2004年度ブロック編成表
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IVY-SAMURAI BOWL
リーグ戦: 早大戦 明大戦 日体大戦 立大戦 一橋大戦 横国大戦
オープン戦: 専大戦 関東学院大戦 関大戦 中大戦

地力の差を見せ付け明大に勝利
10年連続のプレーオフ進出決定

SCORE
チーム1Q2Q3Q4Q
法 大102145
日体大14

 リーグ戦も第5節となり、いよいよ佳境を迎えてきた。今節の対戦相手は関東アメフト界の古豪明大。関東屈指のRB山崎を擁する明大はランベースのOFで法大に襲い掛かる。しかし法大は要所できっちり明大OFを押さえ込み、OFでも序盤こそ攻めあぐねるが、4人のQBを投入するなど、戦術を試しつつ得点を重ね、最終的には41-7できっちりと勝ち星を挙げた。

尚、法大は同日行われた早大−日体大の試合に早大が勝利したため、11月23日に開催されるクラッシュボウルへの出場権を獲得した。

1Q

 法大戸倉のキックで試合がスタート。この開始直後の明大OFシリーズではフレッシュをDE長谷川のQBサックで相手をロスさせ、フレッシュさせずにパントに追い込むが、この際法大が反則を犯したため、オートマチック1stダウンとなる。しかし法大に動揺は見られず、直後にDE杉本の好タックルで明大の前進を阻む。一方の法大OF、この試合、QBで先発出場したのは4年生の永浦。法大はこの永浦のキーププレーを中心としたOFで前進を図る。だが、反則などの影響によりフレッシュこそ成るが、得点につなげることが出来ない。ここでパントに移った法大はTE井芹が絶妙のパントを見せ、相手を一気に明大陣4yds地点まで交代させる。このパントでモメンタムを掴んだ法大は続くDF時にフレッシュを許さず、明大をパントに追いやり、好フィールドポジションを獲得する。そして法大OFはこの敵陣14yds地点からのOFを永浦のキープ、スクランブルで前進すると、最後はオプションからの永浦のキープで先制TDを挙げる。さらに直後に迎えたDFの際はLB森田のロスタックルなどで相手に前進を許さない。しかし続くOF時、永浦→丸田→永浦とつなげるスペシャルプレーを試みるが、丸田のパスが明大DB益戸の手に渡り、ターンノーバーを喫してしまう。

2Q

 2Qに入ると徐々に明大のランオフェンスが通り始める。明大はオプション、TBのパワープレー、QBキープといった様々なランプレーで法大のDFに襲い掛かる。特にTB山崎はパワーを活かし前進を図り、タックルが甘くなり始めた法大はセカンドエフォートも許してしまう。法大もDT高橋のタックルなどで相手を後退させるが、最後は右オープンに展開した山崎がエンドゾーンに到達し、法大は同点に追いつかれてしまう。さらに直後のシリーズで、法大はQBに那須を投入するがラインのプロテクションが持たず明大DFにサックを浴びてしまう。しかし今度はDFが踏ん張り明大にダウン更新を許さず、モメンタムを離さない。続く法大OFシリーズ、フィールドに姿を現したQBは菅原。法大はその菅原のキープ、RB伊藤喜のランなどで前進を図るが得点につなげることが出来ず、前半を7−7で折り返す。

3Q

 後半は法大のレシーブでスタート。最初のシリーズで勝ち越したい法大であったが、ダウン更新に至らず、パントに追い込まれてしまう。しかしDFがSF樋田の好タックルで相手をロスさせ、モメンタムを掴む。続いて迎えたOF時には菅原のロールアウトからのショートパスが次々とWRにヒット。法大は着実にフレッシュしていき、ボールを前に進める。間にQBキープを交えつつゴールライン直前まで攻め込んだ法大は最後に丸田がエンドゾーンに到達し、勝ち越し点となるTDランを決める。さらに直後に迎えた明大OF時にはフレッシュを許さずパントに追いやる。そしてこの際明大のスナップミスで、ボールがフィールド上に転がる。これを法大カバーチームが抑え、絶好のフィールドポジションを獲得する。

4Q

 3Q終盤に得た得点機会を活かしたい法大はSG隊形からのランパス織り交ぜた攻撃で前進を続ける。このシリーズでTDを奪うことこそ出来なかったが、最後はLB飯塚が冷静にFGを決め明大を突き放す。またDFもルーキーのLB内村がスピードを活かしたタックルで明大をロスさせれば、CB大浦も前節を髣髴とさせるスーパーカットでパスを弾き飛ばす。勢いに乗る法大は続いて迎えたOFの際、2度目のプレーでポストゾーンに走りこんだ井上に対して菅原がロングパスをヒットさせ追加点となるTDを挙げる。法大はこの後菅原に代わって登場した市川が冷静に攻撃を指揮し、丸田のTDランにつなげる。さらにSF黒田のインターセプトで再び攻撃権を奪うと市川のドロープレーが的確に決まり、前進してゆくと、最後は市川→永浦→蔵重とつなげるスペシャルプレーで明大を沈黙させるTDを決める。その後も最後まで果敢に攻めた法大はこのまま逃げ切り、明大から勝ちある勝利をもぎ取った。

今後に向けて

 この試合では攻守に渡り多くの1年生が活躍を見せた。もはや法大の新ホットラインともいうべき菅原−戸倉のコンビに加えDFでも樋田、内村、上羽といった選手たちが時には先輩を引っ張る姿も見せている。彼らの成長は法大にとってもかなり大きい。しかし試合自体は前半に法大らしいプレーが出来ず、いらいらさせる場面も多々あった。4Qに大量得点を挙げて結果的には大差がついたが、内容的には相手を圧倒できていたとはいい難いものだった。
 次節はいよいよリーグ最終戦の早大戦。昨年、1昨年と関東学生フットボール界の歴史に残る大接戦を演じてきたが、2年連続して敗北を喫している。今季の早大は波木や神、三島といった関東制覇時の主要メンバーがチームを去っているが、それでも関東リーディングラッシャーの新田潤に加え、吉田、斉藤といったWR陣にタレントがそろっている。今節、早大が日体大に勝利したため、法大、早大共にプレーオフへの切符を手に入れているが、法大は3年連続して同じ相手に敗北するわけにはいかない。目標に掲げる『打倒関西』を果たすためにも全力で勝利を掴み取って欲しい。

コメント

大森監督:「結果どおり。前半と後半のスコアが逆ならもっとよかった。今日もエンジンのかかりが遅い。(次節の早大戦について)3年連続して負けないように頑張る。」

青木助監督:「駄目。今日は上級生のQBを先発させたのに機能していなかった。(次節の早大戦について)ワセダと試合が出来るのがうれしい」