| 関東大学アメフトリーグ戦 Aブロック 法政大学 VS 日本大学 |
| 34 法政大学 |
13 | 1Q | 7 | 38 日本大学 |
|---|---|---|---|---|
| 14 | 2Q | |||
| 7 | 3Q | |||
| 0 | 4Q |
| 51−32−1 | パス(試投−成功−INT) | |
| 461YDS | パス獲得ヤード | |
| 113YDS(28) | ラン獲得ヤード(ラン数) | |
| 3-2 | フィールドゴール 回数−成功 |
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オーバータイムの末、早大との激闘を制してAブロックを突破した法大トマホークス。甲子園ボウルの出場権をかけて古豪日大と対戦した。日大は近年最強と言われるメンバーで、危なげなくBブロックを勝ちあがってきた。日大の脅威は攻守共に強力なライン陣とエースRB金の存在だ。天気は良好で風もあまりなく、選手にとってはゲームのしやすい環境での芝のフィールドで日大のキックオフで試合は始まった。果たして甲子園ボウルに進むのはどちらのチームか。 法大の1シリーズ目は、自陣33yds地点から始まった。試合開始早々、QB菅原からRB渓本へのパスが通り敵陣深くまで進み、その後もWR樋口がG前2ydsまで攻め込む。このままTDかと思われたが、日大DFに粘られ結局このシリーズはFGで終わり先制するも、3点という結果で終わる。続く第2シリーズ、今度はWR本間や、菅原の中央突破などで、攻め込むもこのシリーズもFGで終わる。なかなかTDを取ることができない。日大OFはQB木村からWR小嶋へのパスでダウンを更新していく。しかし、法大DFはギャンブルをしっかり止め、流れを相手に渡さない。このチャンスを法大OFは逃さず、菅原自らがキープしてTD。13‐0とする。ここから日大の反撃が始まる。地上では金に走られ、空中では小嶋に取られる展開が続く。法大DFは集まりでなんとか止めるものの、ついに失点を許す。 第2Q、最初の法大の攻撃はTE東へのパスが3本連続で通る。それに続いて菅原からWR戸倉へのパスがDFに当たるも戸倉の胸元にしっかり収まりラッキーな追加点を得る。順調にダウンを更新する法大はロンリーセンターからのトリックプレイなどで日大に揺さぶりを掛け、RB原のTDでスコアを27‐7とし、20点差をつける。直後の日大OFのシリーズ。WR松林・小嶋・TE吉田にパスを通し敵陣まで攻め込まれ最後は金に決められる。日大の勢いは止まらず、前半終了間残り1秒でもFGを決められ前半最後に失点を許し、流れを日大に与えたまま27‐17で前半を折り返すことになった。 前半終了間際の勢いそのままに、日大のOFは止まらない。経験豊富でタイミング抜群の強力なOLに法大DLは手も足も出ない。木村はただパスターゲットが空くのを待つのみといった具合でリズムよくパスが通り小嶋にTDを許し、点差はついに3点となりゲームの主導権は完全に日大へと変わってしまった。しかし、第3Q残り7分。法大LB影澤が左からオープンブリッツに入り、完全に死角だった木村をサック、さらにファンブルしたボールを影澤自ら確保。このプレイで木村は負傷しモメンタムを奪い返した。直後のOFは戸倉が二人にタックルされながらも体を延ばし引きずりながらTD。点差を10点と日大を引き離しにかかる。このままゲームは法大の流れになったかのように見えたが、金に62ydsの独走TDを許しすぐさま点差を縮められてしまう。 第4Qに入っても、日大の勢いは衰えない。金のランでじわじわ法大陣内まで進む日大。法大DFも4thダウンギャンブルを止めたかに見えたが、パーソナルファウルにより罰退、このチャンスからTE広瀬に2ydsのTDを許し、ついに逆転されてしまう。OFはダウンを更新するも、あと一歩のところでTDにつながるプレイがうまくいかず、34ydsのFGチャレンジも失敗。得点を加えることができない。耐えるDFはCB丸山がサイドラインぎりぎりでインターセプト。気迫のプレイでOFに望みをつなぐ。しかし、G前で戸倉に放った菅原のボールはDFと競り合う戸倉に当たり、不運にも相手にキャッチされターンオーバー。最後の法大OFのシリーズ。菅原のスクランブルで進み、ベンチも観客も奇跡を信じ一体となる。栗原へのパスが通り、逆転のTDまで残り5ydsとなった4thダウン。残り41秒のラストプレイ。菅原が密集地帯の戸倉に放ったボールは無常にもDFにカットされ、地面へと落ちる。万事休すその瞬間3連覇を狙ってこの1年間戦い続けた法大トマホークスの夢が終わる。 この2年半、学生に対して100%の勝率だったトマホークスはいつしか、「勝つ」のが当たりまえとなってしまっていた。彼らはそのプレッシャーのなか戦い続けただろう。甲子園三連覇は成し遂げられなかったが、この敗戦は決して恥じるものではない。この負けを次に生かして新たな歴史を作り上げて欲しい。
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| ・青木監督 | 「出足が疲れていた。前節の早大戦でOVTがあったため人を欠いた中よく頑張った。練習したプレーがあったがサインを出せなかった。準備をしていたがお見せすることなく終わってしまった。コーチ陣を大改造しないといけない。学生に申し訳ない。(上羽選手が試合に出なくなったが)壊れていない。試合中の負傷は内村が倒れたくらい。ゴール前の詰めがスムーズに行けば大量得点に持っていけた。最後のプレーが最悪だった。スタートから苦戦すると思っていたが、思いのほか押していたので選手たちの気が緩んでしまったのではないか。来年からまた連覇を狙って頑張っていく。来年は互角に戦えます。学生と意見が合わず、選手たちに申し訳ない。負けたのはコーチのせい。」 |
| ・LB上羽主将(4年) | 「気持ちでは、負けていなかった。最後まで出れなかった自分の責任です。精一杯やってきただけに、悔しい。やはりスキルの面など自分たちが劣っていた。主将として、監督をはじめスタッフ、チームメイトなど沢山の人に支えられて、とても感謝してる。本当に楽しい4年間でした。言葉じゃ言い表わせないほど自分を変えてくれた。後輩たちには、残りの2週間で、伝えられることを全て伝え恩返ししたい。」 |
| ・TE東(4年) | 「今日は勝負所で取れなかった。日大は強かったが、自分たちのミスで負けてしまった。相手の打倒法政という執念にやられた。今年みんなで一丸で頑張ってきたが、最後に結果が出なかった。トマホークスでの4年間は、いい仲間に囲まれていた。また普通の学生では経験できない大学での部活は、本当に楽しかった。後輩たちには、とにかく絶対ライスボウルで勝って欲しい。」 |
| ・QB菅原(4年) | 「全力を出し切った。その結果、日大が強かった。 (相手チームは)全員が強いのはわかっていたから 周りを活かしたかったが、うまくいかず残念。 1年間やってきた結果勝てず、それは4年の責任。 今年1年は下級生が本当によくやってくれた。 甲子園に連れていけなくて申し訳ない。 (4年間では)「全力でやる」それがトマホークスのすべてであることを教わった。 それでも勝てなかったことは、本当に悔しい。 来年は日本一になってほしい。力不足だったのは自分の責任。 日本一になれるよう、来年は全力でサポートしたい。」 |
| ・RB石垣(4年) | 「要所要所のミスがあった。イエローやG前でのミスがあった。今年は勝てるチームだったから今年しかないと思っていた。一人では何もできないことを学んだ。支えがあって自分は成り立つのだと。(後輩たちへ一言)切り替えて、チームを作ってほしい。日大・関西に負けるな。」 |
| ・RB渓本(4年) | 「接戦だったが、負けは負け。今年RBは、下級生に助けられながら4年3人力を合わせてまとまっていたと思う。それだけに、負けてしまって後輩たちには申し訳ない。でもこの4年間は自分にとって最高の財産。」 |
| ・SF樋田(4年) | 「日大は絶対に強い相手だということはわかっていた。自分たちのシステムに自信はあったが、結果は結果。(日大OFに対し)ロングはしょうがいないとして、小刻みに進められそれを止められなかった。悔いが残ってしまった一年。この悔しさは果たせない。法大トマホークスの人たちに日本一になってもらいたいので、そのためには社会人になっても協力していきたい。(この4年間で)普通の大学生では経験できないことができ、人として変われた。集団生活の中で最高学年だったので引っ張っていかなければならないことを学んだ。親に感謝したい。面と向かって感謝を言える。(後輩には)一つ一つに敏感になってもらいたい。試合後に涙がでないのは、当然勝てるだろう、という気持ちがあったから。この油断が鈍感になってしまった。アメフトは鈍感ではダメなスポーツ。小さいことにも敏感になって欲しい。」 |
| ・QB田口(4年) | 「くやしい。先をみすぎていたのかもしれない。そのせいで一番やらなきゃいけないことをおろそかにしてしまった。日本一をみすぎて、やり残したものがあったはず。充実した4年間だった。とことん勝ちにこだわった。負けたけどいいチームと仲間に出会えた。いい思い出。(後輩たちへ一言)悔しさをわすれないで生かしてほしい。」 |
| ・OL中村(4年) | 「日大DLはユニットとしてまとまっていて強くていいDLだった。すごく勝ちたかったです。負けたことには必ず理由があるから。来年自分はコーチとして残るので、そこで日本一になりたい。後輩には同じ思いをさせたくないから来年頑張る。周りの支えでここまでできた。4年間で成長しました。この4年間は無駄じゃないです。(後輩たちへ一言)日本一のユニットになること。」 |
| ・LB細井(4年) | 「結果がすべて。今年1年は後輩が要求によく応えてくれて、 頼れる後輩だった。ふがいない先輩で申し訳ない。 来年こそは殺せ、と伝えたい。 トマホークスでの4年間は勉強になった。学べたことが多い。 勝つ喜び、負ける悔しさ、普通じゃできないこと。楽しかった。」 |
| ・CB山中(4年) | 「日大は強かった。でも決して勝てない相手ではなかった。自分らのミスで自滅してしまった。この1年ケガで、なかなか出れずチームに貢献できなかった。この四年間本当にいいチームでやれた。充実した毎日だったし、楽しかった。後輩たちには、今日の悔しい思いを忘れずに頑張って欲しい。」 |
| ・LB内村(4年) | 「悔いが残る試合だった。用意してきたプレーを全然使いこなせなかった。今日はDFで負けた。本当に情けない。正直負けた実感がしない。自分としては、二高時代も日大三高に負けて、引退したため特別な思いで、試合に臨んだだけにとても悔しい。今年は、DFリーダーと副将を兼任していたが、どちらも中途半端になってしまった。でも自分は今の4年生が大好きでした。また色んな人に支えられて、充実した1年でした。それだけに最後が悔やまれる。自分の中でトマホがあって、他のことがあるというぐらいに無くてはならないものでした。引退してからのことが、正直想像できない。後輩たちには、良いものは継続し、足りないところは補って、新しいチーム作りをしていって欲しい。勝ち続けることの難しさも知ったと思うので、来年に期待したい。」 |
| ・WR樋口(4年) | 「高校時代に日大三高に負けた時と同じメンツが揃っているので、日大には絶対に負けられなかった。ミスで自滅して負けてしまった。戸倉や栗原といった素晴らしいライバルたちに負けないように張り切ったが結局抜けなかった。(トマホークスの4年間で)折れない心になったと思う。(後輩は)これから日大に負けてメディアにバッシングされるかもしれないが頑張って欲しい。この悔しさを糧にして日本一になってもらいたい。」 |
| ・CB遠藤(4年) | 「今までの法大の歴史上のことを考えると宿敵であり、関係者のためにも日大は絶対に負けられない相手だった。DFだけど、自分から攻めに行くことを心がけていた。正直日大のOF、レシーバーはたいしたことなかったが・・。けが人が多くチーム全体での取り組みが難しくなってしまった。DB最上級生で自分が引っ張っていかないと思っていた。自分がもっと凄い選手だったら良いお手本となれたんですが・・。2,3年で日本一に導いてくれた同級生に感謝したい。これからも周りの人たちへ感謝の気持ちを忘れない。(後輩へ)スポーツは結果が全て。負けないように頑張ってもらいたい。」 |