2004年度ブロック編成表
 法政大学トマホークス公式サイト  法政大学トマホークスファンクラブ
IVY-SAMURAI BOWL
リーグ戦: 早大戦 明大戦 日体大戦 立大戦 一橋大戦 横国大戦
オープン戦: 専大戦 関東学院大戦 関大戦 中大戦

覇気のない早大を圧倒
2年ぶりのブロック優勝を決める

SCORE
チーム1Q2Q3Q4Q
法 大171434
早 大14

 早大に2年越しの雪辱を果たすべく、リーグ最終戦に臨んだ法大。しかし試合は早大がプレーオフをにらみ戦術を温存したため、法大が前半から攻守共に早大を圧倒する。さらに後半に入ると早大が勝利を諦めるような采配を行った影響もあり、完全に法大が試合をリード。結局34-14で早大に勝利し、2年ぶりのブロック優勝を飾った。

1Q

 法大のキック、早大のレシーブで試合がスタート。試合開始直後の早大1stシリーズ、法大は早大FB島崎の中央へのダイブによって一気に60ydsもの前進を許し、エンドゾーン15yds地点まで前進を許してしまう。さらにこの試合リーディングラッシャーのRB新田潤に代わって出場したRB田嶋のダイブによって先制点を奪われてしまう。いきなり先制を許した法大。直後のOFシリーズではQB市川のSGからのキープ、スクランブルを軸にプレーを組み立てる。さらにはオーディブル後に、今季これまで使われていなかったI体型からのオプションも使用する。このシリーズではTDに繋がらないものの、LB飯塚のFGが成功し、3点を獲得する。一方法大DFは積極的にQBにプレッシャーをかけ、早大のパスを封じ込め、得点を許さない。続いて迎えたOFの際には市川、伊藤喜のオープンへのランが効果的に決まり始める。このシリーズで得点を挙げることは出来なかったが、QB菅原の好パントによりモメンタムをキープする。

2Q

 2Q開始直後の早大OFを早々とパントに追い込んだ法大は続くOFシリーズでパスとオプションを織り交ぜた攻撃を展開する、特にこのシリーズでは市川の頭脳が冴え渡り自身のキープと伊藤喜へのピッチが的確に成功。法大はテンポよく前進を始める。そしてモメンタムを掴んだまま伊藤喜の11ydsTDランが決まり逆転に成功する。さらに直後のDF時にも連続してフレッシュされるも、CB大浦の好カットで早大OFをシャットアウトする。法大DB陣の好プレーはこれに留まらず、SF鹿島が2シリーズ連続してインターセプトに成功し早大を波に乗せない。OFもこれに応え、鹿島の2度目のインターセプトで得た直後のプレーで丸田がオープンを走り、追加点となるTDを挙げると、続いて迎えたシリーズでもスピード感抜群のランニングプレーで着実にゲインを奪い、2Q終了直前に飯塚のFGで得点を奪い、早大を一気に突き放す。

3Q

 後半は法大のレシーブで開始。これを自陣30yds地点までリターンし、法大は攻撃をスタート。法大は前半同様オーディブルを繰り返して早大DFを混乱させようとする。最初の市川のキープこそロスタックルを浴びるが、すぐにフレッシュすると、ここでオプション展開。オープンを走る伊藤喜は市川からボールをピッチされると、そのまま直線的に50yds先のエンドゾーンに到達し、TDランを成功させる。またディフェンスも前半同様攻撃的な守備がうまく機能して、早大の前進を許さない。こうなると試合は完全に法大のペース。続くOF時にも市川、伊藤喜のコンビネーションが冴え渡り、面白いようにゲインしていく。このシリーズでは最後にRB伊藤尚がエンドゾーン11yds前からのTDランを決めて、早大を突き放す得点を奪う。そしてDFが早大にフレッシュを許さずパントに追い込むと、直後のシリーズではQBに菅原が投入される。しかし菅原は動きにいつものキレがなく、スクランブルでダウン更新こそ成功させるが、続いて放ったパスが早大DFの手に渡り、公式戦初のインターセプトを喫してしまう。 

4Q

 ターンノーバーによって攻撃権を失った法大だが、DFが粘りを見せ、得点には繋がせない。しかし続いて迎えたOF時にキーププレーを行った菅原が痛恨のファンブル。再び攻撃権が早大に移ってしまう。さらに今度はDFの粘りも通じず、早大にTDランを成功されてしまう。早大は直後のキックオフの際にオンサイドキックを試みるが、これは法大の二上がカバーする。ここでQBに再び市川が投入される。だが、ここではダウン更新に至らず、パントに追い込まれてしまう。この後も攻撃陣は再三チャンスを作るが、後一歩のところで得点につなげることが出来ない。しかしDFが最後まで集中力を切らさず、これ以上の失点を許さなかったため、法大がこのまま34-14で逃げ切り、2年越しの雪辱を果たし、同時に堂々のブロック優勝を達成する。

今後に向けて

 リーグ戦の天王山ということもあり接戦が予想されたが、早大は最初からプレーオフで対戦する可能性のある法大を警戒し、戦力を温存していたこともあり、あっけなく決着がついてしまった感もぬぐえない。しかし「OFは途中で集中力が切れていた。4Qが0ということは逆の立場ならうちは負けている」と試合後に伊藤喜が語るように勝利を放棄した早大に対してOFが4Qに得点を挙げられなかったのは大きな反省点だ。今季の法政は勢いに乗ったときの一体感はすばらしいが、その反面一度歯車が繰り始めると修正が出来ないという悪い点がある。特にこれから先は負けた時点でシーズンが終了してしまう過酷なプレーオフが始まる。常に安定した力を出せるようにしっかりと調整をしてまずは関東連覇を成し遂げて欲しい。

コメント

大森監督:「よかった。OFは時間を使えていたし、プレーも出ていたので、序盤先制されてもイケルと思っていた。今日は市川を最初から通して使うつもりだった。DFもタックルが甘かったが、まあよかった。今年は結果的に横国に負けて危機感が出た。もしスムーズにいっていたら今日は負けていたかもしれない
(プレーオフについて)専修は嫌だ。DFがいいチームという印象がある。今年はDFで持っている。」

青木助監督:「よくない。最後まで集中できておらず、心が弱い。実力はあるのに力を出し切れてない。例年よりも状態はよくない。これではクラッシュで負けるかもしれない」

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