スポーツ法政サッカーTOP> リーグ順位表> 08年4月6日筑波大戦

新チーム、初戦飾れず

筑波ゴールをこじ開けた鴇田 鮮やかなFKを決めた富井

  待望の1点目を決めた鴇田          見事なFKを決め、流れを変えた富井



関東大学サッカーリーグ戦 第1節
法政大学 VS 筑波大学
○2008.4/6 13:50 江東区夢の島競技場 晴れ 観衆250人 



法政大学
前半
筑波大学
後半

 
時間
大学
得点者
アシスト
16分
筑波大
木島 悠
-
32分
筑波大
西川優大
-
37分
筑波大
木島 悠
森谷賢太郎
75分
筑波大
西川優大
古山賢人
83分
法大
鴇田将己
永露大輔
87分
法大
富井英司
-

【警告】

15分【法大】笠原嵩太
52分【法大】石黒庸平
63分【法大】笠原嵩太
64分【筑波大】古山賢人
86分【筑波大】大塚宏晃

【退場】

63分【法大】笠原嵩太

法政大学 筑波大学
12 GK  中根 良(2) GK  碓井健平
DF  新井隆法(4) DF  作田裕次
13 DF  石黒庸平(4) DF  田中秀人
DF  福田俊介(4) 12 DF  須藤壮史
18 DF  笠原嵩太(3) 13 DF  森谷賢太郎
MF  富井英司(3) MF  長沼恭平→古山(30分)
MF  江崎一仁(4)→小島(40分) MF  永芳卓磨→大塚(64分)
19 MF  鴇田将己(3) MF  大塚宏晃
27 MF  永村知哉(2) 14 MF  小澤 司
FW  松島寛季(4)→三木(45分) FW  西川優大→出口(80分)
10 FW  山本孝平(4)→永露(56分) 11 FW  木島 悠
サブ
35 GK  平加 涼(1) 39 GK  佐藤誠一郎
30 DF  上野恭平(2) DF  奈良輪雄太
24 MF  小島宏之(3) 17 DF  佐々木健将
32 MF  鈴木孝司(1) 22 DF  西口誉人
11 MF  永露大輔(3) 20 MF  大塚翔太
25 MF  阿部拓馬(3) 24 MF  古山賢人
20 FW  三木卓哉(3) 10 FW  出口 司
監督
照井博康 浅井 武

※( )は選手の学年です。

<新チームの出陣>
 無念のインカレ準優勝から3ヶ月。昨季、リーグ戦3位、インカレ準優勝とあと一歩のところで優勝を逃してきただけに、今季こそはタイトルを獲得したい法大。今季は「For The TEAM」をスローガンに掲げ、個ではなくチーム一丸となってタイトル獲得に挑む。 しかし、昨季のレギュラーであった本田(現清水エスパルス)、市川(現大宮アルディージャ)ら主力の抜けた穴は大きい。その穴をどう埋めるのか。2008年、新生法大イレブンの戦いが始まった。

 <反撃及ばず>
 開幕戦の相手は昨年同様、名門筑波大。ここ数年は下位に低迷しているチームではあるが今季は監督に風間八宏氏を迎え入れるなど、名門復活に向けて着々と準備を進めている。昨季は2戦2勝と法大には相性がいい相手ではあるが決して侮れない。試合は法大のキックオフで静かに始まった。
 法大は富井、永村を中心に短いパス回しから、筑波大ゴールを目指すも開幕戦の緊張からかうまく繋ぐことができない。FWにうまくボールが収まらず、攻撃の芽を摘まれてしまう。すると試合は早い時間から動く。前半16分、笠原が相手をエリア内で倒し、PKを与える。これを筑波大、木島に落ち着いて決められ先制を許す。その後も防戦一方の法大。32分には西川に中央を破られる。福田、石黒が簡単に振り切られ、追加点を奪われる。37分にも決められて、0対3で前半を折り返す。
 法大は後半に入っても流れに乗ることができない。コーナーキックやフリーキックを福田にあわせ、チャンスを作るも決めきれない。焦りからか後半30分にはDFの裏にロングボールを通され、4点目を奪われてしまう。このままでは終われない法大は38分に左サイドで永露が粘ってあげたクロスを鴇田が倒れながらも決める。42分にもFKを富井が直接決めて2点目を返す。しかし、反撃もここまで。法大のリーグ開幕戦は、黒星でのスタートとなった。

<あとは経験>
 攻守ともにかみ合わず、開幕戦を落とした法大。昨季からのメンバーの入れ替わりや故障者が多く出ていたため、十分な準備ができていなかった。しかし、まだリーグ戦の一試合を終えたに過ぎない。今年からコーチに就任した川勝コーチが「今日の負けは範囲内。後半のようなサッカーが平常心でできるようになればいい。」と言うように負けはしたが長丁場のリーグ戦で無得点では終わらず、最後に2点取れたことは大きい。
 守備には全日本選抜にも選ばれた福田、攻撃には昨季から試合に出続けているエース山本、中盤には富井といった柱はいる。あとは経験こそが今の法大イレブンには足りない。昨季の穴を埋め、経験を手に入れれば、再び法大らしいサッカーを展開する日もそう遠くはない。(高橋儀文)


◆監督・選手の試合後のコメント◆


 

・照井博康監督 「前半の3失点がきつかったです。初めて試合に出た経験不足の選手も7、8人いて入り方とかに緊張が見られました。歯車が狂ってしまいました。プレスをかけれれば良かったです。(ボールを)とったまでは良かったが、その後のパスミスをとられてしまい、中途半端になってしまいました。江崎はけがで交代させました。前のところとは別の場所です。接触の時に痛めたようです。山本はミスパスが多くキレがなかったので代えました。今日のスタメンは1週間くらい前のゲームで決めました。フォーメーションは変えませんが、メンバーは代わるかもしれません。次節は今日の後半のようにやっていきたい。全員でプレスにいくのか引くのか確認する必要があります。練習では崩せているので練習通りにできれば良いと思います。FW、DF共にいま一つで噛み合わなかったです。早めにチャンスで決めとけば良かったです。」
・MF江崎一仁主将(4年) 「(今日の試合を振り返って)前半の入りが空回りしていました。みんな気合いは入っていたんですが。前線のプレスとかバラバラで1つになっていませんでした。自分が出ていた時間が最悪だったんで、自分の責任を感じてしまいました…。(試合後のチームの雰囲気はどうでしたか?) まだ終わったばっかなので落ち込んでいました。よくない時間があったけど後半に2点取り返せて次に繋がったんでそこは良かったです。 (試合中けが箇所を気にしていたみたいですが?)試合中接触したんですが(以前けがした所と)同じところではなくてひざを少し痛めて。その後は思うようにプレーできなかった。でも試合に出てる以上はそんなこと関係ないことです…。(中二日後の次の試合については?)2点取った時間帯のプレーを出していきたい。技術面とかではなく気持ちの問題は2日間で直せることだから、心を1つにして頑張っていきたいです。」
・GK中根 良(2年) 「もっと勝ちたいという気持ちを強く出していかなくてはいけなかったです。DFとの声のかけ合いは練習試合もやっているので意識はしていたんですけど、開幕戦ともなるとDFもいっぱいいっぱいになっちゃうんで自分がもっとしっかり声を出していくべきだったと思います。失点が多いので守備をしっかりして後ろを固めていくようにしたいです。次の国士舘戦も自分のできることをやるだけです。」
・DF福田俊介(4年) 「今日の試合は全然ダメだった。ボール回しとか、体を張るとか単純なことが出来てなかったし、気持ちの面でもダメだった。(こうすべきだったと思われる点は?)もっと声をかけてDFラインを修正すべきだったと思います。次の試合にむけては、負けを引きずらないのと、この試合の結果を謙虚に受け止めて頑張りたいと思います。」
・DF石黒庸平(4年) 「前半は守備でもっと連動してプレスをかけることができればよかったです。後半からは、攻撃もけっこう出来てきたので、次の試合でどうなるかという感じです。(リーグ戦初出場でしたが?)普段の練習試合とかとは違うというのはあったけど、集中してたので、特に緊張はなかったです。次の試合も日にちが近いので、チーム全体で一つになれるように話し合っていきます。前半で3失点というのはめったにないので、逆に切り替えやすいと思うので、切り替えて勝てるように頑張ります。」
・MF富井英司(3年) 「今日は開幕なので気合いをいれてチーム全体で勝つという気持ちをもって戦った。前半は筑波がつないできたので、ガンガン行くことが出来なかった。しっかり前からボールを取れれば良かったと思う。FKとCKは任されているので練習していた。2点目のFKは入って良かったという感じ。次の試合は全力で勝ちにいってもっと良い試合をしたい。」
・MF小島宏之(3年) 「入ったときには3ー0という所だったので、思い切ってやろうと思ってました。江崎さんが45分しかでれないので、ボランチがベンチに2人いて、どっちが出るかはわからなかったけど、準備はしてました。緊張はあまりしなくて、吹っ切れてやることができました。怪我人もだいたい戻ってたけど、江崎さんの怪我がやっぱり大きかったです。今日は勝てなかったので、まず一勝できるように、どんな形でもいいから勝ちたいです。」
・MF鴇田将己(3年) 「(今日の試合を振り返って)前半から通して最後のような動きができれば良かった。まだパスとかずれてたし…、練習で合わせていきたいです。(得点シーンは?)後ろを向いていたけどゴールの近くにいたし、とってやろうって思って打ちました。(次の試合については?)次は絶対勝ちたいです。」
・MF永露大輔(3年) 「(大事な開幕戦を落としてしまったが)勝ちたかったけど、前半で0-3にされてプランが崩れてしまいました。終盤は次の ゲームにつながる試合ができたと思います。(早い時間帯はパスが回せていたが)どちらかと言うとまわされている感じがありました。いい形でシュートに持っていけなくて、あまりいい流れを作れなくてそれで失点してくずれてしまったので残念です。(失点シーンはいずれも裏を取られていたが)同じ形でとられましたね。3点はきついので、1点2点の時にいかに返せるかだと思います。(監督からはどういう指示を受けていたのか)最初はトップで出てたんですけど、自分がタメをつくって仕掛けていって点に絡んで行くように言われました。(永露選手が入る前はサイド攻撃があまり機能していなかったが)前線でタメをつくってサイドに散らしていくようにしてました。自分で結構やれた手応えはあったんですけど、フィニッシュの精度をこれからあげていきたいです。(持ち味のドリブルからアシストが生まれたが)そうですね。でももっと多くのチャンスに絡みたいです。回数を増やしたいです。(国士大戦はどういう試合をしたいか)優勝するチームは連敗しないので、次は勝てるように頑張ります。」
・FW山本孝平(4年) 「前半は相手ペースでなにもできなかった。スタイルや戦い方は今までどおりで、戦う気持ちとかメンタル面が変わった。昨年までは苦しい時間帯でも個で打開する力があった。でも今年はそれがないからチームとして団結して、戦わなくてはいけない。(今季から10番)自分には10番は似合っていない。平さん(現東京ヴェルディ)、市さんとすごい人ばかり。自分はタイプが違うけど負けないように自分らしくプレーするだけ。(自分のプレーを振り返って)今日はトップとして出たが前でボールをキープすることもできなかったし、シュートも打てなかったから交代してしまった。(次節に向けて)中2日での試合だからコンディションを上げていきたい。」
・川勝コーチ 「今日の負けは予想の範囲内。1ヶ月半でチームを作ってきたがメンバーが入れ替わることは2ヶ月キャンプをしているプロでもありえること。いままで数多くの練習試合をこなしてきたがやっぱり本番とは違う。やってみないとわからないというところもあった。プレーのレベルは低くないから平常心でできるようになれば、変わってくる。チーム自体が真面目すぎるから後半みたいなサッカーができればいい。今日はいろんなことが学習できた1日だったからよかった。」