第93回 日本選手権


 毎年開催される日本陸上競技選手権大会が、今年は広島ビッグアーチで行われた。
 法大からは6名が出場。うち3名が入賞を果たした。
 今年の日本選手権は、8月の世界陸上ベルリン大会の選考会も兼ねており、400mの金丸が3大会連続3回目の出場を決めた。


小林雄一選手(男子200m 6位)


初出場で入賞を果たした小林
 小林は日本選手権初出場ながら6位に入賞した。決勝では日本代表の社会人選手らを相手に走り、先日の関東インカレで出した自己ベストをさらに更新。20秒79を叩き出した。
 昨年はゴールデンルーキーとして期待されていたものの、思うような結果が出なかった。しかし今年は関東インカレ、日本選手権と続いて自己ベストを更新している。まだ2年生。今後も成長を遂げることは間違いない。


―今日の決勝を振り返っていかがでしたか
 
欲がでてしまって‥、足がつったりしてあんまりよくなかったです。

―そのなかでも今日は自己ベストを更新する20秒79を記録しましたが
 
あれは(風の)条件がよくて出ちゃった、という感じですね。

―初の日本選手権出場で、普段戦わない社会人と競い合いましたが
 
グランプリとかで社会人とはやったことがあるんですけど、まぁ手応えはありました。

―今後の目標をお願いします。
 
9月にインカレがあって、そこまでまだ時間はたくさんあるのでA標準狙って頑張っていきたいです。


山田壮太郎選手(男子砲丸投 優勝


今年好記録を連発
 
 今年の織田記念で、日本5人目の18mプッターとなった山田。期待に見事応え、初優勝を果たした。優勝記録は、自己ベスト更新となる18m47。日本歴代3位という高記録だ。
 日本記録の18m56も見えてきた。その記録保持者である畑瀬を抑えての優勝は、さらなる飛躍への大きな一歩となるはずだ。



―優勝おめでとうございます。優勝した感想をお願いします
  とにかく嬉しいです。

―今日は自己ベストを更新する18m47を記録しましたが
  今日は、一生懸命投げれば勝てると思ってました。その結果、自己ベストがでてよかったです。

―今後の目標をお願いします
  次は7月に台湾で試合があって、初めての海外での試合なので気持ち的にびびらずにいきたいと思います。



(左)
優勝を決め喜ぶ山田。
花束を贈呈される。



(右)
表彰台での笑顔。


金丸祐三選手(男子400m 優勝
 高校3年生で優勝してから、今年でついに5連覇。世界を目指す金丸は、もはや日本に敵なしと言っても過言ではない。
 決勝では良いスタートが切れたわけではない。しかしバックストレートで一気に追い上げ、見事優勝を果たした。
 記録は45秒45と自己ベストには近くなかったが、これで3大会連続で世界選手権への出場が内定。世界にリベンジするチャンスを再び得た。
 目標である44秒台を出せば、世界はぐっと近づく。ベルリン大会まであと少し。今年の夏は、金丸が熱くするだろう。






見事5連覇を果たし、
手を突き上げる金丸。




おなじみの"金丸ダンス"を
披露。
世界選手権でも、このダンスに注目だ。

もはや表彰台の頂は金丸の定位置に


〜広島遠征後記〜
連日30度だった広島遠征。暑さでバテそうななか、選手の皆さんに元気づけられました。

新幹線の終電の都合で金丸さんのコメントをとることができず、悔しい思いのまま広島を後に…。
本当に申し訳ございません。

取材に協力していただいた選手の皆さん、本当にありがとうございました。今後の活躍を期待しています。

次の取材は9月の日本インカレです。陸上班一同、精一杯取材してまいりますので、今後もスポーツ法政をよろしくお願いします!

写真:ビッグアーチの最前列でカメラを構える陸上班のS


法政大学 個人成績 (丸数字は学年)

種目 成績 選手名 記録
男子200m 6位 小林雄一A 20秒79
男子400m
優勝
金丸祐三C
45秒45
男子110mH
4組5着 予選敗退
大蔵崇史C
14秒28
男子400mH 1組2着 予選敗退 岸本鷹幸@ 52秒08
男子砲丸投 優勝 山田壮太郎C 18m47
女子走高跳
11位
藪根ゆいB
1m65