第75回日本学生陸上競技対校選手権大会 6月11日 横浜・日産スタジアム

日本インカレ・最終日

 天候に恵まれなったが、横浜・日産スタジアムで行われた日本インカレも最終日を迎えた。本日は、女子砲丸投げに谷本が出場。しかし、ベスト8に残ることが出来ず3回の試技で終了した。
 金丸の入学で一際注目を浴びた法大であったが、金丸以外の選手に表彰台がないという寂しい結果になった。入賞を果たした選手も2人に留まり、昨年同様に惨敗であった。一方、金丸は周囲の期待通りに関東インカレ・日本インカレを制覇。3週間後には、昨年に続く連覇を目指して日本選手権に臨む。44秒台、そして今夏の世界ジュニア選手権とまだまだ金丸からは目が離せない。
 今大会が終わり、残すところ春シーズンも2週間後の全日本大学駅伝予選会のみとなった。夏、そして秋の駅伝シーズンへ、“オレンジ”の季節がやってくる。


〜監督コメント〜

苅部監督
(大会を振り返って)残念な結果だった。(初日に金丸が優勝して)幸先が良かったのでチーム全体がこの調子で行けると思ったのだが残念。110mHの浦川の決勝進出まで0.02秒足らなかったことや三段跳びの青木が5pで入賞を逃すなどあと少しという選手など、最後の最後になってからの勝負弱さが露呈してしまった。練習時以上の力を発揮する選手もいれば、練習時は良い結果が出せるが本番になると力が発揮できない選手もいる。これは個人差によるものだとは思うが、今後(アジアジュニアや世界ジュニアなどの)大きな大会も控えているのでチーム全体でメンタル面での成長が必要になってくる。あと、リレーも予選は通過したかった。金丸だけでは勝てない。それを思い知らされた。金丸ワンマンのリレーチームにならぬよう相乗効果を期待している。宮沢が怪我で出れなかったこともあるし仕方ない部分もあるが。
(大会で得た収穫は)金丸が力を見せてくれた。条件が悪いなか結果を出してくれたので。本人は満足していないようだが評価できるものだ。さらに(昨年400mチャンピオンの)成迫を抑えての1位でありタイムも悪くないので今後に繋がる結果だ。砲丸の山田や3000mSCの斉藤も入賞というすばらしい活躍を見せてくれた。(苅部監督から見て金丸選手の様子・調子は)これからは日本選手権やアジアジュニア、世界ジュニアなどの大きな大会が迫っており、疲労をうまく蓄積させないでいくことが課題。能力が周りよりずば抜けていたため流すことができた高校時代とは違って、気を抜ける大会がないのでこれからは肉体的にも精神的にもさらなる強化が必要。しかし、金丸は他の選手と比べてもメンタルが強く練習のときだけでなく試合になっても高い集中力が発揮することができる選手だ。アジアジュニア大会で結果を出し、世界ジュニアにも出てメダルを期待している。
(1、2年生の若い力が活躍していることに対して)新しい芽が着実に育ってきて世代交代がうまくいきそうだ。着実に成長していると感じるし、4年生が去っていく中で金丸を中心にチームの主体になりつつある。その中からも何人かをアジア大会に送り出したい。
(今後は)トラックでやる競技として一番大きな大会であった日本インカレが終わり、短距離陣は日本選手権や国際大会を個々人が目指していき、長距離陣は箱根を目標に駅伝に力をいれていくだろう。


*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
女子砲丸投げ決勝
19位
谷本智恵美A
12m53


第75回日本学生陸上競技対校選手権大会 6月10日 横浜・日産スタジアム

日本インカレ・2日目
斎藤・山田が入賞も表彰台0と厳しい結果

 昨日から始まった第75回日本学生陸上競技対校選手権大会も2日目。本日は、期待の男子三段跳びの十亀・青木と男子砲丸投げの山田が登場した。砲丸投げの山田は、突然降り始めた雨の中、表彰台こそ逃したものの最後の投擲で自己ベストを更新した。また、3000mSCに出場した斎藤も関東インカレに続いて入賞を果たし、秋以降の駅伝シーズンに向けて新戦力が現れた。しかし、期待が集まった男子三段跳びでは、十亀・青木ともに4回目の試技に進めず、4×400mリレーもアンカー金丸の猛追も及ばず、昨年に続き決勝に進むことができなかった。
 いよいよ最終日を迎える日本インカレだが、女子砲丸投げを残すのみとなってしまった法大。秋に弾みをつけられる結果を期待したい。


〜入賞選手コメント〜

連続で入賞を果たした斎藤
斎藤雄太郎選手(3000mSC7位入賞)
「(今日の調子はどうだったか)昨日の試合が終わってから、突然足に炎症ができてしまい足が痛かった。しかし、昨日痛めたところに針を打ってもらったりしたので、今日は痛みも治まり気にならない程度だった。疲れなどは自分でもびっくりするくらいなくて調子は良かった。行けるかなと思った。(最初前に出ていたがレース展開はどうだったか)失敗した。いつもなら集団の中でレースができていたが、(今日は)まわりが互いに牽制していたせいか遅かったため、前に出てしまった。いつもはやらないことをやってしまったのは失敗だった。集団で落ち着いていけばよかった。(タイムについてはどうか)1000や2000の通過タイムは遅かったがベストの2秒差でもあるし、セカンドベストが出せたから良かったと思う。(最近はぐんぐん力がついているように思うが)確かに去年は下の方だったのに今年は本当に調子がいい。(何か特別なトレーニングはしたのか)そういうわけではなく、去年1年間怪我をせず上のチームで練習できたことが良かったと思う。ねばる力がついた。(今後は)長い距離を走って、駅伝などに絡める選手になりたい。3000mSCだけじゃないところを見せたい。」

山田壮太郎(砲丸投げ4位入賞)
「(自己ベスト更新したがどうだったか)更新できて良かった。調子は良かった。優勝を目標にしていたから残念なところはある。金丸と二人で優勝しようとしていたから少し力んだのかもしれない。(最終投てきでの記録更新だったが、前の投てきであせりはあったか)4投目で抜かれてあせったが、ついていこうと思った。5投目で感じをつかむことができ、6投目でよく投げられたと思う。(全国の選手を相手にして収穫などはあったか)自分との闘いだったからあまり他の選手は意識しなかった。しかし自分がどのくらい全国で通用するかは試してみたかった。(今後の目標は)3位の井元(日大)に今年中には勝ちたい。」


*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
男子110mH予選 3組4着 準決勝進出
渡辺和敏A
14秒41
4組3着 準決勝進出
浦川 彬C
14秒40
   〃    準決勝 2組4着 決勝進出ならず
浦川 彬C
14秒23
3組5着 決勝進出ならず
渡辺和敏A
14秒56
男子400mH予選 1組4着 決勝進出ならず
清水翔吾@
52秒41
2組3着 決勝進出ならず
矢野秀樹B
51秒45
4組3着 決勝進出ならず
西村 翼C
51秒05
3000mSC決勝
7位
齋藤雄太郎A
8分54秒40
男子三段跳び決勝
10位
青木祐輔B
15m47
21位
十亀慎也A
14m98
男子砲丸投げ決勝
4位
山田壮太郎A
16m35
17位
田中雄介A
14m20
女子100mH予選 2組8着 準決勝進出ならず
山口真衣@
15秒52
男子4x400mリレー予選 3組4着 決勝進出ならず
森-矢野-清水-金丸
3分10秒13



第75回日本学生陸上競技対校選手権大会 6月9日 横浜・日産スタジアム

日本インカレ・1日目
王者の風格 金丸学生NO.1!!

学生王者に輝いた金丸
 グラウンドに朝から降り続ける雨が水溜りを作る悪条件下で、第75回日本学生陸上競技対校選手権大会が横浜・日産スタジアムで開幕した。例年より1ヶ月早く行われた今大会。法大からは、男子12種目、女子3種目の計20人がエントリーされた。
 初日の本日は、男子400mに関東インカレで大学初タイトルを得たルーキー金丸が出場。予選を圧倒的な力で通過すると、決勝では前年度チャンピオンの筑波大・成迫を退け、1年目にして学生王者のタイトルを獲得した。また、3000mSCに出場した斎藤もラストの接戦を制し、明日の決勝に駒を進めた。
 2日目の明日は、関東インカレで惜しくも優勝を逃した男子三段跳びの十亀、青木と男子砲丸投げの山田が登場。表彰台、さらには優勝の期待がかかる。


〜入賞選手・監督コメント〜

表彰台で笑顔を見せる金丸
金丸祐三(関東インカレに続き400m優勝)
「(率直な今の気分は)ホッとした気分とくやしい気分が入り交じっている。(ゴール後の納得いかないように見えた表情について)46秒台という記録を見て(悔しいという表情が)顔に出てしまった。まだ45秒台が出れば普通に喜べたはず。ホントは大会新を狙っていた。(イメージ通りの走りは)全然できなかった。ただ走っただけという感じ。(調子は)予選の方がよかった。決勝は疲れが残ったままのレースだった。(7レーンというレーンについては)成迫さんの外側ということで少し意識はした。しかし、自分の走りを一番に考えるように集中した。(関カレが終わってからの三週間は)一週目に風邪をひいてしまい休養をとり二週目は風邪からのコンディション調整をし、三週目は全カレを意識したトレーニングをした。しかし、今振り返ると(練習の)つめが甘いと思う。(次レースの日本選手権について)自己ベストを出せるようにがんばりたい。」

成田駅伝監督
「(今日の長距離陣を見て)まあまあですね。田中はずっとハーフの練習ばかりしていたから、結果はしょうがない。練習はできているし、今日もうまくまとめられていた。(3000mSCの斎藤選手について)2回(関東インカレと日本インカレ)決勝に進んでいるから大したもの。関カレのようにうまく入賞することができれば、長い距離も任せられるのだが。(今年は関東インカレから日程がありませんでしたが)調整は難しかった。記録がでなくてエントリーできなかった選手はそれまでのこと。こればかりは騒いでたって何とも成らないですから。(日本インカレが終わるとすぐに全日本大学駅伝の予選会がありますが)まだメンバーが絞りきれない。今回走ってないものも今はどんぐりの背比べ状態。頭が痛いところ。」


*法政大学 個人成績*(丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
男子400m予選 1組1着 決勝進出
金丸祐三@
46秒60
   〃   決勝
1位
46秒09
男子400m決勝 2組10着 決勝進出ならず
清水陽介C
4分02秒91
男子10000m決勝
12位
田中宏幸C
29分07秒88
3000mSC予選 2組4着 決勝進出
斎藤雄太郎A
9分01秒82
男子棒高跳び決勝
16位
丸山怜史@
4m80
男子走り幅跳び決勝
24位
寺嶋隆司C
7m03
女子100m予選 1組8着 準決勝進出ならず
信高宏美@
12秒89



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