苦しみながらも白星


関東大学アメフトリーグ戦 Bブロック
法政大学 VS 中央大学
○2006.10/15  川崎球場 晴 観衆1051人 


20
法政大学
1Q
中央大学
2Q
13 3Q
4Q

 
32−19−0 パス(試投−成功−INT) 33−11−1
233YDS パス獲得ヤード 115YDS
25YDS(18) ラン獲得ヤード(ラン数) 121YDS(41)
3-0 フィールドゴール 回数−成功 1-1


 前節、QB菅原を負傷で欠きながらも、エースRB丸田の260ydsを獲得する活躍と初のスターターながらも落ち着いたプレーで、オフェンスをリードしたQB小田の活躍で快勝を見せた法大トマホークス。今節の相手は中大。日大、早大の強豪に僅差で敗れるものの関東屈指のライン、好ランナー宮幸を擁し苦戦が予想される。この試合では、春のオープン戦中大DLに圧倒されたOLの奮起に期待したい。

 試合は、強風吹き荒れる中始まった。この試合の法大QBは、前節に続き小田。横国大戦同様の活躍が期待されるところだ。しかし、前半のオフェンスでは、中大DLの果敢なラッシュ、強豪との対戦というプレッシャーにより、オフェンスを上手くリードすることができない。そんなQB小田を、OLはきっちりとパスプロテクションで守っていきたいところだが、DT李を中心とする関東屈指の中大DLのパスラッシュに、法大OLは圧倒される。こうなるとエースRB丸田の足に期待が集まるが、OLのランブロックが上手くいかず、インサイド・オープンともにランが出ない。前半唯一の得点機会だったFGトライもK溪本が外してしまう。オフェンスがダメならディフェンスでリズムを作りたいところだが、カットバックランナー宮幸のランと要所でのパスでダウンを更新されていく。そして、今季リーグ初失点となるFGを決められ、前半をまさかの0−3というスコアで終える。

 リードを許し迎えた後半。法大は、徐々に本来の力を出し始める。第3Q3分に、落ち着きを取り戻してきたQB小田から、TE東に5ybsのTDパスが決まり、後半開始早々に逆転。さらに、ランを完全に止められていたRB丸田が、QB小田からのパスをキャッチ。そこから見事なラン.アフターキャッチを見せ、そのままエンドゾーンに走り抜け、38ydsのTDパスが決まる。やっと本来の力を見せた法大オフェンスだったが、この最大の功労者は、要所でターンノーバーを奪い粘り強いディフェンスを見せていたディフェンス陣だった。法大は、第4Qにもゴール前に迫った攻撃で、RB深澤のTDランが決まり試合を決めた。

 結果は20−3。数字以上に苦戦した内容だった。オフェンスでは、OL、QB小田ともに経験の少なさを露呈した内容だった。ディフェンスも今季リーグ初失点と細かいところでの課題が見えた。ただ前半の劣勢から試合をひっくり返したことは、今後の接戦が予想される強豪校との対戦において、大きな強みになるだろう。


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・菅原コーチ 「試合結果がこうなるのは分かっていた。お互い全力投球したが、うちは細かいファールが多かった。QB小田が前節より動きが固かったの は、サイズもフィジカル面も強い中大に対して多少緊張していたからの ようだ。OLはランをシャットアウトされ圧倒されてしまった。
 ディフェンスはよく頑張ったと思う。フィールドゴールについては 、今まで蹴る機会が少なかったせいかボールにミート していなかった。」
・DT伊倉主将(4年) 「今日の結果は微妙。ハーフタイムは、”勝たないとしょうがない。やるべきことをやろう”と話していた。初の失点は、要所でのDLの反則が原因だろう。中大はOLのDLコントロールが上手く、RB宮幸は良いカットを持っている。しかし、法大のタックルなどのミスは気持ちの問題。この結果を受けとめ反省し、次節までの2週間は一本一本集中していきたい。これは次節だけでなく、全ての試合で言えることだと思う。」
・LB内村(3年) 「今日の試合は良い経験になった。中大は今までとは違うチームだったと思う。オフェンスが今回苦戦していたので、ディフェンスが流れを変えるしかないと思った。自分たちのフットボールをしたかった。次節は、反省点を出してそれを克服し、試合に生かせるようにしたい。気持ちを入れ替えて今まで以上に高いレベルの取り組みをする必要があるだろう。」