第38回全日本大学駅伝競走対校選手権大会選考会 6月24日 東京・織田フィールド

全日本大学駅伝予選会
まさかの予選敗退…20秒差に泣く

 6月24日、心配された雨も降らず織田フィールドで、11月に行われる第38回全日本大学駅伝競走対校選手権大会の関東学連選考会が行われた。昨年に続き2年連続出場を狙う法大であったが、出場権がある6位に20秒差の8位に沈んだ。


最終組で追い上げを見せた圓井

<1組目>
 1組目に出場したのは友廣哲也と高嶺秀仁。レースは集団を作りながら、かなりのスローペースで進んだ。中盤、抜け出そうする選手もでるが、すぐに吸収され、大きな集団を形成したままレースは終盤戦へ。友廣、高嶺ともに集団の中程に位置していたが、7000メートル手前で高嶺が遅れはじめ、そのまま最後尾に順位を落とす。友廣は集団についていくがペースが上がらず25位。高嶺は39位と、不安なスタートとなってしまった。


友廣哲也C
「(今日のコンディションは?)悪かった。(実習の影響は?)実習は言い訳になりません。(スローペースの展開について)走りにくかった。(今日の結果を受け)これが実力でしょう。結果にずべて現れていると思う。(これからもっと練習もきびしくなりますね)個人個人の意識次第。(夏の課題)いつもしっかりと結果が残せる走りができるように走りこみたい。今日はたくさんの大学に負けたが、これはうちに力がないから。しっかり戦えるようなチームにしていかなければならない。」

高嶺秀仁A
「(今日の調子は)良かったが、何が悪かったのかわからない。(今日までどのような調整をしたか)いつも通り。(どのようなレース展開にしようと思ったか)ついていこうと思った。(結果について)最悪。先輩の足を引っ張ってしまった。(夏の強化ポイントは)すべて。」


<2組目>
 2組目には柳沼晃太と清水陽介が出場。1組目はスローペースだったが、こちらは1000メートル3分前後のペースで展開された。柳沼、清水ともに中盤までは先頭集団の前方から中央あたりにつける。しかし、、徐々に遅れ8000メートルをすぎた時点でさらに先頭集団から離されてしまう。結果は清水が15位、柳沼が16位。予選通過に向けて、さらに厳しい状況となった。


清水陽介C
「その時持っているものを全て出そうとは思っていたが、結果的には力不足だった。ずっと中距離をやっていたので1,2月からの走り込みができていなくてスタミナ不足だったと思う。(レース展開については)序盤はいいペースだったし粘れた。しかし後半になって集中力が切れてしまい集団から離脱してしまった。前を追えるだけの力が無かった。先頭集団にいれば、(同じ組を走っていた)柳沼が、自分に負けまいと前に行けただろうし、良い結果が出たと思う。後ろからスタートしてしまったために柳沼を引っ張っていけなくて、迷惑をかけてしまったのは自分の責任。(今後は)スタミナをつけて箱根を目指したい。4年生なのでチームのためには迷惑をかけたくないし、これからはチームを盛り上げていきたい。」

柳沼晃太B
「(今日の調子は)最悪。(今日までどのような調整をしたか)1週間前まで思うように練習を積めなかった。1週間で走れる状態にしなければならなかったので、走る前まで不安だった。(どのようなレース展開にしようと思ったか)2組目だしスローペースになるだろうと思っていた。1組目もかなりスローだったので…。でも3分ペースで速いと思った。不安になった。(結果について)5000メートルすぎから離されて追い付けそうで追い付けなかった。もっと粘って1位集団に追いついたら違う結果になっていたかもしれない。(夏の強化ポイントは)根本的に作りなおす。スタミナ、スピード、すべてやっていきたい。」


<3組目>
 いよいよ後がなくなった3組目は、箱根の山で沸かせた松垣省吾とチーム4番の記録を持つ姜山佑樹の2人。彼らには、この状況を打開すべく上位でのゴールが求められた。序盤、松垣は2000メートルを過ぎたあたりで中央学院大の選手と共に集団の先頭に踊り出てレースを引っ張る。姜山も前方に位置し中盤へ。7000メートル過ぎで城西大の選手が飛び出すが、すぐに松垣が差をつめる。9000メートル過ぎで、ペースが早まる中、姜山は集団から遅れ18位に終わり、一方松垣は先頭からやや遅れたものの、最後に粘り4位となり、追い上げを見せた。


松垣省吾C
「(今日の調子は)悪くなかった。(今日までどのような調整をしたか)調整はうまくいっていた。(どのようなレース展開にしようと思ったか)最後まで先頭についていこうと思った。思った通りのレース展開にできた。(結果について)個人としてはいいレースだった。チームとしては力を出せず残念。(夏の強化ポイントは)体力。ロングに対応できる体作りをしたい。」


<4組目>
 4組目には田中宏幸、圓井彰彦の両エースが出場。大逆転を目指した。レースは最初の1000メートルを2分44秒で入るハイペースな展開。田中は序盤から前方に。圓井はやや後方でレース展開をうかがっていた。すると6000メートル手前で田中がトップになり、集団を引っ張る。圓井も徐々にペースを上げ8000メートル直後から一気に3位に浮上。しかし、田中が次第に遅れだし結果は14位、最後まで粘った圓井は4位に入ったものの、2年連続での全日本大学駅伝本戦の切符は届かなかった。


圓井彰彦C
「(今日の調子は)悪くもなく良くもなく…少し悪いという感じだった。(今日までどのような調整をしたか)太らないように痩せることを目標にした。痩せれば走れることはわかっていたので。練習は普段通りにやった。(3組目までの結果を聞いて、どのような心境でレースに臨んだか)1組と2組が終わった時点でまずいと思ったが、3組で上に迫っていると聞いた。これは自分たちで頑張らなくてはと思った。(どのようなレース展開にしようと思ったか)今日は暑くて湿度も高いので、前半から飛ばすのではなく、ゆっくり後ろからいこうと思った。(総合8位という結果について)自分がもう少し頑張れば…と思った。でもみんなで頑張りたい。自分もみんなも頑張れば通れたかもしれないので。(この夏の強化ポイントは)合宿をまともにやれたことがないので、走り込みでけがをしないように出来る限りやりたい。あとは体調を崩さないようにしたい。」

田中宏幸C
「(1組の)高嶺の遅れた分を自分が取り戻そうと思って、ただ前へ行くことだけを考えて走った。(今日の調子については、この結果なので)良いとも悪いとも言えない。事実は自分が弱かったということ。とにかく強くなりたい。」
                              
出場組 選手名 順位 記録

1組

友廣哲也C

25位

31分31秒17

高嶺秀仁A

39位

32分22秒35

2組

清水陽介C

15位

30分28秒35

柳沼晃太B

16位

30分30秒34

3組

松垣省吾C

4位

30分18秒49

姜山佑樹A

18位

30分39秒76

4組

圓井彰彦C

4位

29分09秒55

田中宏幸C

14位

29分24秒84

OP

伊藤雅紀C

4位

30分23秒22

引場翔太B

6位

30分29秒30

 

総合成績

8位

4時間4分24秒85


*コメント*

成田駅伝監督
「(今回の結果見て)1組目が結果的に響いたが、それは結果論。私の調整ミスだ。あと、チームに多少(予選会を)舐めていた気運があった。今日の結果がよい薬になれば…。(インカレからの調整は?)出場した田中はよく走れていた。あとの2組目と3組目は現状ではあんなもん。それでも通るかと思っていた私のミスです。(今後について)これまで1万メートルをしてこなかったので、記録を狙わせて記録会に出て行こうと思います。夏は、現在1年生が走れていないので、どこに合わせてメニューを組むか迷っている。例年通りとはいかないと思う。1回目の合宿を見て考えたい。うちのようなチームは下級生を使っていかなくてはいけないチームなので、毎年毎年チームの底上げをしなくてはいけない。(今回エントリーしてない選手の状況は?)走れていない。うちのチームは、走れる人が走っていかないといけないのだが、今回下川原や後藤が機能してないのも敗因の1つか。(秋に向け)チームの立て直しをしなくては。うかうかしていては今日のように足元をすくわれてしまう。」


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