激戦の末、辛くも白星


関東大学アメフトリーグ戦 Aブロック
法政大学 VS 一橋大学
○2007.10/21 アミノバイタルフィールド 晴 観衆1178人 


26
法政大学
16 1Q 14
一橋大学
2Q
3Q
10 4Q

 
21−13−1 パス(試投−成功−INT) 12−4−1
239YDS パス獲得ヤード 30YDS
169YDS(26) ラン獲得ヤード(ラン数) 176YDS(42)
3-2 フィールドゴール 回数−成功 0-0


 開幕4連勝と相変わらずの強さを見せる王者法大トマホークス。今節の相手は、こちらも開幕4連勝と波に乗る一橋大。チームの売りであるラインの強さを生かしたパワフルなランOFを軸とした破壊力のある攻撃で、ここまで勝利を重ねてきている。前節の専修大戦で初失点するも未だDFでは、失点を許していない法大としては今日の試合では、DFのプレーが鍵となってくるだろう。とくに、相手の強力OFラインに対する、DFラインのプレーが見所である。青く澄んだ秋晴れのなか、法大K宮本のキックで試合は、開始された。

 一橋大OFの第1シリーズ、強力ラインを生かしたRB渡辺のインサイドのランで攻撃するも法大DFは、一橋大の4thダウンギャンブルも落ち着いて抑え、ダウンの更新を許さない。続く法大OF第1シリーズで、エースRB溪本のロングゲインなどでゴール前に迫り、最後は今季初となるK姜のFGで先制。第2シリーズもQB菅原からのパスをWR樋口がキャッチ、相手のタックルを巧みに交わすラン・アフター・キャッチで混戦を抜け出し、そのまま独走TD。次の第3シリーズでもRB溪本のモーションからのオープンのランで66yd.のロングゲイン、ゴール前のチャンスもRB溪本がTDに結び付け、着実に得点を奪っていく。しかし、第2Q、法大OFのWR本間のフリーフリッカーパスが、インターセプトされて、ここから流れが変わる。ターンノーバーにより迎えた一橋大OFの第5シリーズ。RB渡辺のラン、QB加藤のキープでダウンを更新していく、そしてRB渡辺が20yd.TDラン。ここまで無失点を続けていた法大DFが、遂に初失点を許す。すぐさま反撃に転じる法大だが、ゴール前まで迫ったOFで、K宮本のFGトライが失敗に終わり、前半終了。法大はリードしているものの攻守に、ミスが多く流れに乗ることができない。

 後半開始、法大の第1シリーズ。菅原からのパスが通らず、この試合初めて法大の攻撃がパントで終わる。すると、続く一橋大の第1シリーズで、またしてもRB渡辺とQB加藤のコンビに、スクリーンやキープからダウンを更新され、最後はQB加藤からのTDパスが、WR中島に通る。TFPもホルダーのファンブルで失敗かと思われたが、そこからパスが通り2点を獲得し、16−14の2点差に迫られる。流れは、完全に一橋大に傾き、王者は追い込まれる。その後は、一進一退の攻防が続いていく。この均衡を破ったのは、菅原に変わってQBについた小田。完璧なパフォーマンスとは呼べないものの丁寧プレーで、OFを導く。そして、ゴール前2yd.の地点から自らエンドゾーンに走りこみTD。このOFに応えるように、DFもCB丸山がインターセプトを奪う。このインターセプトで得たドライブを、OFはFGに持っていき、一時は2点差まで迫られた苦しいゲームを制した。

 この勝利により法大は、5連勝となり甲子園3連覇、その先の日本一へまた一歩歩を進めた。ただこの試合では、DFの初失点、DL陣のライン戦での苦戦、パスOFの精度の低さなど攻守に、多くの課題を残す結果となった。これから佳境に向かうリーグ戦、その先のステージに大きな不安を感じさせる。


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・青木監督 「一橋は、強かった。ただそこまでの相手ではなかった。やはり選手たちがなめているところがあった。ある程度想定内の試合だったが、今日はOFが悪過ぎた。次頑張ります。」