救いは、春リーグ2位の打率を残した小道の欠場と荒木がまだ本調子を出していないところか。  間違いなく明大は優勝争いに絡んでくる。伝統の法明戦。真価が試される時だ。
                                                       (小倉 一登)



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