第81回箱根駅伝・復路
掴んだ!連続シード権!!

箱根駅伝・総合成績
順位大学名往路成績復路成績総合成績
  1位 駒 大 5:32:41 5:31:0711:3:48
  2位 日体大 5:35:41 5:31:4211:7:23
  3位 日 大 5:34:09 5:33:3911:7:48
  4位 中 大 5:36:36 5:31:1311:7:49
  5位 順 大 5:34:46 5:34:0111:8:47
  6位 東海大 5:32:11 5:38:2111:10:32
  7位 亜 大 5:38:04 5:33:3611:11:40
8位 法 大 5:39:48 5:34:0511:13:53
  9位中央学院大 5:39:44 5:34:5111:14:35
  10位 神 大 5:39:10 5:35:3911:14:49
  11位 早 大 5:40:26 5:34:4511:15:11
  12位 大東大 5:40:21 5:37:0211:17:23
  13位 東洋大 5:39:47 5:38:3811:18:45
  14位山梨学院大 5:38:17 5:42:4111:20:58
  15位 城西大 5:39:08 5:43:4111:22:49
  16位 帝京大 5:46:23 5:38:4011:25:03
  17位 専 大 5:42:34 5:42:4011:25:14
  18位 明 大 5:41:23 5:47:0011:28:23
  19位 拓 大 5:53:55 5:41:1311:35:08
OP参加関学連選抜 5:42:25 5:44:1311:26:38


1月2日、3日に、第81回東京箱根間往復大学駅伝競走が行われた。山下りのスペシャリスト・白田雄久(社3)の欠場で幕を開けた今大会。往路を13位で終え、2年連続シード権が危ぶまれたが、6区・松垣省吾(経2)が区間2位の快走、8区・田中宏幸(現福2)が区間3位の走りでチームをシード圏内に引き込むと復路成績5時間34分05秒の7位で、総合成績8位・11時間13分53秒で35年ぶりに2年連続シード権を獲得した。





















復路(芦ノ湖〜大手町) 2選手が区間3位以内の力走でシード権獲得


*往路・個人成績*
区間選手名(学年)タイム区間順位
6区松垣 省吾A01:00:062位
7区谷本 幸城A01:06:4312位
8区田中 宏幸A01:04:573位
9区山口  航B01:11:0311位
10区秋山 和稔B01:11:169位

*6区松垣、8区田中、10区秋山は法大記録を更新。

 巻き返しをはかる法大の6区は、松垣省吾(経2)。中大・野村にわずか5秒差というタイムで区間2位。軽快な走りで順位を3つ上げる力走を見せた。白田の欠場で急遽エントリーされた松垣であったが、その穴を埋めるに余りある走りで法大に流れを呼び込んだ。
 その流れのままに小田原中継所を飛び出した7区は、谷本幸城(経2)。シード争いの中、5校が集団を作る中で懸命の走りで8区田中宏幸(現福2)へと繋ぐ。走る前に「区間賞、区間新記録を狙います。」と語っていた田中は、序盤から飛ばしていった。中央学院大の信田とデットヒートを繰り広げ、チームはシード圏内の9位へと押し上げた。
 9区は、3年連続の箱根。山口航(社3)。復路のエース区間と呼ばれるこの区間を力一杯走り、シード権の行方は最終10区へ。アンカー10区は、2年連続となる秋山和稔(経3)。シード権をほぼ手中に収めて、前を行く中央学院大を捉えて8位へ順位を上げると、そのまま大手町のゴールへ駆け込んだ。
 呪縛とも言えた35年間の2年連続シード権不獲得が今、解き放たれた。今年の主力の多くが残る来年、大手町に歓喜の瞬間が訪れるその日も、そう遅くないかもしれない。


◆往路選手・監督コメント◆

1区 圓井 彰彦(2)  12位 (01:03:47)
「去年とまったく同じで全然だめだった。1区なのに、流れを断ち切る走りになってしまった。進歩がなかったので、来年はもっと良い所で渡せるようにしたい。2年連続シード権獲得は、率直にうれしい。うちの松垣君や田中君が目立つ働きをしていたので、来年は自分も目立つ働きをできるようにがんばりたい。今井君(順大)にも負けてられないです。明日から練習します。」


2区 原田 誠(3)   10位 (01:09:58)
「(今日の調子は?)いい感じで調整できました。30日の段階ではちょっとヤバかっ たけど、いい感じで疲れが取れました。(走ってみて)ラスト1キロの急な上りでは 体が動かなかった。ウワサには聞いていたけど、これほどのものかと感じた。(タイ ムについて)1時間10分が目標だったので納得している。(シード権獲得について) うれしい。(往路を終わった段階で)取れない差ではないと思っていた。復路の選手 を信じるだけだった。(来年も2区?)走りたい。今回厳しさを体感できたので、来 年は区間上位で走りたい。(来季に向けて)トラックから狙って行きたい。タイムで はなく、順位にこだわりたい。インカレなどで上のほうに入りたい。」


3区 友廣 哲也(2)  18位 (01:06:28)
「(レースを振り返って)まったくだめでした。残り5キロになってまったく走れなくなってしまった。箱根に向けてうまく調整できなかったのが、原因です。(収穫は)箱根を経験できたことくらいですかね。(来季の目標)1年間、きっちりと練習をこなせることです。」


4区 岡田 拓也(3)   8位 (01:04:34)
「(レースを振り返って)最初はいい感じだったけど、8キロ過ぎで急に疲れてしまった。ペースを上げることができずにそのままいってしまった。自分のペースで走ることができませんでした。(区間8位について)そういう感じだったので、この結果には驚きです。惜しいことをしたとしたと思うし、もっといけたと思いました。(来季の目標)20キロを一人できちんとしたペースで走ることです。」


5区 主将・佐藤 浩二(4)   11位 (01:15:01)
<ゴール後>「(総合8位)十分な結果。2年連続シードを取れて。(法大チーム)10人が、ひとりひとりしっかり走れて来年も期待できる。チーム全体で勝負できるようになった。僕1人抜けるだけなので、9人残る。そういう面でも来年に期待できる。(区間2位と3位をとった2年生)3年が強いのは前から言われていたけれど。2年の2人があれだけ走れて、1年、3年にいい刺激になるのでは。2人の走りはチームのプラスになった。(4年間を振り返って)基本的に駅伝しか出ていなかった。箱根は2回。4年間故障も多くてあまり…。前回の5区区間3位しか特になかった。でも4年生では主将もやり、すごい充実した4年間だった。(後輩に向けて)やっと2年連続のシード権を取れた。また来年この勢いで優勝目指して頑張ってほしい。」


6区 松垣 省吾(2)  ★法大記録更新!区間2位★(01:00:06)
「(調子は)いつもどおり。(山下り)覚えていない。必死だったので。全部が辛かった。でも特にラスト3キロが辛かった。平地の区間。(走り終わった選手からアドバイスは?)気負わず、落ち着い て自分のいつもの走りを。順位は気にせずにと。(走り)3人抜き、4人目は同時くらい。山梨学院とほぼ同じ。(60分6秒)満足している。(区間賞まであと5秒)悔しい。(次は何区が?)どこでもいい。任せられた区間を。(今後は)トラックで走れるように春から走りこんでいく。インカレでは結果を出したい。(距離は?)5千mとかを狙っていきたい。(総合8位)よかった、シードを取れて。みんなからは最高のサポートをしてもらった。みんなで盛り上げあっていた。6区は流れを作る区間、おかげでうまく流れを作れた。」


7区 谷本 幸城(2)   12位 (01:06:43)
「((調子は)悪くなかった。いけるかなっと思ったけれど、思ったよりもきつかった。(走って)楽しかった。(66分43秒の記録に関して)前回は67分台だったので少し進歩した。安心している。(走りを振り返って)前半はすごくきつくて。次に田中が待っているので、田中のために一生懸命頑張った。(総合8位)35年ぶりの2年連続シード権。歴史に名を刻んだ。感無量です。次はもっと上を目指したい。」


8区 田中 宏幸(2)  ★法大記録更新!区間3位★(01:04:57)
「今日は、監督に最初抑えていけと言われていたが、つっこみすぎてしまい、目標だった区間新記録のペースより早くなってしまい、最後足にきてしまった。(シード争いの中での襷リレーだったですが?)予想よりも上で来たので、順位をあまり気にせず、走りやすかった。意識せずに気楽に走れた。(中央学院大とデットヒートを繰り広げていましたが?)別に気にしていなかった。自分が追いついた方だったので、マイペースで動揺せずに自分の世界に入って走れた。(同学年の松垣選手が快走しましたが?)ちょうどアップ中で、10位で小田原だとは聞いていたのですが、区間2位というのは後から聞いてびっくりした。(35年ぶりの2年連続シード権獲得ですが?)それに貢献できて良かった。昨日の時点でちらほら(シード権は)無理だという声があったが、挽回できて良かった。(来季に向け)今年は今年、来年は来年と切り替えていきたい。そして、来季初めの大きい大会の関カレで優勝できるようにがんばりたい。」


9区 山口 航(3)   11位 (01:11:03)
「(今日の調子は?)悪くはなかったです。(走ってみて)前半は抑えて入った。15 キロまで設定どおりに走ることができた。(タイムについて)71分が目標だったの で、目標どおり。区間一桁には入れなかったのは残念だけど、シード権が取れたので 満足している。(来季に向けて)来年が自分たちが4年になるので、みんなで上位を 取りに行きたい」


10区 秋山 和稔(3)  ★法大記録更新!区間9位★(01:11:16)
「(体調は)あまりよくなかった。暑いなっと思って給水をしっかりと。(走り)ラスト3キロすごくたれてしまった。それがなければもう少しいった。それが今後の課題。(抜いて8位に)自分のリズムでいくだけだった。普通に。抜いたのは(相手が)自分より遅かったから。シード権は来年勝負するために必要。最低でもとらなければならなかった。(走り)体調を見るとこんなものだったと思う。そんなに上向きだったわけではないので。最後たれてしまったが、最低限。途中まではリズムよくいけたが、ちょっと今日は暑かった。15キロからは足にきてしまった。そういう環境でも踏ん張れる力がほしい。(仲間の3年生たち)みんなポイントの区間にいた。そこでみんな来年につながる走りができていて、俺も頑張れた。仲間意識です。2区で離されたら落ちてしまうけど、そこで粘れたというのは大きい。すごいと思う。(総合8位)こんなものではないですか。シードを取れればいいと思っていたので。いい誤算が松垣。8位よりシード獲得がうれしい。来年狙うためには必要だった。(今後)体力をつけたい。1万mで28分台を出したい。ハーフマラソンで勝負する力をつけたい。」


成田監督
「松垣がいい流れを作ってくれた。その後は、ひやひやしたけどね。私の悲願の35年振りとなる2年連続シード権がとれて、肩の荷が下りました。選手達には感謝ですよ。これで、やっと優勝を狙えるチーム作りができます。シード権がとれたこともあり、チームを作り直したいです。やっぱり上位校と比べると、往路がちょっと弱いので、往路を鍛えたいです。山上りは特にね。2区と9区のめどはつきました。(6区・区間2位の松垣について)ほんとにびっくりしました。山下りの練習をなにもしていなかったのに。これで、来年の山下りのリザーブができました。今なら、松垣を使おうと思います(8区・区間3位の田中について)もうちょいうまくすれば、区間賞とれたのに。とばしすぎです。。(2年連続シードをとれた要因は)いつもなら、がたがたいくところで、選手達が踏ん張ってくれた。これが一番大きい。(来季の目標)やっと2年連続でシード権がとれたので、優勝を目指したチーム作りをしていきたいです。そのために、全体のレベルをちょっとづつ上げていこうと思います。」


苅部コーチ
「(35年振りの2年連続シード権について)スタッフ誰も知らなかったんじゃないですか?うちはいい時と、悪い時がはっきりしていたから、よく頑張ったと思います。基礎は固まってきた。これで常連校になれれば。層が厚くなってきた。ずるずるいきそうな所で、粘ったし。誰が走っても シード権が取れる感じになってきた。(来季に向けて)短距離も長距離も来年入る新入生がいいから、今の選手もうかうかしていられないのでは。とにかく楽しみです。(長距離に関しては)あとは、エースがいればね。何年かで優勝を争えるようになるんじゃないですか。」

◆OBコメント◆


長嶺 貴裕 (03年度主将)
「みんなよくがんばってくれた。エース不在で心配していたが、みんなの力を合わせてがんばってくれたので、この結果に繋がった。(35年ぶりの2年連続シード権獲得について)シードが取れない取れないと言われてきたが、それを達成した今年のチームは強いチーム。今年から3年生中心だったし、来年にも期待ができる。(後輩へ)来年もこの結果に満足せずに上を目指してほしい。」

中村 洋輔 (03年度卒業)
「先輩としては嬉しい限り。2区の原田が頑張っていた。(2年連続シード権の難しさについて)シード権を取ると、予選会に合わせる必要がない分、どうしても気持ちが引き締まらない。今年のチームはそれを乗り越えたのだから、来年もそうなることはないでしょう。」

土井 洋志 (02年度主将)
「今のチームを良く知らないので、なんともいえませんが、1年、1年、選手が入れ替わり、戦力が安定しないのに、二年連続でシード権をとれたことはすごいと思う。ただでさえ、うちは選手層が薄いのに。結果が良かった人、悪かった人いますが、みんなよくがんばりました。」

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