「3度目の正直」でエースの走りを
〜圓井彰彦〜
■ 「エース」 圓井 ■
圓井彰彦が法大のエースと呼ばれるのには、やはり1年時からの活躍などが挙げられるからだろう。全日本大学駅伝に出場し1年生ながら区間2位の快挙を達成した。3年時は出雲駅伝で1区を走り区間2位をマーク、4年生となった今年も1区を走り区間新記録で区間4位と、誇るにふさわしい成績を残している。学年が上がるにつれ、圓井の存在がチームには不可欠になっていってた。
■ 最後の箱根駅伝 ■
昨日、圓井に取材を行った。現在の調子については「(過去2回の箱根駅伝出場)経験が生きている」と答え、大舞台を前に慌てることも無く調整できている様子だった。周囲から「チーム1ののんびり屋」と言われる性格に加えて、以前の経験があるからなのか直前になった今でも落ちついていられるのかもしれない。
過去2回の箱根駅伝の成績は1年時に1区を区間8位、2年時も同じく1区を走り12位と際だった結果を残せず、また前回大会は本番前の故障で欠場した。念願の「記録的に残る走り」が達成できるチャンスは遂に最後となった。記録的にも、そして記憶にも残る走りができるかどうかが本人にとって最後の課題なのだろう。
29日に区間エントリーが発表され、圓井は自身初の2区にエントリーされた。言わずと知れた各校のエース級選手が揃う「花の2区」だ。東海大の伊達や山梨学院大のモグス(ともに2年)など注目の選手が集う中で、圓井はどう挑むだろうか。
「前は大会が終わってからやる気がなくなって、練習に打ち込むことができないこともあった。けれど、今年はそんなことは無かった。大きなケガもせず、気持ちの途切れも無く練習ができた」と話した圓井は、箱根駅伝に対しての不安も無く本番を迎えようとしている。
まだ残していない箱根路での゛記録″を得るために、1月2日の朝、圓井は鶴見中継所を走り出す。
(片野 真和)
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